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東京都福祉保健局


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福祉保健の基盤づくり

第11期第1回福祉のまちづくり推進協議会

1 日時

平成28年10月17日(月曜日) 午前10時から11時30分まで

2 開催場所

東京都庁第二本庁舎31階「特別会議室21」

3 会議次第

1 開 会

2 委員紹介

3 福祉保健局長挨拶

4 会長選任等

5 議 事
(1) 審議事項
ア 第11期審議テーマ等について
イ 専門部会の設置について
(2) その他

6 閉 会

4 出席委員

高橋会長 川内委員 大島委員 岡村委員
今井委員 稲垣委員 滝澤委員 井料委員
二井田委員 伊藤委員 岩佐委員 市橋委員
越智委員 笹川委員 菊地委員 永田委員
高橋委員 鈴木委員 篠崎委員 本田委員

5 会議資料

【資料】

【参考資料】

6 議事録

(午前10時01分開会)
○事務局(門井) それでは、定刻を過ぎましたので、まだお見えになっていない方もいらっしゃいますけれども、始めさせていただきたいと思います。
本日はお忙しい中をお集まりいただきまして、ありがとうございます。第11期第1回東京都福祉のまちづくり推進協議会を開催させていただきます。
私は事務局を担当させていただきます東京都福祉保健局生活福祉部福祉のまちづくり担当課長の門井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。以後、座って進めさせていただきます。
最初に、お手元の配布資料の確認をさせていただきます。
まず、本日の次第がありまして、次第の横には座席表がございます。
次第の下ですが、A4横でホッチキスどめのもので資料1「第11期福祉のまちづくり推進協議会の審議事項等について」
次に、A4縦でホッチキスどめのもので資料2「都におけるバリアフリー化等の進捗状況について(平成27年度末)」でございます。
その下に、参考配布資料としまして、A4縦「東京都福祉のまちづくり条例」、A4縦「東京都福祉のまちづくり推進協議会設置要綱」、A4縦「第11期福祉のまちづくり推進協議会委員名簿」
あと、冊子で「東京都福祉のまちづくり推進計画 平成26年度~30年度」
最後に冊子で「東京都福祉のまちづくり条例 施設整備マニュアル」
以上の9点になります。
なお、最後の2点、「東京都福祉のまちづくり推進計画」と「東京都福祉のまちづくり条例 施設整備マニュアル」は、会議終了後、事務局で回収しますので、お持ち帰りにならずに、机上に置いていただきますようお願いいたします。
また、委員の皆様方には、福祉保健局広報誌「月刊福祉保健」の7月分から9月分までを参考までに配布しております。
そろっていないものがございましたら、事務局までお申し付けください。大丈夫でしょうか。
あと、委員の皆様方には知事からの委嘱状を机上に置かせていただいておりますので、御確認いただきたいと思います。
続きまして、定足数の確認でございます。お手元の「第11期委員名簿」の28名のうち、本日は23名の委員の方に御参加いただいておりますので、東京都福祉のまちづくり推進協議会設置要綱第4にある定足数であります委員の半数以上を満たしております。
それでは、第1回の協議会でございますので、御出席いただいている委員の皆様を名簿の順に御紹介させていただきます。
東洋大学ライフデザイン学部教授の高橋儀平委員でございます。
○高橋(儀)委員 東洋大学の高橋です。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 浦和大学総合福祉学部講師の大島委員でございます。
○大島委員 大島です。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東洋大学ライフデザイン学部教授の川内委員でございます。
○川内委員 川内です。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 首都大学東京都市環境学部准教授の岡村委員でございます。
○岡村委員 岡村です。よろしくお願いします。
○事務局(門井) フリーランス・ユーザーリサーチャーの今井委員でございます。
○今井委員 今井です。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東日本旅客鉄道株式会社東京支社総務部企画部長の井料委員でございます。
○井料委員 井料です。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 東京バス協会常務理事の二井田委員でございます。
○二井田委員 二井田でございます。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 日本フランチャイズチェーン協会専務理事の伊藤委員でございます。
○伊藤委員 伊藤でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 日本ホテル協会事務局長の岩佐委員でございます。
○岩佐委員 岩佐でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会副会長の市橋委員でございます。
○市橋委員 市橋でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東京都聴覚障害者連盟事務局長の越智委員でございます。
