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福祉保健の基盤づくり

第10期東京都福祉のまちづくり推進協議会 第6回専門部会

1 日時

平成28年1月28日(木曜日) 午前10時から正午まで

2 開催場所

東京都庁第二本庁舎10階 207・208会議室

3 会議次第

1 開 会

2 議 事

(1)「心のバリアフリーガイドライン(案)」及び「情報バリアフリーガイドライン(案)」について
 (2)その他

3 閉 会

4 出席委員

高橋部会長 川内委員 岡村委員 今井委員
稲垣委員 滝澤委員 二井田委員 伊藤委員
高野委員 市橋委員 越智委員 笹川委員
斉藤委員 永田委員 横矢委員 高橋委員
田村委員 野中委員 塚本委員

5 会議資料

【資料】

【参考資料】

6 議事録

(午前10時00分 開会)
○中村福祉のまちづくり担当課長 皆様、おはようございます。本日はお忙しい中、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
 定刻となりましたので、これより第10期福祉のまちづくり推進協議会、第6回の専門部会を開催させていただきます。
 事務局を担当させていただきます、福祉保健局生活福祉部福祉のまちづくり担当課長の中村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、本日の委員の出席状況について、ご報告させていただきます。
 本日は19名の委員の皆様がご出席の予定でございます。中野委員、中島委員、堀江委員につきましては、ご都合によりご欠席の連絡をいただいております。
 まだ3名の委員の方がお見えでございませんけれども、じきお見えになると思いますので、始めさせていただきます。
 続きまして、お手元の配付資料の確認をさせていただきます。
 本日の、まず次第がございます。
 次に座席表、次にA4縦でホチキスどめのもので、資料1「心のバリアフリーガイドライン(案)」。
 続いて、A4縦で、ホチキスどめのもので、資料2「情報バリアフリーガイドライン(案)」。
 続いて、A4縦1枚で、資料3、拡大文字版ガイドライン(イメージ)。
 続いて、A4縦でホチキスどめのもので、資料4、束京都予算(原案)の概要(抜粋)。
 続いて、A3の横1枚で、資料5として、「TOKYO2020アクセシビリティ・ガイドライン(ハード編)」、暫定基準の概略(最終案)でございます。
 続いて、参考の配付資料としまして、第10期東京都福祉のまちづくり推進協議会専門部会委員の名簿、また第5回専門部会の議事録と福祉保健局の広報誌の11月分と12月分及び1月分をご参考までにお配りしております。
 さらに、皆様に、丸いカラーのピンバッチをお配りしております。これは「&TOKYO」というロゴキャッチコピーで、旅行地としての東京を強く印象づける東京ブランドの確立に向けた都の取り組みで、さまざまな活用を図っているところでございます。ご活用いただければ幸いでございます。
 資料等でそろっていないものがございましたら、事務局のほうにお申しつけください。
 なお当会議の議事録は、東京都ホームページに掲載され、インターネットを通じて公開されますので、申し添えさせていただきます。
 また、本日は傍聴の方がいらっしゃいますので、お知らせいたします。
 それでは、これ以降の議事の進行につきましては、高橋部会長にお願いしたいと存じます。高橋部会長、よろしくお願いいたします。
○高橋部会長 東洋大学の高橋です。どうぞよろしくお願いいたします。おはようございます。
 暑くなったり寒くなったり、今日は少し温かくなるということです。
 時間が限られておりますけれども、どうぞひとつよろしくお願いしたいと思います。
 早速ですけれども、お手元の会議次第、最初に資料の確認をしていただきましょうか。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 恐れ入ります、事務局の嶋岡でございます。
 では、配付資料は、今日はちょっと多いのでもう一度確認させていただきます。
 まず次第がございまして、
 資料1の「心のバリアフリーガイドライン(案)」でございます。
 資料2が「情報バリアフリーガイドライン(案)」でございます。
 右肩、資料3が、バリアフリーガイドライン(案)の拡大文字版をイメージした資料2枚ずつ。
 資料4が、束京都予算(原案)の概要(抜粋)と題した資料でございます。
 最後、資料5がA3の資料を折り込んでおります。「TOKYO2020アクセシビリティ・ガイドライン(ハード編)」という資料でございます。
 ご確認いただければと思います。
○高橋部会長 それでは、議事に入りたいと思います。
  お手元の次第で、全体としては先ほどご説明がありましたけれども、既にパブリックコメントが26日に済んでいるというお話ですけれど。
 まず、「心のバリアフリーガイドライン(案)」と、それから「情報バリアフリーガイドライン(案)」についてご説明をいただきたいというふうに思っています。
 その上で、先ほど資料説明がありましたけれども、資料3で拡大文字版もありますので、これはまた後ほどご説明いただくということになっております。
 それでは、最初の、既に繰り返し11月の専門部会から含めまして、本格的な議論を行ってきましたので、おおよそ方向性は見えてきているかというふうに思いますし、パブリックコメントも実施したという後ほどご説明いただきますけれども、今日は最後という形になるかというふうに思いますが、最初に説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○中村福祉のまちづくり担当課長 それでは、ガイドラインについてご説明させていただきます。
 ただいま、高橋部会長からございましたように、前回の専門部会で委員の皆様からご意見を頂戴し、修正した上で、またその後、皆様に再度ご覧いただきまして、パブリックコメントも実施したところでございます。本日はまず専門部会でいただいたご意見を踏まえての修正点を中心にご説明させていただきます。
 それでは、資料1、「心のバリアフリーガイドライン(案)」からご説明いたします。お手元にご用意いただけますでしょうか。
 初めに1ページの目次をご覧ください。
 前回の専門部会において、滝澤委員から、「ガイドラインの対象は誰か、取組事例を示すだけでガイドラインと言えるのか。ここまではやりなさいと示す必要があるんではないか」とのご意見をいただきました。
 そのとおりであると考えまして、下の枠で囲んだ部分、各取組のポイントにおいて、黒丸と白丸を記載しています。
 黒丸は、より重点的に取り組むべき項目、白丸は、望ましい取組や参考となる取組等でございます。これは情報バリアフリーのガイドラインも同様でございます。各取組のポイントは、このようにレベル分けをいたしました。
 次に2ページをご覧ください。
 ガイドライン作成の趣旨でございます。
 笹川委員から、「心のバリアフリーを実現することで重要なことは、障害当事者の声を十分反映することである」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、5パラの部分で、「実施に当たっては、当事者が参加して意見を述べる機会を設けることが不可欠である」旨を明記し、追加いたしました。
 次に4ページをご覧ください。
 基本的な考え方の部分でございます。
 川内委員から、「どういう価値観を伝えるべきかという点が欠けている、その全体像を述べ、ハウツー本にしてはいけない」とのご意見をいただきました。
 ご指摘のとおり、価値観、理念は大変重要であることから、心のバリアフリーに向けた取組を目指すことを新たに記載し、考え方を明確化いたしました。
 また、高橋部会長から、「不平等や不公平だとどうなるのか、最初にしっかりと書き込む必要がある」とのご意見や、市橋委員から、「心のバリアフリーの基礎は、一人一人が権利の主体者であり、お互いの人権を尊重し、人権が守られるようにすることである」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、平等な社会参加を中心にした記載に修正いたしました。
 次に5ページをご覧ください。
 岡村委員から、「高校生、大学生はなぜ書かれていないのか、区市町村がやれることということなら、そう示すべきである」とのご意見がございました。
 これを踏まえまして、2行目ですけれども、現在、区市町村等において実施されている取組を紹介していると修正するとともに、5行目で、高校生・大学生など、その他の対象者への普及にも活用できることを記載いたしました。
 続いて、6ページをご覧ください。
 各取組の考え方の、子供へのユニバーサルデザイン教育でございます。
  市橋委員から、「発達段階に応じての部分は、もっと丁寧に書くべき」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、2段落目の部分で、「児童・生徒の発達段階に応じた学習活動を計画することで」と修正しております。
 次に、8ページをお開きください。
 学習活動の例でございます。
  中央、展開の部分ですけれども、当初は、疑似体験(1)と疑似体験(2)がございましたが、越智委員から「(2)が曖昧な内容である」とのご意見があり、高橋部会長からは、「疑似体験(2)はタイトルを変えたほうがよい」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、タイトルをコミュニケーション体験と修正し、内容もあわせて修正いたしました。
 次に、10ページをお開きください。
 地域住民を対象としたユニバーサルデザインのワークショップ等の取組のポイントの部分でございます。
 今井委員から、「地域の活動に誘ってみることが大事である、積極的に地域活動に参加させる活動が必要」とのご意見がございました。
 これを踏まえまして、取組のポイントにおける実施方法の部分、一番下の白丸で、「幅広い地域住民が参加できるよう、広報や周知の方法を工夫する」を追加いたしました。
 また、横矢委員から、「高校生や大学生に対する働きかけも重要である。スタッフやボランティアとして参加できるようにしてはどうか」とのご意見がございました。
 同じく、取組のポイントの、ただいまの項目の一つ前の部分の丸で、「高校生や大学生などがスタッフとしてかかわることで、ユニバーサルデザインについて学ぶ貴重な機会とすることができる」を追加いたしました。
 続いて、11ページをご覧ください。
 学習会の例でございます。
 講義の部分、障害者等の講話の部分ですが、当初は、「町中で困ったこと、配慮してほしいことなどの実体験を伝えてもらう」という記載でしたけれども、川内委員から、「障害者はいつも困っているという思い込みを与えてしまう。生活の全体像を伝えて、その中で、具体的に困っている場面があることを伝えたほうがよい」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、当事者から一日の生活の様子を話してもらい、課題等を考えるという内容に修正をしております。
 次に、14ページをご覧ください。
 事業者における接遇向上研修等でございます。
 野中委員から、「事業を営む企業にとっては利益が必要である。責務だけでは効き目がない、企業のイメージアップにもつながるなど、企業にとってもメリットがあるという積極的な書き方をしたほうが誘導できる」とのご意見をいただきました。
 これを踏まえ、14ページの冒頭で、2行目の部分ですが、「結果として、全ての顧客の満足度向上につながるものと考えます」を加えました。
 あわせて、市橋委員から、「事業者については一般的な理解よりは、仕事に対する理解が必要である、合理的配慮についても、行政が丁寧に説明をする責任がある」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、2段落目、「物販、飲食、交通、医療など、事業内容や、提供するサービスに応じて、接遇のスキルを磨くことが必要です」と修正し、また、取組のポイントにおける内容の最初の黒丸で、車椅子使用者の車両への条項や聴覚障害者に対する待合室での呼び出しなど、提供するサービスによって注意点が異なるが、お客に十分なサービスを提供するという視点に立って、実際に接遇をする場面を想定した実習が必要と修正いたしました。
