入院時に必要なものは?
必要な書類の数は医療機関により若干の違いがあります。また名称も、例えば「入院申込書」は「入院承諾書・入院誓約書・入院証書」などさまざまですが、基本的に下記の書類などが必要になります。
はじめての病院へ入院した場合はできるだけ早く、予約入院の場合は当日に提出します。
主な必要書類
自分で用意するもの
- 健康保険証
- 母子健康手帳
- (マル乳)など各種医療証
- 限度額適用・標準負担額減額認定証(該当者)
- 限度額適用認定証
- その他(現金・入院保証金・緊急連絡先・印鑑等)
医療機関で用意するもの
- 入院申込書
- 入院保証書
- 手術承諾書(入院中に手術する場合)
一言メモ
入院保証金の金額は医療機関によってさまざまで、不要なところもあります。退院時に精算されるので、もらった「預かり書」 はなくさないようにしましょう。
入院して医療機関からもらった書類は、捨てないで必ず保管しておきましょう。その後に入院したときの参考になります。
入院生活の心配事、手続きや医療費などの相談は、医療ソーシャルワーカー(MSW)や医事課職員などに相談しましょう。
入院時に伝えたいこと
現在、服用している薬は、入院時に持参し、その旨を医師や看護師、薬剤師へ伝えておきましょう。
アレルギーがある薬、食品、食べられないものは入院時に伝えておきましょう。
児童の面会は……
ほとんどの小児病棟では、感染予防のために15歳未満の子供は面会することができません。急病のときと同様に、前もって兄弟姉妹をあずかってもらえる手立てをしておきましょう。
参考 病院や診療所で働く主なスタッフ
- 医師・歯科医師
- 病気やケガの診察・治療
- 看護師・准看護師
- 療養上の世話と診療の補助
- 助産師
- 分娩の介助、妊婦・産婦・新生児の世話
- 診療放射線技師
- レントゲンやCT などの検査や治療で使う放射線の照射・撮影
- 臨床検査技師
- 血液検査や心電図検査などの臨床検査
- 管理栄養士
- 食事のメニューづくりや患者の栄養指導・相談
- 薬剤師
- 処方箋や注射指示箋に基づく調剤、服薬説明
- 医療ソーシャルワーカー(MSW)
- 社会福祉の立場から、入院中や退院後の心理的・社会的・生活上の問題の相談・援助
- 歯科技工士
- 義歯・歯冠・矯正装置などの製作・修理
- 歯科衛生士
- 歯科の診療補助・予防処置、口腔ケアなどの保健指導
- 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、視能訓練士(ORT)
- リハビリテーションなどによって生活動作や運動・言語・視力機能などの向上を指導