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B型肝炎とは

かんぞうくんから一生に一度のお願いです。

B型肝炎とは

 B型ウイルス肝炎(「B型肝炎」)は、B型肝炎ウイルス(Hepatitis B Virus、「HBV」)の感染によって起こる肝臓の病気です。肝臓の細胞内(肝細胞内)でウイルスが増えて、肝細胞が壊れ、肝臓の働きが悪くなることで肝炎が起こります。
 HBVに感染すると、一定期間(潜伏期)を経て、全身倦怠感、食欲不振、吐き気などの症状が現れ、引き続き黄疸が出現します。ただし、自覚症状がないまま治癒したり、ウイルスを保持したまま経過することもあります。

HBVの主な感染経路

考えるかんぞうくん ○ B型肝炎ウイルスに感染している人の血液を輸血(現在はほとんどない)
○ B型肝炎ウイルスに感染している人との注射針、入れ墨針の使いまわし
○ 十分に消毒されていない器具を使ってピアスの穴をあける
○ 性行為
○ 母子感染(現在は少ない)

HBV感染後の症状・経過

 母子感染か成人してからの感染かで症状や経過は大きく異なります。

○母子感染
 新生児期、乳幼児期に感染した場合、肝炎ウイルスが身体の中から排除されずに住みついてしまうことがあります。このような状態にある人をHBVの持続感染者(HBVキャリア)と呼びます。
 感染が起きてもしばらくは無症状で経過し、10歳代後半から30歳代にかけて肝炎が発症しますが、必ずしも症状を伴わない場合もあります。肝炎が軽快した後、大部分の人は全く症状がなく、また肝機能検査でも異常がなくなる無症候性キャリアになります。しかし、少数例ですが慢性肝炎に移行する人もいます。

気づくかんぞうくん ○成人になってからの感染
 成人になってから感染した場合、潜伏期を経て、全身倦怠感、食欲不振、吐き気などの症状が現れ、引き続き黄疸が出現します。急激に症状が悪化して劇症肝炎を発症し死亡することも稀にあります。
 HBVは、成人になって感染した場合、ほとんど慢性化することはないとされてきましたが、最近、欧米由来の慢性化しやすい遺伝子型※Aが国内でも増えています。
 HBVに持続感染している人では、このような症状が出なくても慢性肝炎が潜んでいる場合もあり、その状態を放置すると肝硬変から肝がんへと進行する場合もありますので、専門医による診察を受けることが必要です。
※HBVには、遺伝子型によってAからHまでの8つのタイプがあります。日本人に多いのは、B及びCタイプです。

B型肝炎ウイルス検査について

受けるかんぞうくん ○どこで受けられるの?
・お住まいの区市町村にて無料で受けることができます。
(対象者についてはお住まいの区市町村にお問い合わせください。)
・職場の健康診断で受けることができます。(職場の健診担当にお問い合わせください。)
・ほとんどの病院や診療所でも受けることができます。

○どんな検査をするの?
B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査で分かります。
区市町村及び東京都保健所では、HBs抗原の検査を実施しています。
HBs抗原陽性の場合、HBVに感染していることを示しています。
HBs抗原検査

検査を受けたあとは・・・

自覚するかんぞうくん  検査を受けたあとは、受検日及び検査結果を覚えておきましょう。
 お住まいの区市町村や職場で実施している肝炎ウイルス検査のほか、外科手術前の検査や妊婦健診、また献血時の検査など受検機会がありますが、受検しているにもかかわらず本人が無自覚の「非認識受検者」が多く存在しています。(厚生労働省「平成23年度 肝炎検査受検状況実態把握事業」より)
 ・肝炎ウイルス検査を受けたあとは、結果を確認すること。
 ・感染が判明した場合には、必ず受診することが重要です。

○肝炎ウイルス検査機会
・ お住まいの区市町村で実施している検査
・ 職場の健康診断時の検査
・ 医療機関で実施している外科手術前の検査、妊婦健診等
・ 献血時の検査【肝炎ウイルス検査を目的とする献血は行わないでください。】

B型肝炎ウイルス検査で陽性と言われたら・・・

○まず、かかりつけ医に相談しましょう。
 まず、かかりつけ医に相談し、肝臓専門医を紹介してもらい、今後の治療方針について相談しましょう。
東京都肝臓専門医療機関(都内・都外)
 ※リンク先ページ7パラグラフ目「東京都肝臓専門医療機関」からご確認ください。

受診するかんぞうくん ○肝疾患に関する相談は「肝疾患相談センター」へ
 東京都では、患者、キャリア及び家族等からの相談等に対応するため、東京都肝疾患診療連携拠点病院に「肝疾患相談センター」を設置しています。
 ○肝疾患相談センター設置場所(東京都肝疾患診療連携拠点病院内)
 国家公務員共済組合連合会 虎ノ門病院:03-3560-7672(相談専用ダイヤル)
 武蔵野赤十字病院:0422-32-3135(相談専用ダイヤル)
 ○相談受付時間
  月曜日~金曜日(祝日、12月29日~1月3日を除く) 9時30分~16時

○治療や医療費助成について
 福祉保健局保健政策部疾病対策課

HBVの感染予防について

 他人の血液になるべく触れないことが大切です。以下にあげる事項など、一般的に誰もが気をつけるべきことがらに注意して生活することを心掛けていれば、日常生活でHBVキャリアの方から周囲の人に感染することはほぼないものと考えられています。握手や抱き合うこと、一緒に入浴すること、食器やコップの共用、くしゃみ、咳では感染しません。
 なお、具体的には、以下のようなことに気をつけてください。
(1) 歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない。
(2) 他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける。
(3) 注射器や注射針を共用して、薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない。
(4) 入れ墨やピアスをするときは、適切に消毒された器具であることを必ず確かめる。
(5) 性行為による感染症予防のためには、コンドームを使用する。

 ※ 他人の血液に触れる可能性が、一般の方に比べて高いと考えられる医療関係者の方などは、あらかじめB型肝炎ワクチン(HBワクチン)を接種しておくことをお勧めします。
 ※ HBワクチンの接種は、医療関係者の事故防止のための接種などのほか、母子感染を防止するための事業においても行われています。また、接種機会を広く提供するための小児期の予防接種等について、現在、国において検討が続けられています。

お問い合わせ

このページの担当は 保健政策部 健康推進課 成人保健担当 です。

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