 次に、16ページをご覧ください。
 施設・設備の適正利用や障害者等の理解促進に向けた普及啓発の手法、効果的な方策でございます。
 越智委員から、「手話について、オリンピックに向けたブックレットを作成した。こうした無料の教材があることを伝えてもらいたい」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、「話そう!手のことば~おもてなしの手話BOOK」を紹介しております。
 また、17ページ以降、後半に区市町村等の取組事例をまとめております。これは情報バリアフリーも同様でございます。
 心のバリアフリーのガイドラインについては、以上でございます。
 続いて、情報のバリアフリーのガイドラインについて、ご説明いたします。
 資料2をご用意いただけますでしょうか。
 初めに、2ページの策定の趣旨、3ページの取組の基本的考え方の部分でございます。
 稲垣委員から、「支援する側の話ばかりで、被支援者側でどのように受けるかというところが見えない。取組が一方通行になってはいけない」とのご意見をいただきました。また、市橋委員から、「情報を保障してやるというスタンスになっている。当事者からの声を聞き入れるというのも情報保障に含まれる」とのご意見。さらに、笹川委員から、「基本的な問題として、当事者の声が反映されていないと意味がない」などのご意見をいただきました。
 これを踏まえまして、策定の趣旨や取組の基本的な考え方で、情報の発信や当事者の参加についての記載を追加いたしました。
 また、基本的な考え方については、川内委員から、心のバリアフリーのガイドラインでもございましたように、「価値観を伝えるべきである、なぜ情報バリアフリーが必要なのか、合理的配慮や差別解消法の考え方を伝えるべき」とのご意見をいただきました。
 これを踏まえ、4ページにおいて、「情報バリアフリーの取組で目指すこと」を新たに記載しております。
 次に、5ページをご覧ください。
 障害特性等に応じた情報面での必要な配慮でございます。
 滝澤委員から、「高齢者、障害者、子供と分かれているが、外見から見るだけでは何に配慮していいかわからないことが多くある。共通の押さえるべき点を書いてもらいたい」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、冒頭の3パラ目の部分、「来所者や顧客等に対して、丁寧な対応を基本としつつ、困っている様子があれば、積極的に声をかける配慮が必要です」を追加するとともに、共通の配慮事項として4点の項目を明記いたしました。
 具体的には、「まず、どのような配慮が必要なのか、本人に直接確認する。また、家族や支援者等が同席する場合であっても、本人の自主性や意思を尊重する。次に、情報面での配慮が必要かどうか、外見からわかりにくいこともあることを理解する。次に、情報面での配慮の要望があった場合には、対応できること、できないことを本人に説明するとともに、対話を通じて代替策等を検討する。4点目に、ヘルプマークをつけている人を初め、困っている様子が見られる人がいたら、積極的に声をかける」でございます。
 次に、10ページをご覧ください。
 (11)高齢者についての部分でございます。
 高橋委員から、「認知症の方について、ヘルプカードのようなカードとあるが、どのようなカードを想定しているのか」とのご意見がございました。
 それを踏まえ、三つ目の丸で、ヘルプカードをより詳しく紹介し、修正しております。
 次に、11ページをご覧ください。
 情報アクセシビリティの確保と情報提供の内容の充実でございます。
 今井委員から、「全体として当事者が使えるかどうかという点検が弱い」とのご意見がございました。
 これを踏まえ、結びの文章で、「情報がわかりやすく提供されているか、また十分な情報が提供されているか、利用者の視点から点検の仕組みを用意しておくことも有効です」を追加いたしました。
 次に、12ページ、取組のポイントでございます。
 笹川委員から、「取組のポイントに音声コードの印刷とあるが、まずは点字、音声による提供を優先してほしい」とのご意見をいただきました。
 これを踏まえ、表現を修正するとともに、「音声コードについては漢字の読み仮名が正しく変換されているかを確認する」という表現に修正をいたしました。
 次に、17ページをご覧ください。
 まちなかの案内サイン、移動支援でございます。
 稲垣委員から、「駅前広場などで、案内サインや音サインを徐々に加えていった結果、トータルでよくわからなくなってしまっているケースがある。全体のコーディネイト役が必要である。加えるだけでなく、時には引き算が必要な場合もある」とのご意見をいただきました。
 これを踏まえ、結びの段落に、「まちなかにおける案内サインなどの情報は、提供の仕方や情報量によって受け取る側がわかりにくくなるおそれもあるので、新設または追加する場合には提供場所のチェックや、設置の際の確認も必要です」を追加いたしました。
 また、18ページの取組のポイントでは、音声、点字等による案内の最後の黒丸で、「複数の案内表示が設置されている場所や表示と音声を組み合わせている場所では、全体としてわかりやすい情報提供ができているか確認する」を追加いたしました。
 次に、20ページをお開きください。
 イベントや会議等における情報保障でございます。
 稲垣委員と川内委員から、「取組のポイントで、車椅子使用者の通路幅の確保について記載があるが、情報バリアフリーの観点からの内容に改めるべき」とのご意見をいただきました。
 これを踏まえ、取組のポイントの座席の位置の部分において、上から二つ目の白丸のところですけれども、「車椅子使用者が参加するイベント等においては、車椅子使用者用客席の分散配置やサイドラインの確保に配慮する」を追加いたしました。
 最後に、30ページでございます。
 災害時における医療配慮者への情報提供体制の整備における東京消防庁の取組事例でございます。
 市橋委員から、「自助及び共助の視点からとあるが、公的な責任についても触れてもらいたい」とのご意見がございました。
 これにつきましては、ここは公的支援が行き届くまでの対応力向上について説明したものでありますことから、そのことがわかるよう、取組の概要の1点目の項目について、記述内容を修正いたしました。
 そのほかにも、さまざまなご意見をいただきました。
 中には内容に反映することが難しく、全てを反映し切れておりませんけれども、どうかご容赦いただければ幸いでございます。
 内容の説明は以上でございます。
 なお、現在ガイドラインは心と情報、それぞれお手元にございますとおり、別冊にしておりますが、合本して一つにまとめて製本することも検討しております。
 よろしくお願いいたします。以上でございます。
 また、あわせて、パブリックコメントの状況についてご報告させていただきます。
 今月13日から一昨日26日までの期間に実施いたしました都民からの意見募集、パブリックコメントの状況についてご報告させていただきます。
 資料はございませんので、口頭での説明で示させていただきます。
 全体で約30件のご意見を頂戴いたしました。
 内容について少しご紹介しますと、心のバリアフリーでは学校教育での取組が重要であるとのご意見、また地域などでの学習会では社会参加の視点からも、障害者など当事者を講師に加えることをポイントに明記するべきというご意見がございました。当事者の参加は非常に重要であることから、このガイドラインの中でも基本的考え方のところで述べているところではございますが、ご意見を踏まえて、さらに内容を検討していきたいと考えております。
 また、情報バリアフリーでは、視覚障害者や聴覚障害者などに対する情報保障、あるいは同じ障害であっても個々に違いがあることを踏まえた情報保障の対応などについてのご意見を頂戴しております。
 パブリックコメントの状況についてのご説明は以上でございます。
 もう一点だけ、すみません。
 あわせて、資料3についてご説明させていただきます。
 ガイドラインについては、ホームページ及び冊子による提供を予定しております。
 その際、情報バリアフリーガイドラインでも示しているとおり、ホームページについては音声読み上げソフトに対応できるファイルをご用意するとともに、冊子のほうでは拡大文字版を作成する予定としております。資料3はそれをイメージしたものでございます。
 字の大きさやレイアウトなど、皆様のご意見を頂戴できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 説明は以上でございます。
○高橋部会長 ありがとうございました。
 それでは、最初に、委員の皆様からご意見をいただいたもの、それからパブコメでの意見30件ということですけれども、全て反映し切れているわけでなく、若干今日のご発言等もいただきながら、修正していく形になるかというふうに思いますが、最終的には事務局と私のほうにお任せいただければと思います。
 幾つか修正が加わった点がありますので、そういった点について、ご発言された方もたくさんいらっしゃいますので、お気づきの件もあったというふうに思います。
 最初に、資料1のほうからいきましょうか。
 ご意見等がございましょうか。心のバリアフリーガイドラインに関してということです。
 今日の説明を聞いていてもそうですけれども、これまでの東京都が発信しているさまざまな協議会の答申でもそうですが、単に区市町村だけということではなくて、東京都が出していくものというのは、全国の市町村が関心を持って見ているかと思います。
 そういう意味で、私たちの役割は非常に重要な部分ですので、今日の資料1、資料2は、先ほどもご説明がありましたけれども、とても重要な価値観、単にワークショップをやるだけではなくて、それがどういう方向に向かっているかというのも含めて、具体的な修正が出てきたかというふうに思います。
 それでは、どうぞ、どのページでも結構ですので、最初に資料1のほうでご発言いただければと思います。よろしくお願いいたします。
○川内委員 東洋大の川内です。
 資料1の4ページ、方向性というか、それを書き込みましたということで、以前に比べると、すごくはっきりしてきたと思うんですけれども、ご説明の中では、「平等な社会参加」ということを口頭でおっしゃったんです。
 ここを見ると、どこに書いてあるのかなということが、私が見落としたのかもしれませんが、「平等な」ということは書いていないんですよね。それが一つ。
 それから、この4ページの一番下に、「行政や事業者がこうした取組を継続的に実施することで」ということで、どういう社会かというと、「みんなで協力して手助けができるとともに、手助けを求めやすい社会を目指す」ということが書いてあるわけです。
 これはこれで、いいことだと思うんですけれども、それより前に、手助けが必要な状況が起きることを未然に防ぐというのが、もともとの例えばバリアフリーだったりとか、合理的配慮の部分で求められることだろうと思うんですね。
 未然に防いで、一人で自由にできることをふやしていった上で、さらに困っている人たちに対して手助けするとか、それから自分たちで困っているということを助けを求めやすくなるような社会ということだろうと思うんです。もともとの未然に防ぐというところは書き込まないといけないのではないかというふうに思います。
 それから、もう一つは、「必要な配慮」という言葉がここで出てきているんですよね。「合理的配慮」というのが一般的に言われていますが、それのほかに「適切な配慮」というふうな言葉もありますが、必要な配慮というのが、「適切な」というのと「必要最小限」というのは違うように思うんですね。
 ですから、そのあたりを必要な配慮という言葉を使われた、何らかの意図があるならご説明いただきたいということです。
 以上、3点お願いします。
○高橋部会長 ありがとうございます。
 説明の中では「平等な」ということをお話しされたかと思うんですが、それから、みんなで手助けし合うのは当然だけれども、それ以前に、未然に防ぐということが必要になる。未然に防ぐ心のバリアフリーということ。それから必要な範囲量の意味ですね。
 じゃあ、よろしくお願いします。

