健康づくりシンポジウム「肺の健康を考えよう」
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、有毒な粒子やガスの吸入による進行性の疾患で、主な原因はたばこです。COPDの日本の患者数は40歳以上で530万人を超えるとされており、亡くなる方が年々増加しています。
COPDの予防と治療の基本は禁煙ですが、「たばこをやめたい」と思っていても、なかなかやめられないのが現状です。東京都では、COPDについて学ぶとともに、たばこの健康影響と、禁煙のメリットについて共に考え、禁煙したい人の後押しをするためのシンポジウムを開催しました。
日時
平成25年11月30日(土曜日)
午後2時30分から午後6時まで
場所
都庁第一本庁舎 5階大会議場
対象者
主に禁煙を希望している方やその家族、関係者等(都内在住、在勤、在学の方)
内容
第一部 「ご存知ですか?COPD(慢性閉塞性肺疾患)」
講演:
■工藤 翔二 氏
(公益財団法人結核予防会 複十字病院長/日本COPD対策推進会議副会長/一般社団法人GOLD日本委員会監事)
呼吸リハビリテーション実演:
■佐野 裕子 氏
(Respiratory Advisement Ys’代表/順天堂大学大学院リハビリテーション医学)
第二部 パネルディスカッション「たばこをやめたいあなたへ」
コーディネーター:
■斎藤 照代 氏
(東京労災病院 勤労者予防医療センター/東京産業保健推進センター相談員/労働衛生コンサルタント)
パネリスト:
■金子 正一郎氏(株式会社はとバス 代表取締役社長)
■高橋 裕子 氏(奈良女子大学教授)
■日高 津多子 氏(多摩立川保健所地域保健推進担当課長)
肺年齢測定会
スパイロメーターなどを使用した、肺年齢(肺の健康状態の目安)の測定
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