平成２９年度第３回取組企業連絡会を開催しました
平成２９年１０月２４日（火曜日）に、平成２９年度第３回取組企業連絡会を開催しました。
今回の連絡会では、「従業員の意識向上のために」「治療と仕事の両立支援のために」という２つのテーマについて、グループワークを行いました。
グループワークに先立ち、東京都による講義（「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」事例紹介等）が実施され、これまでの表彰企業の具体的な取組事例や、取組の傾向等の紹介がなされました。
グループワークでは、アドバイザーや先の講義の講師も交えながら、企業としてがん対策を進めていく上で、いかに従業員の意識啓発を図るか、従業員ががんに罹患した際に、いかに治療と仕事の両立支援を進めていくか、各企業の現状と課題、そして課題解決の方法について話し合いました。
テーマ「従業員の意識向上のために」においては、意識向上を効果的に行なうためには、従業員全体に普及啓発を行なうことも一つの方法であるが、ターゲット層を絞り、そのターゲットに合わせた伝え方を行う工夫をすることで、より受け入れやすくなるとの話がありました。
一方、テーマ「治療と仕事の両立支援のために」では、両立支援の体制づくりを進めていく上で重要なポイントとして、アドバイザーより、「相談窓口を明確にすること」及び「両立支援につながる既存の制度（柔軟な勤務制度や休暇制度）を整理すること」の２点を挙げてもらい、参加者は今後の取組の参考としました。
今回の連絡会を通じて、他社の様々な取組を知ることができたとともに、アドバイザーや他の取組企業から自社における取組の課題解決に向けた具体的な助言・提案を得ることができ、非常に有意義な時間となりました。