医療機器安全性情報ネットワーク
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医療機器ユーザーノート
医療機器ネットワークでは、医療機器の取扱い基本的事項をまとめたリーフレット、「医療機器ユーザーノート」を作成しました。医療機器事故を未然に防止するためにも、ぜひ院内で活用していただきたいと思います。
「人工呼吸器チェックリスト」
チェック項目付き解説「人工呼吸器を使用される方へ」を作成しました。
医療機器の安全対策
近年、医療事故に対する社会的な関心が高まっています。実はこれらの事故の中には、医療機器の不適切な使い方や機器の不具合等が原因となっている事例が少なくありません。
医療機器に不具合が発生した場合、これらの製造販売業者は薬事法に基づき国に報告し、国は回収(改修)指示など必要な安全対策を行っています。
しかしその一方で、医療機器に関する疑問や不具合が予想される場合などは、当該医療機関やメーカーが個々に対応してきたのが現状です。
そこで、東京都は「医療機器安全性情報ネットワーク」を構築しました。
このネットワークは、都内の協力医療機関及び当該医療機関で使用されている医療機器の製造業者に呼びかけてスタートしました。
このような試みは全国で初めてです。
1 ネットワークを構築した目的
本ネットワークは、医療機器の安全性の向上を図り、都民の健康被害を未然に防止することを目的としています。医療機器に関係する各機関が情報を共有、相互に検討することで、医療事故防止に役立てます。
医療機器安全性情報ネットワークの概念図のPDF PDF : 417KB
2 ネットワークの概要
(1)医療機関、メーカー及び東京都が構築する、インターネットとTAIMSを利用した情報ネットワークです。
(2)医療機関が書き込んだ初期情報(ヒヤリ・ハット事例など)を相互に検討したり、類似事例と比較するなどして、医療機器の「不具合事例」の早期発見に努めます。
(3)検討の結果、医療機器の改良提言などがある場合は、必要に応じて東京都が国、関係団体へ情報提供を行います。
3 対象となる医療機器
次の4機種です。これらはいずれも、薬事法により保守点検が義務付けられています。
(1)人工呼吸器 : 酸素と空気の混合気を肺に送り込み、人工的に呼吸を行わせる装置。
(2)人工透析装置 : 透析器を用いて血液透析を行うために使用する装置。
(3)輸液ポンプ・シリンジポンプ:輸液ポンプは一定量の薬剤を静脈等へ自動的に注入するポンプ。シリンジポンプは、さらに精密に注入する機能を備えたピストン式のポンプ。
(4)除細動器:心筋こうそくなどで心停止に陥る「心室細動」を起こした患者に、電気ショックを与えて蘇生(そせい)させる装置。
4 参加機関等
(1)都内34病院(都立13病院を含む。)
院内の医療機器の保守点検並びに情報の収集及び提供体制が整備されている病院のうち、協力が得られた病院。
(2)メーカー27社
参加医療機関で使用されている上記4機種のメーカー。
(3)東京都
その他
安全情報検討会:困難事例が発生した場合、専門家の助言を得るために設置します。
参加機関の詳細は「医療機器安全性情報ネットワーク参加機関一覧」をご覧ください。
5 これまでの経緯
(1)平成14年6月12日より運用を開始しました。
スタート時は15病院(都立5病院を含む)、メーカー27社でした。
(2)平成14年9月6日、12病院(都立1病院を含む)を追加し、計27病院、メーカー27社となりました。
(3)平成15年7月24日、新たに都立7病院を追加しました。これで都立病院は精神科専門病院を除くすべてが医療機器ネットワークに参加したことになります。
なお、今回の追加で全体では計34病院、メーカー27社となりました。詳しくは「医療機器安全性情報ネットワーク参加機関一覧」を御覧下さい。
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