会長あいさつ

平成15年7月、未だに終息が見えてこない「第三次覚せい剤乱用期」に対し、内閣総理大臣が本部長を務めている薬物乱用対策推進本部は、「薬物乱用防止新5か年戦略」を発表しました。この中には、一刻も早い「第三次覚せい剤乱用期」終息に向けて総合的な対策を講ずるとともに、世界的な薬物乱用問題の解決に我が国も積極的に貢献することが述べられています。
東京都においては、平成15年7月、東京都薬物乱用対策推進本部は「青少年のための薬物乱用防止対策の推進」(薬物から青少年を守る社会づくり)を改訂し「薬物乱用防止啓発対策の強化」が示されております。
この中で、薬物乱用防止推進地区協議会に対しては、都内の高校生が校内でMDMAを売買していたり、大麻ほしさに強盗などの犯罪を起こすなど、若年層を中心とした薬物乱用が今まさに進行している状況において、不特定多数から一人ひとりに訴える啓発活動をさらに促進するよう求められています。そのためには、地道な街頭活動とともに、多様な地域活動団体や区市町村とともに連携しながら、啓発活動の質の充実を図ることが重要であると考えます。
地区協議会の指導員の皆様は日頃から、「街頭啓発キャンペーン」「各指導員講師による薬物乱用防止教室」「外部講師を依頼しての講演会」「中学生を対象にしたポスター・標語の募集活動」などの様々な啓発活動を実践されております。指導員の皆様においてはこれらを基にさらなる地域連携の充実を図り、薬物乱用防止の輪を地域活動のひとつとして広め、地域社会を犯罪のない安全でいきいきと暮らせる街にすることに貢献していただけることを願っております。
平成16年12月
東京都薬物乱用防止推進協議会
会長 石井 明
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