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突然のけがや病気は、だれの身にも起こり得ることです。わかっていても私たちはどこかで「自分だけは」と思っていたり、「考えたくない」と後回しにしていたり。あなたは、緊急時の対応方法、受けられる医療システム、安心して医療を受けるための健康保険のしくみなど、大切な情報を知っていますか。いざというときに困らないために、3つの家族の体験談を通して確認していきましょう。
都内在住のTさんは、32歳の専業主婦。小学校の先生をしている35歳の夫と、今月ちょうど1歳の誕生日を迎えた長男のKちゃんとの3人暮らしです。
Kちゃんは、これまで特に大きな病気をすることもなく、すくすくと育っていました。健康診断や予防接種は、自宅近くの診療所で受けています。
そんなKちゃんでしたが、ある日の夕方、突然熱を出して、夜まで診察を行なっている診療所に受診したところ、救急病院へと移されました。
髄膜炎でした。…………
S君は、父(45歳)、母(41歳)、小学6年生の妹(12歳)、祖母(67歳)と、都内に暮らす高校1年生(16歳)。
両親はコンビニエンスストアを経営し、24時間、休日なしの営業に、経営から接客まで役割を分担し合って毎日忙しく働いています。祖母は主に、家事を担当。特に料理自慢で、S君もおばあさんの味が大好きです。
そんな祖母が、ある日、室内のちょっとした段差に足をとられて転倒、骨折してしまいました。大腿骨頸部骨折でした。……
都内在住のMさんは、60歳の専業主婦。66歳の夫は6年前に会社を定年退職し、一男一女はすでに独立。夫婦2人の第二の人生を、趣味やボランティアを楽しみながら、年金で暮らしています。
夫は、在職中に会社の健康診断で、血糖値と血圧が高めといわれていましたが、特に治療は受けていませんでした。そんなある日、久し振りに夫婦で散歩に出かけたところ、夫が突然にふらふらと倒れてしまいました。
脳卒中でした。………
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