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5 ホルムアルデヒドとはどんな物質ですか

 ホルムアルデヒドはヒトの粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みやせきなど、シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質です。

 室内での主な発生源は「合板」です。住まいには壁、天井、押入、床フローリングなど多くの場所に合板が使用されています。また、タンスや食器棚など木製家具にも多く使用されています。最近の建材は、ホルムアルデヒドの使用を抑えているため、放散量自体それほど多くありません。しかし、数年前まで樹脂や接着剤の原料として広く使用されていたため、10年以上経っても放散が続くことがあります。

グラフ 繊維板の品質(9年度と12年度の比較)

グラフ 家具に使用されている合板(14年度調査)

 平成15年7月からの改正建築基準法では、ホルムアルデヒドを含む建築材料は規格によって使用する面積が制限され、さらに機械換気の設置が義務づけられました。

 
材料の区分 表示記号 JIS JAS 使用制限
(法規制対象外) F☆☆☆☆ 制限なし
第3種ホルムアルデヒド
発散建築材料
F☆☆☆ 使用面積が制限される
第2種ホルムアルデヒド
発散建築材料
F☆☆ 使用面積が制限される
第1種ホルムアルデヒド
発散建築材料
旧E2、Fc2
又は、表示なし
使用禁止

お問い合わせ

このページの担当は 健康安全部 環境保健衛生課 調査担当(03-5320-4493) です。

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