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東京都におけるデング熱の発生事例と蚊媒介感染症

東京都におけるデング熱の発生事例

平成26年8月27日、厚生労働省から、デング熱の患者が確認されたとの発表がありました。当該患者は海外渡航歴がないことから、国内でデング熱に感染したと考えられるとのことでした。
以降、海外渡航歴がないにも関わらずデング熱に感染したという患者の報告が相次ぎ、最終的には国内で162人の患者が確認されました。
今回の事例は、患者の多くが都立代々木公園を訪れていたこと、同公園における蚊のウイルス調査の結果、デングウイルスを保有した蚊が確認されたことから、同公園が感染場所であると推定されています。
しかし、患者の中には、都立代々木公園を訪れていないにもかかわらず、デング熱を発症した方が確認されているとともに、都立代々木公園以外でも、デングウイルスを保有した蚊が確認されています。
蚊が媒介する感染症はデング熱以外にも存在することから、今後も感染症媒介蚊対策を推進していく必要があります。

蚊が媒介する感染症

蚊が媒介する感染症には、デング熱以外にも、ウエストナイル熱、チクングニア熱、マラリアなどがあります。
ウエストナイル熱は、ウエストナイルウイルスを保有する蚊に刺されることで感染し、発熱や脳炎を引き起こします。米国及びカナダで1999(平成11)年以来、感染が広がっており、現在も流行している状況にあります。
チクングニア熱は、チクングニアウイルスに感染した蚊に刺されることによって起こるウイルス感染症で、発熱、発疹、関節痛の3つの症状が特徴的であり、急性症状が軽快した後も、数週間~数年にわたってリウマチに似た関節痛や腫脹、圧痛が続くことがあります。
マラリアは主に熱帯から亜熱帯に分布し、ハマダラカがヒトにマラリア原虫を媒介することにより感染する寄生虫症で、主な症状は、発熱、貧血、脾腫です。
各疾病の詳細は、東京都感染症情報センターのホームページをご覧ください。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。蚊媒介感染症(東京都感染症情報センター)

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