○越智委員 よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東京都盲人福祉協会会長の笹川委員でございます。
○笹川委員 笹川です。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東京都精神障害者団体連合会事務局長の菊地委員でございます。
○菊地委員 菊地です。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 東京都知的障害者育成会副理事長の永田委員でございます。
○永田委員 永田でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) NPO子どもの危険回避研究所所長の横矢委員でございます。
○横矢委員 横矢でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 東京都老人クラブ連合会副会長の高橋景市委員でございます。
○高橋(景)委員 高橋景市です。よろしくどうぞお願いいたします。
○事務局(門井) 都民公募委員の鈴木委員でございます。
○鈴木委員 鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 同じく公募委員の篠崎委員でございます。
○篠崎委員 篠崎です。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 同じく公募委員の本田委員でございます。
○本田委員 本田でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室長の吉田委員でございます。
○吉田委員 吉田でございます。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 国土交通省総合政策局安心生活政策課長の長井委員でございます。
○長井委員 長井でございます。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 福生市長の加藤委員でございます。
○加藤委員 よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) なお、日本大学理工学部助教の稲垣委員につきましては、遅れる旨の御連絡を受けております。
また、慶應義塾大学経済学部教授の中野委員、一般社団法人日本民営鉄道協会運輸調整部長の滝澤委員、東京商工会議所常務理事の西尾委員、国土交通省住宅局建築指導課長の石崎委員、練馬区長の前川委員につきましては、本日は御都合がつかず、御欠席の連絡をいただいております。
次に、東京都の出席者を御紹介させていただきます。
梶原福祉保健局長でございます。
○梶原福祉保健局長 梶原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 事務局職員を紹介いたします。
坂本生活福祉部長でございます。
○坂本生活福祉部長 坂本でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) また、福祉のまちづくりに関しましては関係局の課長が福祉保健局の兼務担当課長に任命されておりますので、順次御紹介申し上げます。
財務局建築保全部山崎技術管理課長でございます。
○山崎技術管理課長 山崎です。よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 都市整備局市街地建築部相羽建築企画課長でございます。
○相羽建築企画課長 相羽です。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 建設局道路管理部安全施設課長、本日は代理でございます。
○菊地安全施設課長代理 代理の菊地と申します。よろしくお願いします。
○事務局(門井) 建設局公園緑地部大道公園計画課長でございます。
○大道公園計画課長 大道と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 交通局建設工務部小久保建築課長でございます。
○小久保建築課長 小久保です。よろしくお願いいたします。
〔午前10時09分 稲垣委員出席〕
○事務局(門井) ただいま、稲垣委員が到着されましたので、御挨拶をよろしくお願いいたします。
○稲垣委員 遅れて来まして申し訳ございません。日本大学理工学部の交通システム工学科で助教をしております稲垣と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局(門井) ありがとうございました。
なお、本協議会の運営を補佐するために関係局の部長級職員で構成する幹事会を置いております。幹事につきましては、お手元の参考資料「福祉のまちづくり推進協議会設置要綱」の巻末に別表として役職一覧がございます。それをもちまして紹介にかえさせていただきます。
また、本日は傍聴の方がいらっしゃいますので、お知らせいたします。
なお、当協議会の議事録は東京都ホームページに掲載され、インターネットを通じて公開されますので、申し添えさせていただきます。
では、議事に入ります前に、福祉保健局長の梶原より御挨拶を申し上げます。
○梶原福祉保健局長 福祉保健局長の梶原でございます。第11期東京都福祉のまちづくり推進協議会の発足に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
各委員の皆様におかれましては、御多忙の中、委員就任に御快諾をいただき、心から御礼を申し上げます。今後2年間にわたりまして福祉のまちづくりについて御審議いただくことになります。御協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。
