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株式会社ゼネラルパートナーズ ヘルプマークの認知度・利用状況に関する調査を実施

 ゼネラルパートナーズは障害者専門の人材紹介会社として創業し、「就職・転職サイト」「障害別の教育・研修事業」「就労困難な障害者による農業生産事業」など、幅広い事業を展開しています。また、事業活動のほか、障害のある当事者の声を社会へ発信するため、調査・研究機関「障がい者総合研究所」を運営しています。
 このたび、同機関では、ヘルプマークの認知度や利用状況・その課題を明らかにするため、障害者379名に対し、アンケート調査を実施しました。

<調査結果サマリー>
[1] 約半数がヘルプマークを「知っている」と回答
[2] ヘルプマークを知っていても、実際に利用したことがある人は22%
[3] ヘルプマークを知らない人のうち、今後「利用したい」という人は約半数

 調査の結果、上記のように障害者の約半数がヘルプマークを知っているものの、利用したことのある人は約2割に留まっていることが判明しました。また、ヘルプマークを利用していない主な理由としては、「入手方法がわからない」という回答が最も多く、「利用時の周囲の反応が気になるから」「認知不足により役に立たないと思うから」という理由で利用したくないと考えている人も多いことがわかりました。
 一方で、ヘルプマークを利用したことのある人からは、「公共交通機関で席を譲ってもらいやすくなった」という声も挙げられています。このことからも、ヘルプマークの目的である『外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせ、援助を得やすくなること』に一定の効果があるものと思われます。
 ゼネラルパートナーズでは、今後も定期的にヘルプマークの認知度・利用状況について調査を実施し、広く社会に発信していくことで、ヘルプマークの認知度向上および利用拡大に寄与していきたいと考えています。
 調査の詳細は、障がい者総合研究所のホームページをご確認ください。

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