「介護保険」とか「介護予防」という言葉をきくと、中年期の方々は「あまり関係がないだろう」「遠い将来の話だろう」と、つい考えがちです。
 しかし、要介護になる原因をみると、中年期の健康づくりや、生活習慣病への備えができていれば、要介護になるのを防ぐことができたケースが多いことに驚かされます。
 「介護予防」は、なにも高齢者だけの問題ではありません。40代、50代を迎え、ちょっとした体力や気力の低下に気づいた時が、チャンスなのです。
 ぜひ、中年期を豊かな老後に向けての出発点としていきましょう。

鈴木隆雄(東京都老人総合研究所副所長)