本協議会は、平成7年に制定された福祉のまちづくり条例に基づく審議機関として設置をされております。この間、本協議会からは多くの貴重な御提言をいただきました。前期協議会では、心のバリアフリーや情報バリアフリーについて意見具申をいただき、これを踏まえまして、都におきましても本年度から新たな取り組みを始めるなど、本協議会からの御提言を踏まえて、ハード、ソフトの両面から、福祉のまちづくりに関わる施策を展開し、着実にレベルアップを図っているところでございます。
今後の取り組みでございますけれども、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、先般、大会の競技会場の整備等について定めたアクセシビリティガイドラインが取りまとめられております。今後、このガイドラインを踏まえながら、より望ましい整備等に向けた検討が必要になっているところでございます。
また、福祉のまちづくりにおける様々な施策を総合的かつ計画的に推進していくための福祉のまちづくり推進計画、これは条例に基づく計画でございますが、現在の推進計画は、平成30年度までを計画期間としておりまして、次の推進計画に向けた検討も必要となってございます。本11期の福祉のまちづくり推進協議会では、4年後に迫りました東京オリンピック・パラリンピック2020年大会、あるいはその後も見据えたユニバーサルデザインのまちづくりにおける望ましい整備等の方向性や、次期の福祉のまちづくり推進計画の考え方について、御審議をお願いしたいというふうに考えております。各委員の皆様方につきましては、様々な視点から活発な御審議をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
これをもって私の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局(門井) 次に、会長の選任に入らせていただきます。
会長の選任は、設置要綱第2の1によりまして、委員の互選によることとされておりますので、委員の皆様から御意見を賜りたいと存じます。
○二井田委員 東京バス協会の二井田でございます。第10期におきましても会長を務めていただきまして、意見具申の取りまとめに御尽力いただきました東洋大学の高橋儀平委員に引き続き会長をお願いするのがいいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○事務局(門井) ただいま二井田委員より、高橋儀平委員という御推薦がございました。いかがでしょうか。よろしければ拍手で御承認いただきたいと思います。
〔「異議なし」の声あり。拍手〕
○事務局(門井) ありがとうございます。御承認をいただきましたので、高橋儀平委員に第11期福祉のまちづくり推進協議会の会長をお願いいたしたいと存じます。どうぞ会長席のほうにお座りください。
〔高橋(儀)委員、会長席に着く〕
○事務局(門井) 早速ではございますが、高橋会長から一言御挨拶をいただきたいと存じます。
○高橋会長 皆さん、おはようございます。東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学の教授をしています高橋儀平と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま、二井田委員のほうから11期の会長ということで、大変、大役を仰せつかりました。皆様の御賛同を得て、この協議会を十分、実のある会議にしたいというふうに思います。先ほど局長の御挨拶にもありましたけれども、本当に4年弱で2020東京オリンピック・パラリンピックという形になります。ガイドラインも恐らく年度内に公表されるのではないかというふうに思いますので、期待をしつつ、この福祉のまちづくり推進協議会の役割も本格的に忙しくなるといいますか、非常に重要な局面に差し掛かっているのではないかというふうに感じています。きょうも短い時間になりますけれども、これからも引き続きまして皆様方の忌憚のない御発言をいただければというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○事務局(門井) ありがとうございました。それでは、これより先の進行は高橋会長にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○高橋会長 それでは、これから議事の内容に入りたいと思います。きょうは、議事として審議事項がお手元の議事次第にありますけれども、第11期の審議テーマ、それから専門部会の設置ということがありますけれども、その前に副会長の選任があります。これは10期のときにもありましたけれども、先ほど御紹介いただきましたが、要綱の第2のところに「会長の設置及び権限」というのがありまして、副会長とは書いてありませんけれども、職務代理という形で3項のところに書かれております。これにつきまして、私のほうから提案をさせていただきたいと思います。
第10期に引き続きまして、中野委員に副会長をお願いできればと思います。私がハード系ということではありませんけれども、ソフト系の中野委員に副会長をお願いできればと思いますが、皆様、いかがでございましょうか。
〔「異議なし」の声あり。拍手〕
○高橋会長 ありがとうございます。それでは、副会長を中野委員にお願いしたいと思いますので、欠席裁判になってしまいますけれども、事務局から御連絡をお願いしたいと思います。
それでは、早速ですけれども、議事次第に沿いまして進めたいと思います。