○中村福祉のまちづくり担当課長 まず1点目の、平等な社会参加の件ですけれども、これは情報のバリアフリーのほうの目指すところで書いておりまして、心のバリアフリーのほうは、先生がおっしゃるとおり書き方を変えております。
 両方を発信する配慮を行うことで、平等な社会参加を目指しているという形で考えております。
 それから2点目の困らないように未然に防ぐという、先生のおっしゃるとおりでございますので、困っていることが前提ということではありませんので、ここは検討させていただきます。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 必要な配慮は、こちらのほうで「必要な」という言葉を使わせていただいたのは、また平等な社会参加になるんですけれども、平等な社会参加をする条件として、「平等な社会参加のために必要な」という趣旨で使わせていただいておりました。
 その言葉が、一般的な合理的配慮という言い方からすると、特に何か意味するところがあって、あまり適切でないということでしたら、またそこら辺の表現は検討させていただきたいと思います。
○高橋部会長 川内委員。
○川内委員 ありがとうございます。
 情報バリアフリーのほうで「平等な」というのは、それは私も確認していますが、最初の資料1の説明のときにおっしゃったんです。それは、私も「おやっ」と思ったので読み直したんです。
 ですから、「平等な」というのは当然、逆に言うと、なぜ情報バリアフリーのほうにはあるのに、こっちにはないかということになるので、目指すのは平等ということだと思うので、それは入れていただきたいということです。
 それから、今の「必要な配慮」というのが合理的配慮とは別のものだというようなお考えで、この言葉を入れられたということなのかなというふうに聞いたんですけれども、権利条約とか、差別解消法にいう合理的配慮とは別物であろうということはわかります。
 ですから、あえて言葉を合理的とは別に使われたとすると、個人的には、「必要な」というのは何となく最小限という感じがして、それぞれのニーズに応じた「適切な」というほうが、もっと適当かなというふうには思います。
 個人的な意見です。
○高橋部会長 ありがとうございました。今の最後のところは少し修正をさせてください。上のほうは、「都民や事業者はこのことを理解し、みずから実践できるようにすること」と書いてあるので、そうすると、「必要な配慮」というのは都民側とか、あるいは障害者、高齢者等ということになると思いますので、その人たちが必要とすること、それに対する配慮というか対応を正しく理解して、適切に行動するためにはどうするかという、そういうような文脈になるかというふうに思います。ありがとうございました。
 ほかにご発言はございますでしょうか。
(なし)
○高橋部会長 そうしましたら資料2のほうについても、あわせてお願いしたいと思います。
 川内委員、お願いします。
○川内委員 私ばかりですみません。東洋大の川内です。
 まず、基本的なことなんですが、例えば12ページなんですけれども、これは情報バリアフリーのチラシがカラーなのかどうかわからないんですが、グレーの地に黒い字で書いてありますよね。これはこのままで出ちゃうのか、グレーの地が、黄色っぽいとか、ピンクっぽいバックのほうが見やすいと思うんですけれどもね。この辺は何なのか教えていただきたいです。
○中村福祉のまちづくり担当課長 今回は白黒と言いますかモノクロで配らせていただいて大変恐縮ですが、物は写真が載りますのでカラーで用意しております。色遣い等を配慮した形でさせていただきたいと思っています。
○川内委員 ありがとうございます。
 その辺は手抜かりないだろうと思いますので、コントラストをはっきりつくようにお願いします。
 それで、4ページですけれども、小さな文言ですけれども、「情報バリアフリーに向けた取組で目指すこと」というのが、その一番下の段落ですけれども、視覚や聴覚の障害のある人が、多様な情報伝達手段により用意に入手及び発信できる環境ということです。これは主語が視覚や聴覚に障害のある人も含めた全ての人ということなので、これは「情報伝達手段」ではなくて、「情報取得手段」だろうというふうに思います。
 それが一つと、それから20ページですけれども、イベントや会議における情報保障というところで、座席の配置というところで、まず最初に視覚障害者のために音声装置や音声に配慮した席を用意するというのが黒丸になっています。
 その次の、車椅子利用者の分散配置とかサイトラインは白丸になっていて、それから、磁気ループ席、聴覚障害のための様々な席というようなものも白丸になっています。
 オリパラの施設が今いろいろとつくられつつありますけれども、それでは、これらというのは、ほぼ必須ということになっていますよね。
 そうすると、今まで日本のガイドラインでは、こういうことは確かに書いていないんですけれども、東京都としてオリパラを経験して、これは黒丸にしていただきたいと、個人的には思います。
 以上でございます。
○高橋部会長 嶋岡さん。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。ありがとうございます。
 言いわけも含めて、まず4ページの鍵括弧の表現でございますが、ここは意見具申で目指すべき将来像のときの表現でございまして、ただ、意見具申の表現を必ずしも使わなければいけないということではございませんので、今のご指摘を踏まえて修正の方向で考えたいと思います。
 あと、20ページのほうでございますが、おっしゃったことを踏まえて、検討いたします。
 この黒丸、白丸は、11月にお示しした案ではありませんで、冒頭、課長のほうからご説明しましたとおり、委員の皆様からそこは強弱をつけたほうがということで、つけさせていただいたものでございます。
 これ全体がガイドラインでございますので、全部黒丸でもいいじゃないかという話があるかもしれませんが、その中で強弱をつけておりますので、まさに今、川内先生がおっしゃったように、ここはぜひ黒丸でというお話があれば、そこは受けとめて検討させていただきたいと思います。
○高橋部会長 ありがとうございます。よろしいでしょうか。
 私も今、4ページの最後の段落のところが気になっていて、これは前に市橋さんが発言したことに絡んでいるんですけれども、行政とか利用者がやる側になって、「やってあげる」というような意識が見えてきてしまうので、ここは、担い手というのは、都民全ての人が担い手になるべきなので、「都民を初め」とか、そういう言葉を入れたほうがいいという。そして、その発信者として、これらの取組の担い手になるというようなことと、それから、先ほど川内さんが指摘されたところは、「多様な情報手段により」というところまで削除しちゃえば、「「適切な時期に、容易に入手及び発信できる環境」を目指していきます」ということになるかというふうに、私も意見具申について見落としていましたので申しわけありません。
 ほかにございますでしょうか。
 高橋さん。
○高橋委員 高橋です。
 資料2の10ページの(11)の高齢者のところで、前にお話しして、このように認知症の方のヘルプカードを使わせていただけるという大変にありがたいことだと思うんですけども、この身体障害者の方と、それから認知症の方のヘルプカードそのものは、全部同じ形になると思うんですよね。
 それで、認知症の方の場合は、住所全部、氏名、連絡先までありますので大変よろしいんですけれども、私たちは、見ていてすぐに、この方は認知症だという印になるものはないと対応が難しいんですよ。
 そこのところは、誰が見てもわかるような目印が何か考えられたら、より以上、私たちは助かるんですけれども、その辺はどうなんでしょう。
 人権の問題もあるので、なかなか難しいと思うんですけれども、それを考えていただければ。私たちが見てすぐ対応できるというのは、何か目印があって、すぐ対応できるんであって、何もないと認知症なのか、ほかの障害者なのかということがはっきりわからないと対応の仕方が、一番最初の対応の仕方が一番大事なんですよね。その対応の仕方がどうやってもっていったらいいかわからないんで、その辺がちょっとわかれば、私たちとしては助かるんですけれども、その辺どのように考えているのか、お伺いしたいんですが。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 こちらのガイドラインで書かせていただいたのは、今障害の分野で活用しているヘルプカードを高齢者の方にも応用できますねということを書かせていただきまして、高橋委員のほうからお話があったのは、認知症の方に対してはもっと、あるいは高齢者に対してはもっと認知症であるとか、そういうきめ細かい情報が盛り込まれたらいいよねというお話かと思うんで、それは高齢者の施策を担当する部署のほうが、より検討にはふさわしいかなと思いますので、ちょっとこのガイドラインに反映するのは、なかなか詳細な話は難しいんですけれども、お話を受けとめて、そちらのほうに情報提供させていただくという形でお願いできればと思っております。
○高橋委員 よろしくお願いしたいと思います。
○高橋部会長 野中さん、市橋さん、それから越智さんに。
○野中委員 公募の野中です。
 情報の相互発信ということで、視覚障害者の方のところなんですけど、数カ月前に、新聞に写真入りで大きく出ていたんですけど、視覚障害者の方が本当に困ったときに、つえを立てて助けを求めるという方法があるということで、すごくそれがインパクトがある写真だったんですけども、普通に歩いていらっしゃる方に、例えばホームで、何か手助けが必要ですかということもあれなんですけども、明らかに、こうされたときに、この人は絶対手助けを必要としているんだなとすごいわかるとしたら、それもどこかに書いていただいていたほうが、そういう方法があるんだということをお互いにわかって、視覚障害者の人もそれを本当に手助けしてほしいときに、それをやれば、必ず誰かに助けてもらえるとわかるんじゃないかなと思うので。
 それもどこかにつけ加えられないかなと思います。
○高橋部会長 後ほど、笹川委員のお話をお伺いしたいですね。今聞いておきましょうか、どうですか。
○笹川委員 この方式については、去年の全国大会で一応決めたことなんですけども、過去においても、例えば黄色いハンカチを出したときにSOSの信号にするというようなことを実際にやったことがあるんですが、ほとんど効果がないんですね。
 確かに、方法としては考えられますけれども、じゃあ、つえを上げていない人は放っておいていいのかという逆の問題も出てきます。
 先進国では、もう白いつえを見ただけで必ず声をかけるというのが通常なんです。私たちはそれが理想だと思っているんです。つえを上げなくても声をかけて、援助を求められたら援助する。必要ないと言われたら、もうそれで援助しない。その辺が、果たしてこれまでの経験から、つえを上げることが有効なのかどうか、内部的にかなり議論されています。
 地域によっては非常に積極的に取り入れている。例えば福岡県とか岐阜県はこの方式を取り入れていますけれども、全国的に見ますと、かなり疑問視されている点もあります。今まで全く方法がなかったから、こういうものが出てきたわけで、先ほど言った黄色いハンカチの場合も、余り効果がなかったという方からすれば、果たしてどうかなと。
 ただ、載せること自体は幾らか効果があるかなという気がします。
 以上です。
○高橋部会長 人によるということも、その意思表示の仕方ということですね。大事な意思表示をしたときに、どういう対応をするかという、周囲の人たちが何に気づくかということかというふうに思います。また少し検討させてください。また笹川委員にもお伺いするかもしれない。
