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R5年度 合格体験記

これから受験を目指す皆さんへ、令和5年度に板橋看護専門学校に入学した1年生からのメッセージです。

社会人入学試験

 受験勉強は主に社会人入試に絞って対策をしていました。10月の一次試験に向けて勉強方法を考え始め、予備校の資料を集めたのは2月ごろでした。とはいえ、社会人入試の合格枠はそう多くありません。並行して一般入試の対策も行わなくてはならないと思い、一時は予備校に通うことも視野に入れていました。しかし当時はフルタイムで働いており、現実的ではありませんでした。最終的に小論文のみの通信講座に申し込み、それと一緒に一般入試用の教材(国・数・英)を購入し、後者は自己学習で対策をすることにしました。小論文は、自分の経験や思いをただ書けば良いというものではなく、出題された題材に沿って考えを論じなくてはなりません。内容を考える以前に、この形式に慣れる必要がありました。これにはまず型の種類を知ることから始め、数をこなしていくことで次第に慣れていきました。
 内容については、過去問から出題傾向を知ることは大事ですが、書く内容を暗記して、勘に頼るというのは得策ではありません。出題されそうな題材に関心を向け、自分の意見をまとめておくことが必要です。医療倫理や終末期に関することは常日頃から意識していました。それ以外の内容については意識的にニュースを見たり、記事を調べたり本を読んだりすることで対策しました。しばらくして自分の文章の傾向や癖が掴めたあとは、講座と平行し、過去問も解いていきました。さらに入試前の1週間は、新たな知識をインプットするのではなく、講座で指摘された箇所を見直しました。具体的には、言葉遣いが口語になっていないか、段落や漢字は適切かといった基本的なところから、全体的に自分の意見に整合性がとれているかといった構成のところまで細かく見直しました。どこが不十分だったのかが理解できたらもう一度構成や主張を考え直し、書き直すところまでを本番までにできるだけ行いました。
 論文と並行して一般入試対策も続けていましたが、フィードバックが無い状況での自己学習に限界を感じていました。それについては、9月ごろ模試を受験することで解決できました。得意科目は評価を受けることによってモチベーションが上がり、苦手科目は結果が可視化されることで、より自分の傾向に特化した対策を行うことができたと思います。
  進学すると決断してからの一年余りを振り返ると、周囲の協力があったからこその今なのだと、改めて感じます。社会人枠で看護師を目指そうという方は、それぞれの信念を持っている方が多いのではないでしょうか。それを信じ、諦めずにいれば、結果はおのずとついてくると思います。皆様のご健闘を、心よりお祈りしています。

推薦入学試験

 高校2年生の夏休みから、様々な看護学校の説明会や看護体験に参加しました。その中でも板橋看護専門学校は構内設備が充実していること、国家試験対策などを含めた教育体制、幅広い就職先に魅力を感じ、志望する事を決めました。推薦入試に向け、まずは小論文対策として、塾で貰ったワークを中心に進めていきました。過去問題も並行して学習していきました。塾の先生だけではなく、高校の先生からもアドバイスを頂き、より説得力のある文章が作れるようにしました。小論文は自分の中で型を決めておくと、時間に余裕を持って書くことができると思います。本番は緊張して何を書いたらいいのか分からなくなってしまうかもしれませんが、まずは課題文の要点をしっかり抜きだしてから文章を作り始めると良いと思います。
 面接練習は学校の先生を相手に沢山練習をしました。まず考えておくべきなのは志望理由と看護師を目指した理由です。この2つは願書記入の際にも重要になってくるので改めて自分の考えを整理しておくべきだと思います。面接練習を始めたばかりの時は質問に対して言葉が出ないこともあり、質問内容と自分の意見が上手く噛み合わないことも沢山ありました。しかし何度も練習を重ねていくうちに、自分の意見を的確に伝えられるようになり、初めての質問に対しても、言葉が出てくるようになりました。面接が1番緊張すると思います。小論文に自信がなくても気持ちを切り替えて面接に集中する事で良いパフォーマンスが出来ると思います。
 面接では笑顔を1番大切にすることで自信もついてきます。自分はこの学校で勉強していくのだ!という強い意志を面接官にしっかり伝えられるように本番は落ち着いて頑張ってください。

一般入学試験

 私が都立板橋看護専門学校を志望した理由は、国家試験合格率の高さや模擬病棟などの設備が整っており、夢に向かって集中して学べる環境であると考えたからです。一次試験については、過去問題を入手して、「国語]「数学」「英語」各教科の傾向を把握することから始めました。「国語」は、一般的な漢字の読み書き、文章の読解力をつける勉強をしました。「数学」は、出題範囲が広いので、公式を覚え、また基本問題や発展問題など解き方を繰り返し練習しました。「英語」は単語や文法などの基礎知識をつけ、できるだけ毎日英語の記事や文章問題を読む時間を作りました。全教科とも限られた時間内に問題を解くことに慣れるため、時間を測定し問題を解く練習を繰り返しました。また、過去問題だけではなく、一般的な看護学校向けの問題集の書籍も活用し知識を付けました。本番前に見直すために、自分が大事だと思ったことをまとめたノートを各教科ごとに作成し、試験開始の直前まで確認をしました。
 二次試験は予備校の先生や周囲の方と模擬面接をし、質疑応答ができているか、言葉遣いや態度面も含めてチェックをしていただきました。志望動機については、面接官に自分の意見を分かりやすく伝えられるようにまとめ、準備をしました。また、自分の経験や性格で看護師として生かせる長所を考えておきました。
 受験勉強を進めるうちに、不安になった時には、自分自身が都立板橋看護専門学校に入学して、楽しく勉強している姿、看護師として働く姿、未来の良い自分のイメージをすることで不安を払拭しました。実際に入学して感じていることは、学習の環境が整っていることはもちろんですが、一緒に目標に向かって頑張る仲間が励みになること、信頼できる先生方がいらっしゃることは心強く、本当に頼りになるということです。ぜひ、一緒にこの都立板橋看護専門学校で勉強しましょう。

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このページの担当は 板橋看護専門学校 教務担当 です。

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