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子宮頸がん

子宮がん検診
  1. 子宮頸がんとは?
  2. 子宮頸がんのリスクファクター(危険因子)
  3. 子宮頸がんの予防法
  4. 子宮がん検診の意義
  5. 子宮がん検診受診時の注意点

1 子宮頸がんとは?

 子宮の入り口から下1/3あたりまでを子宮頸部といいます。子宮頸がんは、この部分にできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。子宮頸がんには細胞の種類によって、「扁平上皮がん」と「腺がん」の2種類があり、90%以上が扁平上皮がんです。扁平上皮がんの多くは、前がん病変(正常細胞から変化し、がんになる前の状態:異形成)から「上皮内がん」、「浸潤(がんがまわりに広がっていくこと)がん」へと進行していきます。
  子宮頸がんは早期のうちはほとんど無症状で、進行するにつれて月経以外の出血(不正出血)や性交時の出血、おりものの変化、腰痛、腹痛などが現れるようになります。

 

2 子宮頸がんのリスクファクター(危険因子)

  ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が、子宮頸がんの原因となることが分かっています。
 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、ごくありふれたウイルスであり、性交経験がある女性の8割近くが、一生のうち1度は、このウイルスに感染すると言われています。
 このウイルスには100種類以上の型があり、そのうちの15種類くらいが、子宮頸がんに深く関わっています。ほとんどの場合、感染は一過性で、ウイルスは自然に消えてしまいますが、まれに、感染が長期間持続する場合があり、ごく一部で子宮頚部の細胞に異常(がんになる前の病変)が生じて、数年から数十年たって子宮頸がんに進展すると言われています。

3 子宮頸がんの予防法

  1 子宮頸がんとヒトパピローマウイルス
 子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)の感染が、関連しているとされています。HPVには、100種類以上のタイプがあり、このうち15種類が子宮頸がんの原因となるハイリスクタイプに分類されています。HPVは、性交渉により感染することが知られていますが、HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。HPVが排除されないで感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。しかし、どの程度の確率で、HPVが感染するか、あるいは、HPV感染が続いた場合、どの程度の確率で、前がん病変や子宮頸がんが発生するかについてはよくわかっていません。子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られていますが、HPVに感染した方の多くは、無症状で経過し、発がんすることはまれだと考えられています。
 (出典:国立がん研究センター)

2 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)
 HPVに対するワクチンは、接種することによって体内に抗体をつくり、HPVの感染を防止します。平成22年3月現在、国内で市販されているワクチンは、ハイリスクタイプに分類される15種類のうち、2種類(16型と18型)の感染による子宮頸がん(扁平上皮がん、腺がん)およびその前がん病変に対して高い予防効果があるとされています。
 一方、このワクチンの効果効能に関連する接種上の注意点として、ワクチンに添付されている説明書には、以下の4点が示されています。
 (1)HPV16型及び18型以外の癌原性(発がんの原因になる)HPV感染に起因する子宮頸がんおよびその前がん病変に対する予防効果は確認されていません。
 (2)接種の時点ですでに感染しているHPVを排除したり、すでに発症しているHPV関連の病変の進行を予防する効果は期待できません。
 (3)接種は定期的な子宮頸がん検診の代わりとなるものではありません。接種に加え、子宮頸がん検診を受診したり、性感染症の予防に注意することが重要です。
 (4)予防効果がどのくらい持続するかについては、わかっていません。
 (出典:国立がん研究センター)

 ※ 区市町村では、一定の年齢に対して、子宮頸がん予防ワクチンの接種費用助成制度があります。
   詳しくは、お住まいの区市町村にお問い合わせください。

3 子宮頸がん検診の大切さ
 このワクチンでは、全ての型のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防することはできません。また、既に感染しているウイルスを排除したり、子宮頸部の細胞に生じた異常(がんになる前の病変やがん)を治したりすることはできません。
 子宮頸がんは、早期に発見すれば治すことが可能ながんです。20歳になったら、2年に1回の子宮頸がん検診を受診しましょう。検診を継続受診することが、子宮頸がんの予防には重要です。

 

4 子宮頸がん検診の意義

 子宮頸がん検診では、問診、視診、子宮の細胞診と内診を行います。
 子宮頸がん検診で行っている「細胞診検査」は、子宮頸部から専用のブラシや綿棒などで細胞をこすり取り、ガラスに塗って顕微鏡で調べる検査です。初期の変化である異形成や上皮内がんの段階での発見が可能で、早期治療をすることにより、ほぼ100%子宮を残すことができます。
  ここ数年、20歳代30歳代の若い世代の子宮頸がんが増えています。早期発見と早期治療により、子宮を残し、妊娠や出産にも影響がない状態で治療することができます。子宮頸がん検診は20歳から受けられます。2年に1回は、検診を受けましょう。

 

5 子宮頸がん検診受診時の注意点

 問診では妊娠・出産状況、最終月経、閉経後の人には閉経年齢、自覚症状の有無、検診受診状況などをお聞きしますのであらかじめ準備しておくとよいでしょう。視診ではクスコ(膣鏡)という器具を挿入したり、細胞診検査では専用の器具で粘膜をこすったりしますが、ほとんど痛みはありませんので緊張せずにリラックスして受けましょう。月経のある人は、その時期は避けたほうがよいでしょう。

 

 

 

お問い合わせ

このページの担当は 保健政策部 健康推進課 成人保健担当 です。

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