 市橋さん、お願いします。
○市橋委員 市橋です。大分書きかえた努力は、ありがとうございました。
 それで、やっぱり気になることは、情報バリアフリーのところに、各障害者のことを書いているけど、足りないといったら足りない。だれかれから、こんなものじゃ書けないからというような、障害者本人にとっては足りない部分というのはいっぱいあると思うわけです。
 でも、それは限界がありますからしようがない部分もあると思うんだけど、僕が一つ気がついたのは、一方では、障害が入るのは非常に狭いですよね。
それで、やっと何年か前に、精神障害者の人が障害の中に入れられた。そして、去年から難病が障害に加わったというような経過があると思うんです。そういう意味では、例えばヨーロッパは非常に障害の範囲が広く、むしろ障害の範囲を決めて、いないような部分があるんです。
 僕も何年か前に勉強して驚いたことは、ドイツとかフランスではアレルギーが障害に加わっているわけです。そして、ここを見ると、例えばアレルギーの人というのは情報が非常に必要なわけです。例えば、牛乳のアレルギー反応を起こす人が、ある食堂でピザとか、そういうものなら、チーズが入っているというのはわかるけど、入ってないものでもチーズが入っていたりして、それによって反応して、事故を起こすという例もあります。ある給食では、児童が死んだケースもあります。
 そういう意味では、それを書けというのが今からいいのかなということも、あれですけれども、ぜひこれは障害の範囲がまだまだ狭いということと、情報が、そういう意味では必要な人がいっぱいいるんだということを広げる必要がある、広義に考える必要があるということを書けないかなと思って発言しました。
○高橋部会長 ありがとうございました。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 おっしゃるとおりかと思います。
 恐らく、市橋委員がおっしゃられたのは、法的に障害の範囲を決めるというのは、言い方を変えれば、いわゆる障害者施策の対象に含めるということなのかなと解釈しているんですが、うちの福祉のまちづくりのほうでは、先ほどの川内委員のお言葉をかりれば、ニーズに応じた適切な配慮が必要な全ての人たちを対象にして、もちろん障害に限らず、子育てであり、あるいは高齢者であり、生きづらいというふうに感じている人、全てが対象という意味では、非常に間口は広くとっておりますので、趣旨としては入れているというふうに考えております。
○高橋部会長 ありがとうございました。
 もし必要であれば、全体でもう一度流れ、文章を見て、今、市橋委員がおっしゃったような、ここでは確かに、今嶋岡さんがおっしゃっていたように、範囲を特定しているわけではないけれども、どうもやっぱりそういうふうに狭く取られていしまうというような向きも当然あるかというふうに思いますので、その辺を少し配慮できるようなことをして。
 具体的にアレルギーとかという、そういう書き方ができるかどうかというと、ちょっとわかりませんけれども。確かに市橋委員がおっしゃるようにアレルギーの問題も40年以上前からヨーロッパでは当然入っているし、もちろん手帳制度の有無の問題も絡むと思いますけれども。
 ここでは、少なくとも福祉のまちづくり、あるいはユニバーサルデザインにしてみたら、そういう限定はしていないということになっているわけですけれども、その辺のところが読み手のほうに伝わっていくかどうかということですね。事業者に伝わっていくかどうか。大事な指摘だというふうに思います。ありがとうございました。
 越智委員、お願いいたします。
○越智委員(手話通訳) 聴覚障害者連盟の越智と申します。
 今日は遅れて来た状況から、まず皆様に話したいと思っています。
 埼京線がとまって遅れたんですけれども、そのときは駅のホームの文字情報を、電車の中の文字情報が適切に、遅れている時間とか、その内容は表示がされていたので、情報があって、恐らく遅れるということがわかりまして、事務所にメールをしまして、遅れることをこちらのほうに電話してもらいました。
 情報が入るということは、よかったんですが、一つ思ったのは、事務所が電話しかない場合だったら連絡できたかどうか。それが気になりました。聴覚障害は電話ができません。非常に不便な面があります。
 それは情報バリアフリーの内容にあるかどうかわかりませんが、障害者のところで電話ができないということに配慮した、例えばFAX番号やメールアドレスの受付などの対応が必要だと思います。そういう内容も含める必要があるのかなと思っています。
 今は、電話リレーサービスというのもふえております。そういうサービスを進める必要があると思っています。それも即座に盛り込めればいいかなと思いました。
 それから、私の意見でございます。
 最初のところのガイドラインの趣旨、または基本的な考え方のあたりに少し加えてもらえればと思っていることなんですけれども、古い話になりますが、10数年前に国連の障害者のスローガンを皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか。
 「完全参加と平等」というスローガンでした。
 あのスローガンを決めるに当たって、おもしろいエピソードがあります。
 最初の案は「参加と平等」だったんです。それが、聴覚障害者の委員、フランク・ボーさんという人から意見が出され、聴覚障害者の場合は、ただそこにいる、参加するだけでは意味がない。情報保障を配慮してこそ参加と言える。
 ですから、「完全」という言葉を入れてほしいという意見を出しました。その結果スローガンが変わったということがあります。
 そういう趣旨、それは含めるかどうかとして、どこかに含めてもらえればと思っています。完全参加と平等の考え方に基づいた内容を、もう少し盛り込んでいただければと思います。
 最後に一つ、細かい部分ですが、ページで言いますと、7ページにあります。
 聴覚障害者の説明のところあたりですが、言葉の面で少しひっかかったことがあります。
 最後の一つ上の丸、「補聴器を使用している、磁気ループが必要」という書き方になっているんですけれども、これが適切どうか、ちょっとひっかかりました。
 こういう書き方だと、磁気ループがないとだめだと誤解される部分があるんではないか。実際はそれがあると聞きやすくなるという部分があります。この表現が適切かどうか、私は補聴器は使わない立場なので判断はできませんが、難聴者の団体に聞いて確認したいと思っています。もし直していいという内容であれば、皆様にお伝えしたいと思います。
○高橋部会長 3点ありましたけれども、最初の電話リレーサービスは、幾つか鳥取県で始まっているところがあったんですけれども、このあたりを付帯事例として入れるか、ツールとして、方法として、いこうと思うのですが。
 じゃあそのあたりからお願いします。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 3点あって、1点目の電話できないことが不便である、電話での対応しか受け付けていないと、聴覚障害者の方は行動できないじゃないかということかと思います。
 メールもあるし、電話リレーサービスもあるしと、手法はをいろいろと個別列挙することがいいかどうかということがありますので、電話だけの対応では、聴覚障害者の方が困るという趣旨のものを何か入れさせていただければという方向で考えたいと思います。
 2点目の完全参加と平等です。
 情報がないと平等な社会参加にならないというのは、基本的考え方のところで、考え方としては盛り込んだつもりですが、ただ、今のご指摘を踏まえて、表現が弱いというようなところがあるのかもしれませんので、もう一度そこは見直させていただきたいと思います。
 3点目の補聴支援機器については、ぜひそこの意見を聞かれて、ご提供いただければと思います。
○高橋部会長 ありがとうございます。
 また調整の段階で越智さんのほうにお話をお伺いするかもしれませんので、よろしくどうぞお願いいたします。
 それから、磁気ループについて、耳が聞こえる側からすると、手段の一つとしてあったほうがいいかなという感じがしていますが、これについても再確認させていただきたいと思います。
 それから今、名前が出ましたけれども、アメリカのフランク・ボーさんという障害者運動を取りまとめて、聴覚障害者のリーダーになったという一人の方ですけれども。ご記憶にとどめていただければというふうに思います。
 岡村さん。
○岡村委員 首都大学東京の岡村でございます。
 ガイドラインの中身そのものではないんですが、今、パブリックコメントをやられているということで、このガイドライン自体は、学校であったり、区市町村とか民間の事業者さんに使っていただくということを想定していると思います。
 そうした場合に、今申し上げた各主体が、今の段階でこれをどういうふうに思われているかとか、使いやすい状況になっているのかとか、その辺のチェックといいますか、ヒアリングといいますか、その辺というのがやられているのかどうかということを確認させてください。
○高橋部会長 少し耳がやや痛いところですね。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 このガイドラインのために正直ヒアリングという特別な場を設置しているわけではございませんが、区市町村とは、うちのいろいろな施策でつながっておりまして、いろんな形で情報収集はしておりまして、また事業者のほうに関しては事業者の団体が、今日もお見えになっていらっしゃいますけれども、その方々と定期的にお会いする場がありまして、そういうところ限りということになってしまいますが、状況を把握しているということです。
 一つ一つの業者さんの全ての現場を詳細に把握できているわけではないですが、可能な限り情報収集していまして、今のご質問の趣旨としては、このガイドラインが反映されるような下地が整っているかというところでございますが、区市町村さんによっても、結構積極的に取り組まれているところはたくさんございまして、そういうところに対して、あるいは、まだこれからというところに対しては、底上げというような効果もきっと発揮できるのではないかということを期待しているところでございます。
○岡村委員 追加で。そうしますと、これは完成したその後、これを普及していくとか、啓発していく、その辺もプラスで多分必要なのかなと気がします。
○高橋部会長 現段階、福まちの協議会として、どういう案を出していくか、事務局に渡すか。形としては、事務局が我々にかわってというと言い方はおかしいんですけれども、作業をしていただいている、取りまとめていただいているという、そういう形になっておりますので、今の案自体は我々のものだという、そういう意識で発言をしなきゃいけないところです。
 最終的に、またそれをどうやって刊行物にするかという、それは多分、区市町村の意見照会だとか、関係部局との調整がさらに残るんだろうというふうに思います。
 今井委員さん、お願いします。
○今井委員 今井です。
 12ページの印刷物、ホームページ取組のポイントの上のところに、色の種類や組み合わせ等に配慮する、文字の大きさやフォントが読みやすいものになるよう配慮するとあるんですけれども、実際に配られたこのピンバッチの文字が、色の種類の組み合わせやフォントが見づらいということで、このガイドラインを出しておいて、これを配っているというのは、非常に問題があると思いました。
 ここが印刷物になっているんですけれど、ピンバッチは、印刷物としていいのかわからないので、配付物のほうが少し広くなるのかもしれないと思いました。

