東京都摂食・嚥下機能支援推進マニュアル
東京都では、平成22年度東京都8020運動推進特別事業として、「東京都摂食・嚥下機能支援推進マニュアル」を作成いたしました。
摂食・嚥下障害は、口から食べる楽しみを奪って生活の質を損なうばかりでなく、低栄養、誤嚥性肺炎、窒息の原因等、重大な疾患の原因ともなる障害です。そのため、摂食・嚥下機能支援には、障害への気づき、評価、リハビリテーションといった対応が必要となることから、医科・歯科・コメディカルスタッフや介護職、そして家族をも含めた多くの人々の連携が不可欠です。
そこで、都は、平成20年度から社団法人東京都歯科医師会、社団法人東京都医師会にご協力いただきながら、実際に専門的な評価を行い、リハビリテーションのために様々な指導ができる医師・歯科医師を育成し、併せてチーム医療の推進のためのコメディカルスタッフの育成を進めてきました。また、北多摩西部保健医療圏におけるモデル事業を通して、摂食・嚥下機能支援の仕組づくりに取り組みました。
本マニュアルでは、都におけるこれまでの取組のエッセンスと推進策の概要を示し、併せて先進的な取組事例を多数紹介しておりますので、ご活用ください。

東京都摂食・嚥下機能支援推進マニュアル【表紙】 PDF : 109KB
東京都摂食・嚥下機能支援推進マニュアル作成委員会委員 PDF : 57KB
マニュアルの内容
・まえがき
・はじめに
・マニュアル作成の目的
第1章 地域連携の新たなテーマ「摂食・嚥下機能支援」を進めるために
1 今なぜ、摂食・嚥下機能支援か?
(1)高齢社会と摂食・嚥下機能障害
(2)脳卒中に伴う嚥下障害への対応とその問題点(胃ろうの造設・的確な評価の不在)
2 地域連携システムとしての摂食・嚥下機能支援事業
(1)摂食・嚥下機能推進協議会の役割
(2)摂食・嚥下機能支援における多職種協働とは何か?なぜ多職種連携が必要なのか?
(3)評価医・コメディカルスタッフの育成 求められるスキルと研修プログラムの考え方
(4)嚥下内視鏡検査(VE)について
[1]在宅医療における嚥下内視鏡検査(VE)の活用について
[2]嚥下内視鏡検査(VE)の実施にあたっての留意点
[3]嚥下内視鏡検査(VE)の合併症と対応
(5)事例検討会 多職種連携による摂食機能支援
(6)摂食・嚥下機能支援センターにおける窓口機能
3 東京都が進める「摂食・嚥下機能支援」
(1)人材の育成(平成20年〜22年度)
(2)モデル事業による仕組づくり
(3)摂食・嚥下機能支援推進事業の展開に向けて(平成23年度〜)
○ 「摂食・嚥下機能支援推進事業」を活用した展開例
第2章 摂食・嚥下障害に対するアプローチの実際
1 小児に対するアプローチ
2 認知症患者に対するアプローチ
3 急性期病院におけるアプローチ
4 回復期リハビリテーションにおけるアプローチ
5 在宅医療におけるアプローチ
○ かかりつけ医
○ かかりつけ歯科医
○ 訪問看護ステーション
6 特別支援学校におけるアプローチ
第3章 先進的事例に学ぶ
1 厚木市を中心とした摂食・嚥下機能支援の地域支援
2 豊島区口腔保健センター「あぜりあ診療所」が核となって進める摂食・嚥下機能支援
・提言
・コラム
・資料
・あとがき
・東京都摂食・嚥下機能支援推進マニュアル作成委員会委員名簿
お知らせ
東京都庁第一本庁舎3Fの都民情報ルームにおいて、有償頒布いたします。(平成23年4月中旬予定)
お問い合わせ
このページの担当は 医療政策部 医療政策課 地域医療対策係 です。
東京都福祉保健局 〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号