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ホームたべもの安全情報館ご存知ですか?食品の栄養成分表示消費者の方へ 栄養表示ってどう使うの?表示を見るコツは?

消費者の方へ 栄養表示ってどう使うの?
食品の栄養表示ってどう使うの?
表示をみるコツは?
トクホ(特定保健用食品)とか栄養機能食品って何?

表示を見るコツは?
(※旧基準(健康増進法)に基づく表示の方法です。)



このような栄養表示を見たことがありますか?

このような栄養表示がある加工食品には、必ず容器包装を開かないでも見える場所に、関連する栄養成分表示が表示されています。

「カロリー1/2」なら
「カルシウムたっぷり」なら
「脂質控えめ」なら

同じような商品があった場合には、自分がどのような商品が欲しいのかを考えて、栄養成分表示を見ながら商品を購入するとよいでしょう。

栄養成分表示を見るポイントは!

→ポイント1
0(ゼロ)って本当に0?
→ポイント4
→ポイント2    
→ポイント3
たっぷりの基準は?
→ポイント5

こんな表示は? Q&A


ポイント1

この栄養成分表示が100g当たりなのか、1食分当たりなのか、必ず栄養成分表示の欄には重量の記載があります。他の商品と比較する際には、この重量を確認しましょう。
また、多くの商品が100g当たりの量で示されていますが、実際に1回に食べられる量は、本当に少量のものもあります。表示されている栄養成分の量を1回に食べられるわけではありませんので、表示を見るときに注意をしてください。


どちらのエネルギーが少ない?
A
B
重量を見ないでエネルギーだけ比較すると、Aの方が少なく見えますが、栄養成分表示をよく見てみると、実際にはBの方が少ないことがわかります。

ポイント2

  • エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムのこの5項目は、どんな栄養表示をする場合にも必ず表示しなければならない項目になっています。
  • 他の商品との比較しやすいように、表示する栄養成分の順番も単位も決まっています。
  • 炭水化物の代わりに、糖質と食物繊維が表示されている場合もあります。
  • 栄養表示をしてある食品には、左記の1から5まで、必ず表示してあります。
  • このため、「カルシウムたっぷり」といった製造業者側に有利な情報だけでなく、「エネルギーが高い」「脂肪を多く含んでいる」「ナトリウムが多い」などの情報も得ることができます。
  • この表示を見ることによって、消費者の方は、「カルシウムも多くて、エネルギーの少ない食品」等を選ぶことも可能です。
  • ナトリウムは1000mg以上になると、g表示になっている場合があります。
  • ナトリウム=食塩ではありません。ナトリウムを食塩の量と間違えないように気をつけてください。
ナトリウムを食塩の量に換算するには、ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩(g)
例えば、2000mg(若しくは2g)と表示してある食品の場合、食塩量に換算すると約5gになります。

ポイント3

  • ナトリウムの下に、その他の表示したい栄養成分が表示してあります。
  • 「カルシウムたっぷり」と表示してある商品ならカルシウムを、必ず表示することになっています。つまり、含有量を表示していないのに、キャッチコピーのような栄養表示だけをすることはできないことになっています。




→左側の商品名に「カルシウム入り」という栄養表示があるので、必ず栄養成分表示を行わなければなりません。また、カルシウムは強調表示の基準が定められているため、決められた基準値以上含まれている必要があります。→ポイント5へ

→鉄はこの商品の場合には表示する義務はありません。自主的に消費者の方への情報提供として表示しているものです。
→これは栄養成分ではありません。そのため、消費者の方が栄養成分と間違えないように、栄養成分表示の枠外に表示されています。栄養成分でないものの量は、現在のところ表示義務がありません。


ポイント4

0(ゼロ)と表示してよい基準も決められています。このため、この基準を満たしていれば、微量に含んでいても0(ゼロ)と表示することができます。0(ゼロ)と表示してもよい基準値は、こちらをご覧ください。

ポイント5

  • 「たっぷり」「多い」などの高い旨、「含有」「入り」などの含む旨、「無」「ゼロ」などの含まない旨、「ひかえめ」「ライト」などの低い旨などの強調表示は、基準を満たしていないと行うことはできません。
  • 基準の定められていないものについては、「たっぷり」などと強調表示することは製造業者等に任されています。製造業者等に他の食品と比べて多いなどのデータがある場合には、表示することは差し支えないことになっています。
  • 強調表示の基準値は、こちらをご覧ください。

こんな栄養表示は?
(※旧基準(健康増進法)に基づく表示の方法です。)