このコントラストを上げてフォントも変えないと、恐らく60代になると、ほとんどの方が文字が入っていることもわからないと思います。「TOKYO」という文字が読めない可能性が高いです。
 あとは、そういうものを考えますと、東京都でこの事態が起きているということは、「利用者の視点から点検の仕組みを用意しておくことも有効です」以上に、「利用できるかどうかの点検を極力してください」と入れたほうがよいのではないかと思いました。
 以上です。
○高橋部会長 有効ですから、そこを変えてほしいといくことですね。ありがとうございます。
 じゃあ、これは多分こちらの部局でやったわけじゃないですけれども、伝えておいていただきましょう。
○中村福祉のまちづくり担当課長 貴重なご意見をいただきました。
 そこまでの私自身の問題意識がなかったというところを反省しております。
 お配りさせてもらおうというところからスタートしたものですから、言いわけになりますが、5年前にカラーユニーバーサルデザインのガイドラインを作成して、庁内に周知したところなんですが、まだまだ行き届いていないものがあるというような反省と、そういった視点で、見やすさですとか色遣いですとか、というのも全てのことに作用するんだということは、ただ今のご指摘を踏まえまして注意したいと思います。また点検が重要というご意見をいただきましたので、その視点も忘れずにいきたいと思います。ありがとうございます。
○高橋部会長 先にできてしまったという、そういう感じですね。意識していなかったわけじゃなくて、先にこれができたと、そういうことですね。
 じゃあ稲垣委員。
○稲垣委員 日本大学の稲垣でございます。
 私が指摘させていただいた内容については、かなり具体的に対応いただいたと思っております。
 それ以外に、3点ほど追加点がございますので、順を追って説明させていただきますけれども、まず1点目は、資料2の17ページの町中の案内サイン、移動支援のところなんですけれども、例えば災害が起きたときというのは完全に別に項目を立てられて、そのための非常時の対応が必要だとか、そういったことが別のところで述べられているんですけれども、最近、ある自治体のバリアフリー関連の委員会の中で出てきた話だったんですが、夕方、夜になると、使えない施設とか団体でふえてくる。入り口が閉まってしまったりとか、トイレも多機能トイレは5時までしか使えないとかというのが出てきたりします。
 トイレは別のページに記載されているのを先ほど発見したんですけれども、使える経路が夜になるとどんどん閉じられていく。そのときに動的に毎日、時間がたつと経路が変わってくる可能性がある。
 そんなときに、適切な案内サインができているのかというところが、まだ不十分な点が町中には見られるという指摘が確かにそうだなと。
 新宿で酔っぱらって23時を超えて地下道でさまよっている酔っぱらいがいますけれども、僕もあれを経験したことがありますが、酔っぱらいと同じとは言いませんが、そういう出入り口がどんどんその状況によって変わってきてしまうものに対応したサイン、誘導の仕方とか、そういったものが必要なのかなと。完璧に対応させるのは難しいかもしれませんが。
 あと、時間だけではなくて、駅前広場の工事をしているときとか、工事中に誘導ブロックをまたぐような形で、パイロンのコーンを結ぶバーが置いてあったりとか、実際あったわけです。
 なので、きちんと、そういう動的なものに対応した誘導が必要になっていくのかなということでございます。どこかにそれを入れていただければと思います。
 これが1点目でございます。
 2点目ですけれども、10ページ目のところで、13番目の外国人ところになります。この外国人以外のところでは、かなりそれぞれに対応した具体的な記載があるんですが、こちらはわかりやすい表現にしましょうというので終わっているんですけれども、先ほど市橋委員からもちょっとご指摘がありましたが、アレルギーの食べ物の話があったかと思うんですけれども、宗教上の理由で、食事が制限というか、食べられないとかがあるという方もいらっしゃるので、豚肉が食べられないとか。
 とあるブログを見ると、カルディのような、ああいう輸入雑貨のお店で非常に困っているイスラム系の方がいらっしゃった。その方に、これとこれとこれはまずいよというようなことを教えると非常に感謝されたとか、そういったようなブログの記事がありましたけれども、そういったような生活信条であるとか、宗教上の理由で食べられないものがあるとか、そういったものの情報が非常に重要なのかなと。
 なかなか対応が難しいかもしれませんが、最新の機器では、ディスプレイにそういうスマホのようなかざすことによって、どこにそういう食べられないものがまざっている可能性があるのかといったようなことを、ディスプレイをかざすことによって、メニューをかざすことによって、そういう情報がその人に送られるといったようなことも考えられているというような事例もメーカーの方からお伺いしていますので、そういったような検討も必要なのかなと思いました。
 もう一つ、心のバリアフリーのこともあわせて最後お伺いしたいんですが、パブリックコメントの中で、地域における社会スタンスからの視点であるだとか、当事者参加の視点についてのご意見をいただいたというふうに先ほどご説明があって、この内容をさらに参加の視点で更新する予定であるというようなニュアンスがあったと思うんですけれども、具体的にそれはどういう内容なのかということを教えていただければと思います。
 これが3点目でございます。
 以上です。
○高橋部会長 ありがとうございます。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
 3点目のご質問は、全体として、心でも情報でも基本的考え方のところで、当事者参加は平等な社会参加の観点から重要ですと、基本的な考え方のところで結構触れたのですが、具体的に申しますと、地域での学習会のところのポイントのところです。個別のポイントのところでは、あまり触れていなかったんですね。、例えば地域の学習会のポイントで言うと、10ページでございます。
 特にこの辺で内容の一つ目でさまざまな特性を持つ障害者、高齢者等にも参加してもらうことが必要であるというふうには一応触れてみたんですが、もうちょっとパブコメのご意見を具体的に申しますと、講師に当事者をというようなお話だったんです。そういう趣旨を検討しようかなという部分のところです。
○稲垣委員 わかりました。
○高橋部会長 今のそれから案内誘導の件で時間とともに変化するという、ここも見落としがちなんですけれども、少しそういう文言も含めておきましょう。まだほとんどできていませんけどね。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 貴重なご指摘だと思いますので、その方向で検討させていただきます。
○高橋部会長 あと、まちづくりとの方にも絡んできますので、そういうさまざまなサービスへの多様なメニューへの表示ですね。写真ですとか、あるいは文字ですとか、そういう、かなりやられている店舗などふえてきてはいますけれども。
 それからパブコメについては、今のこれも踏まえた意見で調整をしようという、そういうことになります。よろしいでしょうか。
 それでは永田委員お願いします。
○永田委員 知的障害者育成会の永田と申します。
 いろいろと直していただいて、随分よくなったと思います、ありがとうございます。
 私は心のバリアフリーの6ページの子供へのユニバーサルデザイン教育について、少し気がついたことをお話ししたいと思います。
 ここに書かれていることは、このとおりだと思うんですが、改めて読み直してみて、ここから受け取られる印象というのが、どうも子供たちに多様性を尊重することを教えるということは、いいんですけれども、そこで学ぶ子供たちは健常な人、そして障害のある人もいるんだよというような、違いからスタートしているような感じに受けとめられるんですね。思いやりの心を育むとか、積極的に手を差し伸べるという、とても大事なことではあるんですけれども、どうも、自分たちは健常だから困っている人に何か優しくしてあげよう的なニュアンスが感じられるんです。
 先ほど川内委員から、基本的な考え方のところで平等ということが出たんですが、特に子供の場合は、私は何かをしてあげるとかというよりも、同じ仲間だというところを大事にしてほしいと思うんですね。地域にともに生きる同じ仲間としてというようなニュアンスのことを書き加えていただけたらというふうに思います。
 子供たちは障害がある人たちから学ぶこともありますので、決して上下関係ではないというか、一緒だっていう、人としてはみんな同じなんだというようなことを子供たちには、ぜひ教えていただきたいというふうに思いました。
 以上です。
○高橋部会長 ありがとうございます。どうしてもこういう文章に書きますと、ある小学校2年とか3年とか、そういった時点を横切りにして、それでやるので、そこから始まるみたいな形になっちゃうので、本当に今、永田委員がおっしゃっていたように、もう小さいときから接していれば、特にそんな余り障害のあるなしとか、そういうような形で意識せずにやっていくという、そういう形になって、自然体になるかというふうに思いますけれども、なかなか書きづらいので、こちらのほうは、もう一度工夫させていただければと思います。
○永田委員 違いというよりは、一緒というところからスタートしていったほうがいいと思いました。
○高橋部会長 ありがとうございます。よろしいですね。
  ほかにございますでしょうか。
○今井委員 今井です。
 今の永田さんの発言とも共通するんですけれども、心のバリアフリーの10ページ、取組のポイントの一番下に白丸をつけ加えてくださっているんですけれども、少しニュアンスが違っています。「より多くの人に参加してもらうために、小学生とその保護者を対象とするイベントにする」ではなく、「当事者のお子さんも参加できるようなイベントにしてほしい」ということで発言しておりましたので、永田さんの意見とも共通しているんですけれども、仲間として一緒に参加できるようなアクセスビリティが保障されたイベントにしてほしいという願いを持って発言しているので、その辺の考慮をお願いいたします。
○高橋部会長 ありがとうございました。
 事業者の皆さん方、いかがでしょうか。何かご指摘ですとか、ご意見等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
○滝澤委員 滝澤と申します。大変わかりやすくいろいろと修正していただきましてありがとうございました。
 中身の部分、具体的な内容というよりも、すみません、基本的な考え方、心のバリアフリーと情報のバリアフリー、両方眺めていただきたい、両方4ページですか。情報のバリアフリーのほうには、東京都さんはご存じのとおりオリパラに非常に力を入れていられて、オリパラに向けて、いろんなバリアフリーを積極的にやっておられる中で、情報のバリアフリーのほうは2010年ということで、二つ目のパラグラフのところに記述があるんです。心のバリアフリーのほうには全く触れていないので、何か理由があるのか、あるいは、もしなければ、両方に東京都として力を入れてやっているんだぞというのを前面に入れたほうがよろしいのかというふうに感じました。
○高橋部会長 ありがとうございました。修正、追加をさせていただきます。
 ほかに。はい、どうぞ。
○二井田委員 非常に細かい点でございますけれども、ヘルプマークの記述が、この心のバリアフリー、情報のバリアフリーであると思いますけれども、見ますと微妙に表現の仕方が変わっているんですよね。ですから、ここは統一していただいたほうがいいのかなという気はいたします。
