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髄膜炎

乳幼児期の突然の発熱は多くの原因で引き起こされるが、その中で特に注意しなければならない病気の1つが髄膜炎・脳炎。髄膜炎は、ウイルス、細菌などの感染によって起こるが、ウイルス性より細菌性のほうが重症化しやすく、後遺症を残すことがあるため、早期発見・早期治療が重要となる。風邪、おたふくかぜなどで身体の抵抗力が落ちたときに、髄膜炎になるケースが多く、麻疹(はしか)や風疹(3日はしか)などの合併症として起こることもある。髄膜炎・脳炎には多くの種類があるが、「感染症法」に分類されている主な疾患を以下にあげる。ウエストナイル熱(ウエストナイル脳炎を含む)、日本脳炎、クロイツフェルト・ヤコブ病、髄膜炎菌性髄膜炎、細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎など。

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