「砂糖不使用」という表示がある場合は、どういう栄養成分表示になりますか? 甘くないのですか? エネルギーは少ないのですか?
「砂糖不使用」という表示がある場合は、栄養成分表示に「ショ糖」が表示されています。「砂糖不使用」とは、あくまで食品の加工の段階で砂糖を使用していないということを表示しているもので、砂糖(ショ糖)が含まれていないことを意味しているわけではありません。このため、食品本来の成分として砂糖(ショ糖)が含まれている場合には、ショ糖の栄養成分表示を見ることで含有量を確認することができます。

「ノンシュガー」や「無糖」の表示は、「砂糖不使用」とは違うのですか? 甘くないのですか? エネルギーは少ないのですか?
「ノンシュガー」や「無糖」の表示は、糖類を含んでいないということを表示しています。このため、栄養成分表示に「糖類」が表示され、食品100g当たり(飲料100ml当たり)、糖類※1を0.5g未満しか含んでいない場合にのみ、この表示を行うことができます。
「砂糖不使用」と違うところは、砂糖以外の糖類も含んでいないということです。
ただし、これらの食品は、糖類を含んでいませんが、糖アルコール※2を含んでいる場合があります。このため、無糖という表示がある場合でも、「甘み」がある場合もあります。 糖アルコールを使用している場合でも、糖アルコールは糖類に比べて一般的に「エネルギー」が低いため、低カロリーになる場合が多いのですが、実際の「エネルギー」については、栄養成分表示を確認するようにしましょう。

※1 糖類
栄養表示基準では、単糖類又は二糖類であって、糖アルコールでないものと規定されています。
ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、ショ糖などがこれに当たります。
※2 糖アルコールとは
低甘味料として使われているキシリトール、ソルビトール、マルチトール(還元麦芽糖)、エリスリトールなどの総称です。

「甘さ控えめ」という表示は、エネルギーが少ないのですか? 「ノンシュガー」や「砂糖不使用」の表示とは違うのですか?
「甘さ控えめ」の「甘さ」は、味覚に関する表示のため、栄養表示とはみなされません。このため、栄養成分表示をしていないものもあります。「甘さ」は糖類が少ないという意味でもないため、エネルギーが少ないかどうかは、この表示自体ではわかりません。
 確実にエネルギーの少ないものを選びたい場合には、栄養成分表示を行っている商品を選んだり、製造業者等に確認するとよいでしょう。

「うす塩」「うす塩味」「減塩」「塩味控えめ」「塩分控えめ」は、どれも同じ塩分の量ですか? 本当に塩分が少ないのですか?
「うす塩」「減塩」「塩分控えめ」は、すべてナトリウムが少ないという強調表示になります。単純にその商品の塩分が少ないという絶対表示の場合には、その商品100g当たりのナトリウムが120mg(食塩に換算すると0.3g)以下になっています。また、他の商品と比較してその商品の塩分が少ないという相対表示の場合には、他の商品100gと比べてその商品100g当たりのナトリウムの量が120mg(食塩に換算すると0.3g)以上少なくなっています。どちらの場合でも、栄養成分量の表示がありますので、ナトリウムの量を確認してみてください(ナトリウムから食塩への換算方法はこちら)。
 なお、「うす塩味」「塩味控えめ」は、同じような表現ですが、味覚に関する表現になってしまうため、強調表示の基準を守る義務も、栄養成分量を表示する義務もありません。このため、実際の塩分量が少ないかどうかはわかりません。「うす塩味」と表示されているものを買ったのに、実際には食塩の量は他のものと変わらなかったということもあるので、要注意です。

「食塩無添加」という表示がある場合は、どういう栄養成分表示になるのですか? 食塩は含んでないのですか?
「食塩無添加」という表示がある場合は、栄養成分表示に「ナトリウム」が表示されています(基本的に栄養成分表示をする場合に表示しなければならない項目です。)。「砂糖不使用」と同様に、あくまで食品の加工の段階で食塩を使用していないということを表示しているもので、食塩が含まれていないことを意味しているわけではありません。このため、食品本来の成分として食塩やナトリウムが含まれている場合には、ナトリウムの栄養成分表示を見ることで含有量を確認することができます。