 心のバリアフリーであれば15ページのところですし、情報のほうですと5ページのところになりますけれども、見比べてみますと、資料1のほうですと「義足を使用している人」、もう一つのほうですと「義足や、」というような、微妙に書き方が変わっておられますので、あわせられたほうがいいのかなという気がいたします。
 それとあと、ヘルプカードがございますけれども、このヘルプカードは、ヘルプマークと一体的に運用されているんではないのかなという気がしますので、このヘルプカードがどこにあるのか、ヘルプカードの確か同じ裏側に入っているというふうに記憶していますけれども、もし違うようであれば、それは結構ですけれども、もしそういうことであれば、そういった、もう少しわかりやすく書いていただけたらなという気がいたします。
 以上です。
○高橋部会長 ありがとうございました。要望が具体的に、川内委員からも情報の記述の仕方がとありましたけれども、全体の用語の説明について誤解がないように、同時にどちらかというと見ていただくような、そういう形になりますので、調整させていただきたいと思います。
 それでは、笹川委員お願いします。
○笹川委員 災害対策の件で、神戸におきましても、東日本におきましても、FM放送が非常に有効な存在になったわけですけれども、今、東京都の現状で、地域によっては全くFMがないところもありますし、各自治体で立ち上げてFM放送を活用しているところもあります。
 したがって、今後の方向としてやっぱりFM放送の整備ということも、うたう必要があるんじゃないかなという気がいたします。この辺、データとして出せるんであれば、今東京都のどの地域でFM放送が受信できるか、この辺を出していただければと思います。
 それから、前回調査をお願いしました、昨年の9月1日に出された視覚障害者向けの防災対策、この出所がわかっていれば知らせていただきたいと思います。
○高橋部会長 防災ブックでしたっけ。視覚障害者の。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 東京防災ですね。事務局の嶋岡です。
 1点目のほうはご意見ということで、2点目、東京防災の視覚障害者向けの前回のときのご質問内容がどうだったかということでよろしいですかね。それを回答するということで。
○高橋部会長 その視覚障害者向けの解説といいますか、それがどこから出てきているかという。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 どこからですか。部署ということですか。
 東京都の総務局総合防災部というところになりまして、委員の皆様には、そのご質問の回答をさせていただいたんですけれども、この前の専門部会では笹川委員のほうから、あれは拡大文字判といっても拡大文字になっていないじゃないかというご指摘だったかと思うんですけれども、確認させていただいたところ、総合防災部としては、拡大文字判というより、あれは音声コード版という位置づけなんですということで、回答がありまして、その旨皆さんもご回答させていただいたところでございます。
 ご回答になりましたでしょうか。
○笹川委員 どこが制作したのか聞きたいんです。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 東京都の総務局の総合防災部です。
○高橋部会長 最初のFMのエリアについて、ちょっとまた情報整理をしていただいて、今、多分すぐ答えられないと思いますので。それでまた委員のほうにご連絡をしたいと思います。
 越智さん。
○越智委員 越智です。意見の前に、先ほどの発言で誤解されたかもしれないので、少しそれを。何のために含めたのかを説明します。
 磁気ループについては、必要ないと言っているわけではございません。必要という表現が、例えば有効であるといったような表現のほうがいいということです。難聴者団体に聞いてみたいということです。
 意見でございますが、13ページに載っています。
 下のほうに、テレビ・ラジオのポイントを入れていただいてありがとうございました。表現がわかりにくいと思うので、これについて意見を述べたいと思います。
 まず、テレビ・ラジオのところで、黒丸のところです。「字幕を表示される」という表現は、一般の人にはピンとこないと思います。
 ですので、もうちょっと具体的に、「字幕表示の機能をオンにする」というような、具体的な表現のほうがよりわかりやすいと思います。
 それから、最後のところですが、テレビの字幕が手話をつけるというのはいいんですけれども、その後の問題として、例えばテレビのドラマとか、映画をDVDとか、ブルーレイで販売するときに、字幕がないものが多いです。せっかく放送のときは字幕つきなのに、そのデータを使わないで販売してしまう、それは非常にもったいないと思っております。
 なので、その後に、どういう書き方がいいのか、まだピンとこないんですけれども、例えば商品化するときは字幕データを入れるというような中身も盛り込んでほしいと思っております。
 以上です。
○高橋部会長 最初のほうは簡潔に修正できるかと思います。後半のほうが今のさまざまな商品に対する字幕をつけるということで、多分著作権の問題とかいろんなものが絡んでくるのではないかというふうに思いますけれども、どこまで書き加えることができるかどうか、検討をちょっとしていただくということでよろしいでしょうか。
○越智委員 はい。
○高橋部会長 ご指摘のところを十分理解しているつもりです。ありがとうございました。
 それでは、ちょっと最後にさせていただいて、じゃあ斉藤委員と横矢委員でお願いいたします。じゃあ斉藤委員から。
○斉藤委員 都精連の斉藤です。
 心のバリアフリーガイドラインの15ページのほうと、情報バリアフリーガイドラインの5ページに、ヘルプマークが載っているんですけれども、ヘルプマークは数年前にでき始めまして、実はヘルプマークができてから、ヘルプカードというのもできたんですけれども、私たち都精連の分かち合いグループというのを経営していまして、都精連でやっていまして、それでそこに当事者だけが来るんですけれども、分かち合いミーティングでヘルプカードを使って、持っているという人がいたんですね。そういう話が出たんですけれども、女性の方です。
 そうしたら、ヘルプカードを持っているんだけれども、いつもつけているんだけれども、感想として、全然役に立たないというふうに言われてしまいまして、自分としてもその感想を聞いて驚きとショックを受けたんですけれども。
 私は、高田馬場を歩いていまして、いかにも障害者っぽいなと見えたみたいで他人から声をかけられて、ヘルプマークをつけなさいよというふうに強く押されたので、それからヘルプマークをつけるようになったんですけれども、初めのうちは全然誰も助けてくれなかったんですけれども、だんだん最近いろいろ荷物を持ってくれたり、席を譲ってくれたり、結構手助けをしてくれる人がふえてきたことは、事実、現実なんですよね。だから大分進んできたのか、前より進んできたのかなと思いまして、持っていた、つけていた当初は、本当にこれをつけて有効なのかという疑問視だったんですけれども、最近は大分声をかえてくれたりしているので、ありがたいなというふうに思っていまして。
 それで、デパートの地下の食料品ところに、買い物に行ったりしても、店員の人から、「あらこれをつけているのね、どうみんな助けてくれる」とか店員さんのほうから声をかけてくれて、いろいろ気遣ってくれたりしてくれる場合もあります。
 それで、ヘルプマークを私がつけていて、役立っているんですけれども、分かち合いミーティングに来た人はヘルプカードを使っていて、全然役に立たないというふうに言われていたので、ヘルプカードとヘルプマークの違いみたいなものですか、ヘルプカードよりヘルプマークをつけていたほうが、有効なのか、それともヘルプカードもヘルプマークと同等のものなのか、どういう使い分けをすればいいのかなというところを、ちょっと自分でも疑問に思ってきまして、そこのところの使い分けがどうなのかなというふうに思うのが、一つ疑問に挙がっているところであります。
 そんなところです。以上です。
○高橋部会長 ありがとうございました。マークとカードという、マークを使ったカードという形になるんだと思いますけれども。嶋岡さんのほうでご説明はありますでしょうか。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡です。
 そうですね。ヘルプマークは外見からはわかりにくい方々に積極的に周りから手を差し伸べられるようにと。ヘルプカードは連絡先とかが入っている、緊急時の連絡先ということで、役割があるんですけども、おっしゃられるとおり、わかりにくいとかあるかもしれません。所管のほうともちょっと確認して、どういう表現で、どういうふうに載せることがよりわかりやすくなるのかというのを、ちょっと検討させていただきたいと思います。
○高橋部会長 じゃあ、またそれは後日という形になろうかと思います。
 横矢委員お願いします。
○横矢委員 子どもの危険回避研究所の横矢です。
 私が気になったのは、白丸と黒丸の使い方なんですけれども、何かわかりにくいなと思ったんです。情報バリアフリーのガイドラインを見ますと、例えば視覚障害とか、いろんな障害のタイプによって分けているところは全部白丸なんですが、それは取組のポイントではないところなので全部が白丸になっているのか、そういうことであれば、白丸を使うのは何か紛らわしいと思うんですね。
 これは黒じゃないのか、必要であると書いてあるのにとかというふうに、意味がよくわからない。例えば6ページを見ていただくと白丸がいっぱい並んでいるんです。いきなり白丸ばかりのところにいってしまうんです。
 それでもし、例えば12ページのように取組のポイントというタイトルのページにおいてだけ白丸と黒丸の区別をつけたいのであれば、最初に言ったような6ページあたりは、もう丸じゃない何かマークを使ったほうがいいのではないか。
 それから、目次の下に書いてあるところは、本文中のこの各取組のポイントという項目においてはとか、そういう説明がないと、何か目次の中に黒丸と白丸がついていないのに、意味がわからないというふうになってしまうと思うので、もうちょっと説明をしていただけるといいかなと思いました。お願いします。
○高橋部会長 ありがとうございました。事例ですとか、考え方のところについている、それからその丸もわかるように変えた方がいいということでした。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡です。
 全くご指摘のとおりで、配慮のところは特に白丸というのは、ここで言う白丸とはまた違う意味でございまして、情報バリアフリーになっていない表現だったかと思います。そこのマークは変えさせていただきます。
○高橋部会長 ありがとうございます。田村委員、ありますか。短目に、よろしくお願いします。じゃあこれで最後にさせていただいて、次の議題に。
○田村委員 田村です。
 10ページの外国人なんですけれども、やっぱり言葉がわからないという意味では、情報の障害者ということで、非常に外国人もわかりやすい日本語を使うようにする、割と日本語は熟語とかになって、端的にあらわせるから漢字の熟語にしてしまうんですけれど、そうすると逆にわかりにくい。外国の方なんかにも聞きますと、日本語は口語体の日本語がとてもわかりやすいと、日本語は簡単だと。口語体に近いような、そうすると幼児とか、小学生低学年にもわかるので、危険とか危ないとか、災害時とか、そういうのにはなるべくわかりやすい言葉を使うように、医学の用語なんかも大分わかりやすい言葉に変えるようになりましたよね。なるべく漢字、熟語を使って。そういうのも、取り入れるようにと。

