トップページ病気・ケガ
脳と脊髄(背骨の中を通る神経)の表面をおおっている髄膜と呼ばれる膜に、ウイルスや細菌などが感染して起こる病気です。乳幼児に多くみられ、ほとんどが風邪、おたふくかぜなどのウイルスの感染によって、体の抵抗力が落ちたときに起こります。
高熱、頭痛、嘔吐、首の後ろが突っ張る、不機嫌、頭や足をもち上げたりするとひどく嫌がる、ちょっとした光や音で泣いたりする、うとうとする、ひきつけ など。
赤ちゃんの髄膜炎は、大泉門(頭の骨がまだくっついていないへこみの部分)がコブのようにパンパンにはれることがあります。
急いで医療機関を受診しましょう。
入院による治療が基本。ウイルス性の髄膜炎は症状が軽いことが多く、通常は1週間ほどで治ります。
ウイルス性の髄膜炎ではほとんどありません。細菌性の髄膜炎では、学習障害、難聴などの後遺症が残ることがあります。
細菌性の髄膜炎の約80%をヒブ菌と肺炎球菌が占めており、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの接種が予防には効果的です。
ふとももの骨(大腿骨)の上部先端部分(頸部)の骨折です。(イラスト参照)
高齢者、特に女性。40歳ころから年齢とともに増加し、70歳をすぎると急激に増加します。
ほとんどが「骨粗鬆症」のある「高齢者」が「転倒」して起こります。
骨粗鬆症は、骨の密度が低下して、骨がスカスカになってもろくなる病気です。
脚のつけ根が痛み、歩けなくなります。脚を動かすと痛みが強くなります。骨折が不完全な場合は、それほど痛まないこともあります。
急いで医療機関を受診しましょう。
ほとんどが入院して、できるだけ早く手術(骨接合術・人工物置換術など)をすることになります。
リハビリテーションなどによって機能の回復を目指します。大腿骨頸部骨折は、脳卒中などと同様に「寝たきり」の大きな原因となりますので、十分に注意が必要です。
トップページへ