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民間企業各社で取り組みが広がる
東京都、ヘルプマークの啓発のため民間企業との連携拡大
継続的な普及促進を目指す

 東京都は2014年10月1日(水)より、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など援助や配慮を必要としている方々を対象に配布されている「ヘルプマーク」の普及推進を強化しています。この度、東京ガスでは社内でのポスターの掲出にはじまり、社内研修でヘルプマークを取り上げるなど、認知と理解促進を図っていただきました。また日本アビオニクスでも、社内でのポスター掲出にご協力いただいています。

 この約半年間、東京都は複数の民間企業との官民連携を進め、ヘルプマークの存在をより多くの方に知っていただけるよう努めました。今後も民間企業との連携を深めるとともに、ヘルプマークの存在・意義が広く都民の方へ認知されるよう継続的な啓発活動を行ってまいります。

■東京ガスとの取り組みについて

 東京ガスは3月9日から13日に本社ビル2階の受付前ロビーにて、人権ポスター展を実施しました。社内外の人々が行き交う場所で、人権に関わるポスターとともにヘルプマークのポスターも展示し、より一層のマークの認知・理解促進を図りました。また3月12日には「会社、社会をユニバーサルデザインに!~はじめの一歩~」と題して、2014年度人権勉強会を開催し、NHK手話ニュースキャスターの中野佐世子氏を講師に招き、ヘルプマークを含む、配慮が必要な方へのさまざまなマークを紹介しました。
 東京ガスでは「人権尊重」、「元気の出る職場づくり」の実践を通した働き甲斐と組織力の向上を目ざして、人権啓発活動に取り組んでいます。今回の取り組みを受けてコンプライアンス部コミュニケーション支援室の村田裕子氏は「より多くの人がヘルプマークを知ることで、配慮が必要な方への思いやりのある行動が増え、暮らしやすい社会になることを願っている。」と語るなど、今後も継続的な連携を図ることが期待されます。

人権に関わるポスターとともにヘルプマークのポスターも展示

■日本アビオニクスとの取り組みについて

 エレクトロニクスの総合メーカーの日本アビオニクスとの連携は、高齢者や障害者にとって煩雑かつ複雑な駅構内の移動に問題意識を持っていた日本アビオニクスのご担当者に、ヘルプマークの趣旨に賛同いただくことでスタートしました。
 そして3月初旬より、本社(品川区)のみならず各事業所、支店及びグループ会社を含む9拠点(約15箇所)でヘルプマークの啓発を目的としたポスターが掲示され、中旬には社内イントラネット等を活用した取り組みが開始されました。
 社内イントラネットでは、「地球規模で考え、足元から行動せよ」という標語を掲げる日本アビオニクスが社会貢献活動の一環としてヘルプマークの啓発推進のためのポスター掲示を行っていること、ポータルサイトでの啓発などを通して、「思いやる行動」の全従業員への周知と徹底を呼びかけています。

各拠点での掲出の様子

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