それから地図の表記とか、記号を国際化というか、スタンダード化したほうが、オリンピックやパラリンピックのときに外国人もたくさん来ますから、例えばお寺のマークとか、あれは鍵十字と間違えやすいとか、ちょっと変えるようにして、三重塔に変えるとか、いろんな動きがありますけれども、そこら辺なんかもどんどん取り組んで、改良していくと、有効なのではないかと思いました。
 ある大きなコーヒー店で英語の表記があって、何か不審物を見たときには店員に知らせるようにと、その表現が外国人にもわかりやすく英語で書かれている姿勢と態度はとても立派なんですけれども、すごい変な英語だったので、外国の方にこれはどういう意味だと聞かれて、そういう表現なんかも、もう少し簡単に、スタンダードな表現で統一されるとよいかなと思いました。
 以上です。
○高橋部会長 ありがとうございました。
 それでは、まだたくさんいろいろとご意見があるかと思うんですが、今日大分出てまいりました。これから少しまた整理をしなおさなければいけませんけれども、年度末ということもあって、最終的には皆様方のご発言、大体趣旨が理解不能なところはなかったので、大丈夫だと思いますけれども、どこまで時間の関係もあって、もちろん時間の関係だけで外してしまうということではないですけれども、ここに、このガイドラインに入れる資料1、資料2の中に入れるべき点については、事務局と私のほうで、ちょっと相談をさせていただいて、最終的に責任を渡していただければというふうに思いますので、ご了承をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
 それでは、その関係で、資料1と資料2の関係で、もう一つ拡大文字、資料3になるんですけれども、こちらのほうについて、先ほどお話がちょっとありましたけれども、ご意見等があるかと思います。特に用語の説明だとか、ルビを振っているだけで、あるいは拡大しているだけいいのかどうかという、読み手がどうなのかということなんかも、とても大事になるかというふうに思います。これも少し調整が必要になることは承知しておりますけれども、特にご発言はありますでしょうか。皆様、現段階で。
 川内委員、お願いします。
○川内委員 東洋大の川内です。
 ルビがついていて、ルビをつけるときにはいつもこういう問題がずっと言われてきているんですけれども、ルビっていうのは、漢字が読みにくいとか、そういうパターンのためなのに、もともとの文章がこういう言葉でいいのかということです。
 つまり、ルビをつけるよりは、もちろんルビでもいいんですけれども、もともとの表現自体を易しくしないと、余りにも、例えば2ページ目の3行目で、「対話を通じて代替策等を検討する」いうのがあるわけですので、これは「話し合いを通じて、かわりのやり方を検討する」とか、そういうふうな書き方のほうがわかりやすいわけですよね。
 ですから、ルビをつけることと拡大文字が一緒になっていること自体も個人的には違和感がありますけれども、ルビをつけるならば、もとの文章を少し何とかしないといけないのではないかということを思いました。
 以上でございます。
○高橋部会長 ご指摘のとおりだというふうに思います。誰に向けた拡大文字、あるいは平仮名表記、あるいはルビなのかというふうに思いますので、こちらのほうはご検討させていただきたいと思います。
 ほかにございますでしょうか。稲垣委員、お願いします。
○稲垣委員 日本大学の稲垣です。ちょっと瑣末な指摘というか、意見で申しわけないんですけれども。今のルビの振り方なんですけれども、2種類あったと思うんですが、例えば1ページ目の3段落目のところ、「行政や事業者においては、来所者や顧客等」の、この「顧客」のところなんですけれども、一つ一つの漢字に対して、読み仮名を上に、例えば一文字目は「こ」だけですよね、二文字目は「きゃく」になるので、それぞれの漢字の上に対応したルビをふるという方法、これは小学校では、教科書は基本的にそちらのほうにしましょうと、これは漢字をきちんと学習する、どの漢字がどの読み方をするのかということを学ぶために、そういう振り方をしたりしますけれども、そうすると漢字の間の幅が広がって、字間が広がったりしまったりとか、そういったような調整が必要になってくるんですけれども、先ほど会長がおっしゃったように、誰のためのものなのかということを考えたときに、どちらのルビの振り方を採用するべきなのかということは、検討されたほうがいいのかなと。
 ここでどちらがいいと私は申し上げませんが、その検討はどこかでしていただきたいと思います。以上です。
○高橋部会長 ありがとうございます。多分皆さん共通のご意見をお持ちではないかというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、時間の関係もありますので、この資料1、2、そして資料3については宿題もかなりありますけれども、作業を進めさせていただくということでご了承いただきました。
 あと、幾つか資料がありますので、そちらのほうの議題に移りたいと思います。よろしいでしょうか、事務局のほう。この後のガイドラインの決着点、ゴール点ですね。スケジュールも含めてご説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○中村福祉のまちづくり担当課長 ただいま皆様からいただきましたご意見を踏まえて、またパブリックコメントによるご意見も踏まえまして、今後のスケジュールですけれども、2月中に修正や各方面との調整を行いまして、3月中にガイドラインを発行するという予定でございます。並行して印刷、製本の作業を行う関係で、スケジュール上、委員の皆様からご意見をお伺いするのは、本日のこの専門部会が最後とさせていただきたいと存じます。
 今後は、何かございましたら、高橋部会長と調整させていただければと考えております。ご了承いただければと思います。
 なお、製本のレイアウトやデザインができましたら、ご参考に皆様にはお届けさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 続いて、その他のところで、資料4と資料5を用意していますので、続けてご説明をさせていただきます。
 まず初めに資料4でございます。今月15日に発表された東京都予算原案の概要についてご説明させていただきます。資料4をご用意いただけますでしょうか。
 まず東京都全体の予算概要でございます。表紙の次の1ページをご覧ください。
 平成28年度予算は、「『世界一の都市』の実現に向けた取組を加速化・深化させ、力強く前進させる予算」と位置づけ、「東京都長期ビジョン」が指し示す、2020年とその先の将来像の実現に向けて積極果敢な施策展開を図る、などの点を基本に編成されております。
 2ページをご覧ください。一般会計の予算規模でございます。前年度に比べて0.8%増の7兆110億円となっており、特に政策的経費である一般歳出については、4.8%増の5兆933億円となっております。
 続いて3ページをご覧ください。ここからが具体的な施策の説明でございます。なかほどに2020年以降を見据えた取組とございまして、そこにバリアフリー化の推進、28億円とございます。誰もが快適に暮らせ安心して訪れることができるまちにするため、鉄道駅等におけるバリアフリー化、心と情報のバリアフリーに向けた普及啓発の強化など、ハード・ソフト両面からバリアフリー化を推進、ということで、私たち福祉のまちづくり担当の事業もこの中に含まれております。
 具体的には、学生や当事者も参加するシンポジウムを新規事業として取り組むほか、新たな普及啓発の取組として、小・中学生によるポスターのコンクールを実施することとしております。このシンポジウムに関しては、最終的には広く都民の皆様が活用できる実践プログラムの作成につなげたいと考えておりまして、学生や当事者によるワーキンググループを設置し、本協議会の中野委員にもご参加をいただきながら取り組んでいく計画をしております。今後、委員の皆様にもご協力をお伺いすることがあるかと思いますので、その際はよろしくお願い申し上げます。
 次に4ページをご覧ください。大都市東京にふさわしい福祉施策の展開ということで、子育て環境の充実や、障害者に対する生活支援などの取組を掲げております。
 5ページをご覧ください。上のほうには誰もが活躍できる社会の実現ということで、雇用対策として、障害者の正規雇用化などの対策を掲げております。
 次に6ページをご覧ください。下のほうに国際的な観光都市の実現とございます。そこの二つ目の丸で、外国人旅行者等の受入環境の充実(78億円)の中で、その中ほどに書かれております、車椅子に対応したリフト付観光バスの導入支援にも取り組むこととしております。
 また、7ページをご覧いただきまして、一番下の部分ですけれども、次世代自動車等の普及促進として、環境性能が高く誰にでもやさしいUDタクシーの普及促進にも新たに取り組むこととしております。
 最後に8ページをお開きください。本日の会議資料を先週事前に皆様にお送りした際には7ページまでだったんですけれども、その後先週の金曜日に復活予算案について発表されまして、その資料を8ページにつけ加えさせていただきました。そちらをご覧ください。中ほどに新規事業の(新)でございますが、心のバリアフリーに向けた普及啓発の強化とあり、2,000万円が計上されております。
 こちらも私たち、福祉のまちづくり担当の取組でございます。内容は都内全ての高校生を対象とした心のバリアフリーや施策及び設備の適正利用に向けた普及啓発ということで、まずは高齢者や障害者などに町中で心のバリアフリーの事例ということについて聞き取り調査を行いまして、調査で集めたデータを活用してリーフレットを作成し、各高校へ配付するということを考えております。なお、調査に関しては、来年度いろいろと重なっておりまして、今申し上げたところの心のバリアフリーの事例等についての聞き撮り調査は私たち福祉のまちづくり担当の事業ですが、そのほか、総務部が担当する都民全般を対象にした東京都福祉保健基礎調査の中で5年ごとに実施しております福祉のまちづくりに関する質問コーナーの調査をする年にも当たっております。
 また、もう一つ、障害者施策推進部のほうで、社会参加に関する障害者等の意識調査というものも実施する予定でございまして、こちらは障害者等を対象にスポーツ大会や文化事業等への参画に関する内容となっております。
