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5つのがん検診について

1 東京都のがんの動向

(1)増加するがんによる死亡者数

 都民の死因の第1位はがんであり、全死亡者数の約3人に1人、年間約3万2千人ががんで亡くなっています。また、死亡者の約8割を65歳以上の高齢者が占めています。今後も高齢化とともにがんの死亡者数は増加していくと推測されています。
 全国に比べ、男性では大腸がん、女性では、乳がんの75歳未満年齢調整死亡率が特に高くなっています。

(2)がん検診の受診率は低い

 東京都におけるがん検診の受診率は、長期的に見て上昇の傾向にあり、概ね40%近くまで上昇しているものの、目標としている50%に到達していません。

都民のがん検診受診率推移

 

2 東京都がん対策推進計画

 東京都では、がんの予防から治療及び療養生活の質の向上に至るまでの総合的な計画である「東京都がん対策推進計画」(以下「計画」という。)を策定しています。
 平成24年度末の計画期間の満了に伴い、今後の超高齢社会の到来によるがん患者の増加や、小児がん対策等の新たな課題への対応の必要性を踏まえ、計画を改定いたしました(第一次改定)。
 この計画は、がん対策基本法(平成19年4月施行)に基づくもので、平成25年度から平成29年度までの5年間を対象としています。
 現在、この計画に基づき、更なるがん対策の推進に取り組んでおります。


(1)全体目標

がんによる死亡率(がんの年齢調整死亡率(75歳未満))を20%減少することを目標にしています。(平成20年度から10年間の目標)

(2)個別目標

がん検診(胃がん・肺がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん)受診率を50%とすることを目標にしています。

東京都がん対策推進計画のページへ


3 がん検診について

(1)がんの早期発見、早期治療

  がん検診の意義は、無症状、自覚症状のないうちにがんを早く発見し、適切な治療を早期に行うことによって、がんによる死亡リスクを減少させることです。

(2)科学的に効果が明らかな検診の実施

 国の指針(※1)では、がんの死亡率を減少させるため、5つのがん検診(胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん)を、科学的に効果が明らかな検診方法、対象年齢、受診間隔で実施し、精度管理(※2)を行うこととしています。

 (※1)「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(厚生労働省)
 (※2)検診が有効かつ効果的に行われているか、方法等について点検し評価する仕組み。


「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づくがん検診
がん
対象者
実施回数
検査方法
胃がん検診※ 50歳以上 2年に1回 問診、胃部エックス線検査

問診、胃部内視鏡検査
肺がん検診 40歳以上 年1回

問診、胸部エックス線検査
喀痰細胞診(問診の結果、医師が必要と認める者に対し行う)

大腸がん検診 40歳以上 年1回 問診、免疫便潜血検査2日法
子宮頸がん検診 20歳以上の女性 2年に1回 問診、視診、細胞診
乳がん検診 40歳以上の女性 2年に1回 問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)
※胃がん検診については、当分の間、胃部エックス線検査を40歳以上の方に年1回実施しても差支え
 ないとしています。

(3)がん検診の流れ

 がん検診は、がんの疑いがあるか異常がないかを判定する検査です。がんの疑いがあると判定された場合は、医療機関での精密検査を指示されます。
 精密検査では、がんかどうかをより詳しく調べるもので、がんを早期発見し、早期に治療するためにとても重要な検査ですので、必ず受診してください。早期発見、早期治療により、がんとわかっても治すことが出来ます。
 また、異常なしと判定された場合でも、定期的にがん検診を受けましょう。

がん検診の流れ

 

4 がん検診を受けましょう

がん検診は、職場、お住まいの区市町村、人間ドック等で実施しています。

  • 職場でがん検診を受診できる場合 
    • 職場での検診を受けてください。
  • 職場でがん検診を受診できない場合
  • その他、自分で検診機関を選びたい場合
    • 人間ドック等を受けてください。

5 気になる症状があったら

 いつもと違う体の変化、症状に気づいたら、すぐに医療機関を受診してください。

お問い合わせ

このページの担当は 保健政策部 健康推進課 成人保健担当 です。

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