「○○と比べて低カロリー」「減塩しょうゆ」などの表示のあるものは、単純に強調表示の基準値を満たしていないものもありますが、これはいいのでしょうか?
「○○と比べて低カロリー」「減塩しょうゆ」など、他と比較した表示(「相対表示」といいます。)の場合には、単純に強調表示の基準値を満たしてはいません(単純に強調表示の基準値を満たしている表示を「絶対表示」といいます。)。例えば、「減塩しょうゆ」の場合、強調表示を満たしたしょうゆを作ろうとすると、しょうゆの味ではなくなってしまいます。
 このため、自社の従来品や一般的な栄養成分量(五訂食品成分表による)と比較して、ある一定以上の増減量がある場合には、きちんと何と比べているのか、どのぐらい増減量があるのかということを明記した上で、強調表示をすることができることになっています。
 この場合のある一定以上の増減量とは、強調表示の基準値のうち、「強化」「増」など多くなった旨の場合には、比較対象品と比べて「含む旨の基準値」以上増えている必要があります。「減」「カット」など少なくなった旨の場合には、比較対象品と比べて「低い旨の基準値」以上減っている必要があります。強調表示の基準値はこちらをご覧ください。
 このような相対表示の場合、単純に多い・少ないというわけではないため、必ず栄養成分表示を確認しましょう。

例) 「当社従来品のチョコレートに比べて低カロリー(カロリー1/2)」という表示のあるチョコレートの場合
 
当社従来品のチョコレートが100g当たり500kcal
今回の低カロリーチョコレートが100g当たり250kcal

その差は250kcal
単純に「低い旨の基準値」は100g当たり40kcal以下であるため、「絶対表示」ではこのチョコレートは基準値を満たしていません。しかし、比較対象品と低減量が明記され、その差が40kcal以上あるため、低カロリーという相対表示の基準値を満たしていることになります。

「ふりかけ」など、1回に少量しか食べないものでも、「カルシウムたっぷり」などの強調表示をすることができるのですか? 少量しか食べないものは、表示をどう活用すればいいのですか?
1回に少量しか食べないものでも、100g当たりで強調表示の基準を満たしていれば、「カルシウムたっぷり」などの強調表示をすることができます。ただ、確かに1回当たりが少ないため、100g当たりではたっぷりの量でも、1回にはそれほど多くの栄養成分量をとることができません。商品によっては、1回量当たりの栄養成分量を表示してあるところもありますので、参考にしてみてください。
 また、確かに少ない量でも、自分に不足している栄養成分を積極的に取り入れようという意識は、大切なことです。少しずつの積み重ねが大切です。

 「レモン3個分のビタミンC」「レタス1個分の食物繊維」などという表示がある商品には、「レモン」や「レタス」の栄養成分がそのまま入っているのですか?
いいえ、全ての栄養成分が入っているわけではありません。
 例えば「レモン3個分のビタミンC」という表示があった場合には、レモン3個分に相当する「ビタミンC」の量が含まれているということです(レモン1個分のビタミンCは、概ね20mgで換算してあります(ビタミンC含有菓子の品質表示ガイドラインより)。)。
 ビタミンC以外の栄養成分については表示してある栄養成分量を確認してみてください。
  「レタス1個分の食物繊維」の場合はどうでしょうか?「レモン1個分のビタミンC」についてはガイドラインがあるため概ねの量が定まっていますが、それ以外のものについては基準がありません。「レタス1個分の食物繊維」という場合には、概ねレタス1個分に相当する「食物繊維」の量が含まれているということになります。レタス1個分の食物繊維は、レタス1個の重さから日本食品標準成分表2010で算出しています。レタス1個分の重さが何gかは、通常は一般に市販されている標準品の重さを使用している場合が多いと思われますが、すべての商品が同じ重さを使用しているわけではありません。実際の食物繊維の量は、栄養成分量を確認してみてください。 このように果物や野菜とその商品に含まれている栄養成分の量を比べる表示は増えてきていますが、「その栄養成分を多く含んでいる果物や野菜と比較しているわけではない」という場合も多いというのが事実です。他の果物や野菜なら、もっと少ない量でその栄養成分をとれる場合もありますので、日本食品標準成分表2010などを参考にしてみてください。


どんな栄養成分でも、たくさんとればいいの?
どんな栄養成分でも「たくさんとればいい」というわけではありません。現在の食生活では過剰にとりすぎている栄養成分もありますし、食事は人によって偏りがあります。一概には言えませんが、現在、都民が1日にとっている平均的な栄養成分量については、東京都民の栄養状況を参考にしてください。
 ご自身にどんな栄養成分が不足しているのか、どんな栄養成分が過剰なのかということは、最寄の保健センター等の栄養士にご相談ください。特に、ビタミン・ミネラルなどのサプリメントを過剰にとる人が増えてきています。過剰にとりすぎると、弊害がでてくる栄養成分もあります。また、とりすぎた分は体に蓄えられずに排出してしまう栄養成分もあります。自分に何が必要なのか、自分の食生活をきちんと考えた上で、そのようなサプリメントを使用するようにしましょう。
 なお、いわゆる健康食品を摂取するときの注意事項については、こちらをご覧ください。

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