 今申し上げた三つの調査については、それぞれ皆様にもご協力をお願いすることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上が来年度の予算原案の概要でございます。今ご説明申し上げたとおり、東京都では来年度も新規事業を含めハード・ソフトの両面で福祉のまちづくりの推進に積極的に取り組んでまいります。その中で心と情報のバリアフリーについては、昨年10月に本協議会からいただいた意見具申の提言を踏まえまして、特に子供たちや学生など、若い人たちへの普及啓発に関してかなり重点的に来年度予算案に盛り込ませていただきました。予算案についてはこれから都議会で審議されますが、しっかりと取り組んでいけるよう、準備していきたいと考えております。
 資料4の説明は以上でございます。
 次に資料5でございます。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた東京版アクセシビリティ・ガイドラインについて、ご説明をさせていただきます。
 こちらの資料は今週の25日の月曜日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から公表された資料でございます。専門部会の委員の皆様の中には、このアクセシビリティ・ガイドラインの協議にかかわっていらっしゃる方もいらっしゃいますので、既にご存じかと思いますが、改めてこのガイドラインとは何かということについて、確認させていただきます。
 1の『TOKYO2020アクセシビリティ・ガイドライン』とはをご覧ください。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の各会場のアクセシビリティに配慮が必要なエリアと、そこへの導線となるアクセシブルルート、輸送手段、組織委員会による情報発信・表示サイン等のバリアフリー基準、並びに関係者の接遇トレーニング等に活用する指針でございまして、ハード・ソフト面、両面にわたる内容となっております。
 今回発表されたものはハード編の暫定基準でございまして、最終的な完成版については、本年6月ごろまでにアクセシビリティ協議会で決定し、10月以降IPCからの承認を得て、公表する予定となっております。
 次に3の暫定基準の設定及びその適用の考え方のところをご覧ください。
 基準には、まず一番望ましい基準として、推奨基準があります。これは「東京都条例等による望ましい整備」及び「IPCアクセシビリティガイド記載のベストプラクティス」の水準を総合的に勘案し策定したもので、新設の会場、主要駅等のアクセシブルルートとして大会時に適用する範囲において、仮設対応を含めて、可能な限り実現を目指す。としたものでございます。
 次に、標準基準として、「IPCガイドの遵守基準」、「国の推奨基準」、「国の遵守基準を上回る東京都条例等の整備標準」のうち、相対的に高いものを総合的に勘案し策定したもので、既存の会場、多くのアクセシブルルートとして大会時に適用する範囲において、大会後の利用ニーズ等を勘案し、仮設対応を含めて、可能な限り実現を目指す、としたものでございます。
 また、基準適用の優先順位ついてですが、適用1、適用2とございまして、レガシーを重視し、まずは適応1として、恒常的な施設として整備するよう施設の管理者や関係者に対して要請するものとし、それが困難な場合、適応2として、仮設施設の整備、ソフト的対応を確保するということとしております。
 次に4のハード編の数値基準の概要でございます。内容が非常に多岐にわたっておりますので、ここでは抜粋として幾つかの代表的な基準を紹介しております。まず会場・公共交通の出入り口のドア幅ですが、推奨基準は950ミリ、標準基準が大会会場は850ミリ、右側に移りまして、公共交通施設は900ミリです。この標準基準は福祉のまちづくり条例における整備基準と同様でございます。
 次に真ん中やや下にありますエレベーターのかごの大きさのところでございます。推奨基準が2,100×1,500ミリ、標準基準が1,700ミリ×1,500ミリで、福祉のまちづくり条例の努力基準として定めたサイズよりも大きなものとなっております。
  また、その次の競技会場のアクセシブルな座席比率は標準基準として、オリンピック大会会場は0.75%、パラリンピック大会会場は1.0%、車椅子競技会場は1.2%で、同伴者席を同比率で横に設置としており、※のところでアクセシブルな座席は複数の位置から座席の選択が可能となるよう、分散して配置としております。
 最後に車椅子用区画のスペースについて、900ミリ×1,300ミリと定めており、※のところで回転できるスペースの確保についても記載されております。
 以上が東京版アクセシビリティ・ガイドラインの暫定基準の概要でございます。今後はこのガイドラインに沿って、競技会場などの整備が進められていくことになりますが、当協議会においては、昨年10月に開催した会議で、都立競技施設の実施設計等に関するワーキンググループの設置について、皆様にご了承いただいたところでございます。
 都立競技施設の設計段階で、このガイドラインを適切に適用できるよう、ワーキンググループの中でご意見を頂戴しながら進めていくこととしておりますので、メンバーとなっております高橋部会長、中野委員、川内委員、市橋委員、越智委員、笹川委員、斉藤委員、永田委員の8名の方々におかれましては、どうぞよろしくお願いいたします。
 また、ワーキングにおきましては、オリンピック・パラリンピックに絡めて、先ほど申し上げた障害者施策推進部が実施する調査についてもご意見をお伺いする予定としております。あわせてご承知いただければと思います。
 説明は以上でございます。
○高橋部会長 ありがとうございました。
 資料4に基づきまして、平成28年度の東京都の予算原案の内容、これから議会等で慎重に審議をさせていただくわけですけれども、この取組の編制方針が示されまして、予算の、特に福祉のアクセシビリティ関係に絡むものがたくさんありますので、そういったものについて、ご説明いただきました。
 あと、資料5で、先日記者発表されましたけれども、マスコミ等でご承知だと思いますけれども、2020アクセシビリティ・ガイドライン、その本体部分、暫定基準という形になりますけれども、概略の説明をいただきまして、ありがとうございました。
 これについて、要望と言いますか、意見の伝達的なことに入るかもしれませんけれども、何かありましたらお願いをしたいと思いますが。
 市橋委員、お願いします。
○市橋委員 せっかくだから的確に手短に教えてください。
 次世代自動車の普及推進でUDタクシーと、それから観光バスの予算額だけ教えてください。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡です。
 申しわけございません。予算額が詳細までちょっと今の段階でお示しできるかどうかわかりませんので、この場ではご要望として受けとめて、お答えできるようであればご連絡するということでお願いします。
○市橋委員 わかりました。
○高橋部会長 ほかにございますでしょうか。
 どうぞ、高橋委員。
○高橋委員 7ページの都市のスマートエネルギー化の推進のところで、新利用として、家庭におけるエネルギー利用の高度化促進事業とありますね。
 これは今、電力が自由化になりまして、一般家庭では電力をどこにどのように委託してやっていったらいいか全然わからない人がたくさんいる、特に高齢者はほとんどわからない人が多いんですけれども、ああいう宣伝というのは、東京都はわかりやすく、何か広報活動というのはできないでしょうかね。
 もう少し区市町村がきちんとやってくれればいいけど、区市町村に聞いたら区市町村も、いろいろと東京都の関連性があってどうのこうのと言っていますので、東京都が指導していただかなければできないのかなというので、今日はいい機会があったので、これを先に読ませていただいたんで、これを質問して、私たちも考えていかなくてはならないのかなという思いで発言させていただきました。どうでしょう。
○高橋部会長 いかがでしょうか。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 事務局の嶋岡でございます。
  そういう電力の自由化は非常に大事な問題なんですけども、担当部署があるかどうかも含めて、お話の内容は承知したので、確認してまた担当部署があればそこに今のお話をお伝えするという形でよろしいですか。
○高橋部会長 お答えできない可能性もありますが。
 ほかはいかがでございましょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、ありがとうございました。今日の本題であります情報と心のバリアフリーガイドライン、最終的な議論ということになりました。まだまだ修正する点が多いんですけれども、2月の末日を目指して、取りまとめに鋭意努力をしたいというふうに思います。
 また、その過程で皆様方にもいろいろと確認をすることがあるかというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。最終的には私と事務局のほうにお任せいただければというふうに思っているところでございます。
 それでは、これをもちまして第6回専門部会を終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
○嶋岡福祉のまちづくり係長 最後に今後のことを。
○中村福祉のまちづくり担当課長 それでは今後の予定についてご報告させてください。
 今後専門部会で審議する事項は特にございませんので、今のところ開催の予定はございません。今年度の専門部会については、本日が最後となります。
 先ほどご説明させていただきましたアクセシビリティのガイドラインの件で、本協議会に設置されたワーキンググループについては、当初来年度から開催する予定と説明をしておりましたけれども、関係部署が年度内に開催する方向で現在協議を進めておりますので、開催する場合はメンバーの方にはご連絡いたしますので、そちらもよろしくお願いいたします。
 以上でございます。ありがとうございました。
○高橋部会長 ありがとうございます。
 それではこれをもちまして、第6回専門部会を終了させていただきます。どうもありがとうございました。
(午前11時56分 閉会)

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