まず、審議事項のアですが、第11期の審議テーマ等について、そして専門部会の設置について、事務局のほうから御説明をお願いしたいと思います。
○事務局(門井) それでは、資料1「第11期福祉のまちづくり推進協議会の審議事項等について」をご覧ください。
1ページでございます。まず、「現状と課題」で、(1)「福祉のまちづくり条例等に基づく整備等の進展」についてです。
前期の第10期推進協議会では、ハード面のバリアフリーが一定程度進展している中、心のバリアフリーや情報バリアフリーといったソフト面の取り組みのより一層の推進に向けて御議論をしていただき、昨年10月に意見具申を頂戴いたしました。その意見具申を踏まえまして、都では、今年度、新たな事業を開始し、取り組みを強化しているところでございます。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会の競技会場や、そこに至る経路等に適用されるハード、ソフト両面の取り組み指針であるTokyo2020アクセシビリティガイドラインが本年6月に取りまとめられました。
ガイドラインには、現在、福祉のまちづくり条例に基づく整備基準には示されていない車椅子使用席のサイトラインの確保等について記載されるなど、福祉のまちづくりに関わる新たな状況が最近発生しております。
東京2020大会で使用する都立の競技施設におきましては、このアクセシビリティガイドラインの基準に沿った整備をすることはもちろん、設計段階において福祉のまちづくり推進協議会から、学識経験者や障害者団体の委員の方にバリアフリーに関する意見聴取に参加していただき、より利用しやすい施設となるよう、準備を進めております。
こちらにつきましては、資料がなくて恐縮ですけれども、検討状況を報告させていただきますと、まず、本年3月に第1回の会合、アクセシビリティワークショップをオリンピック・パラリンピック準備局と開催いたしまして、福祉のまちづくり推進協議会委員の方や、障害者スポーツ団体の方から直接意見を聴取しております。
3月のときには、有明アリーナなど3会場の施設や、基本設計の概要について都から説明いたしまして、それに対して、観客席やトイレ、救護室など様々な事項につきまして御意見をいただいております。
その後、7月に第2回目の会合を開催いたしまして、第1回目に説明いたしました3会場について、いただいた御意見を踏まえた実施設計の状況、及び別の4会場の施設や基本設計の概要につきまして、都から説明いたしまして意見交換を行ったところでございます。
今後も意見聴取を行いながら、いただいた御意見について、可能な限り実施設計に反映していく予定としております。
以上が、東京2020大会の都立競技施設における意見聴取の状況でございます。
次に、4つ目の丸になります。一方で、都内では土地の確保等が困難であることなどから、福祉施設の整備が進みにくい状況にある中で、こうした整備を促進するためには、施設の実態等を踏まえて、条例等に基づくバリアフリーに関する基準を弾力的に適用する必要があることから、関連の通知を、本年6月に区市町村等に対して出しております。
こうした現状を踏まえますと、東京2020大会を見据え、都民ファーストの視点から、施設の特性に応じて、より望ましい整備等に向けた検討が必要になってきている状況でございます。
また、(2)福祉のまちづくり推進計画についてでございます。
現行計画は計画期間が平成26年度から30年度までの5年間となっており、資料にも掲げている5つの基本的視点、円滑な移動、施設利用のためのバリアフリー化の推進、地域での自立した生活の基盤となるバリアフリー住宅の整備、様々な障害特性や外国人等にも配慮した情報バリアフリーの充実、災害時・緊急時の備えなど安全・安心のまちづくり、心のバリアフリーに向けた普及啓発の強化・社会参加への支援に立った施策化を図り、計102事業を掲載しております。
一方で、現行計画ですけれども、平成26年に策定されて以降、東京2020大会を見据えて都でも様々な取り組みが開始されておりまして、その中には、例えば観光関連のバリアフリー事業とか、福祉のまちづくりに関わるものもございます。
こうしたことから、東京2020大会を契機に、福祉のまちづくりの取り組みを加速させるとともに、大会後の将来像までを見据えた新たな計画策定に向けた考え方が必要な状況となっております。
続きまして、2ページ目を御覧ください。ただいま説明いたしました「現状と課題」を踏まえて、第11期の審議テーマ案につきまして、「東京2020大会も見据えたユニバーサルデザインの理念に基づく今後の福祉のまちづくり」といたしました。
検討事項は、「現状と課題」に合わせて、大きく2つに分けております。
1点目は、「これまでの福祉のまちづくりの進展を踏まえたより望ましい整備等の方向性について」です。
想定している主な検討内容ですけれども、まずは、現状のまちづくりにおける課題の把握が必要と考えております。
また、改正に向けた動きが見られる、国のバリアフリー法に基づく施設整備基準や、「現状」のところでも説明いたしましたTokyo 2020アクセシビリティガイドラインの動向などについても把握する必要があると考えております。
資料には、国土交通省の建築設計標準より抜粋いたしましたサイトラインについて説明した図を掲載しておりますけれども、このサイトラインのように、都における現行の基準や望ましい整備にない考え方の取り扱いなどについて御検討していただきたいと考えております。
次に、丸の3つ目ですけれども、現行の整備水準を維持しつつ、福祉のまちづくりをより進展させるよう、望ましい取り組みを進めるための方策の検討も必要と考えております。望ましい取り組みは、単に幅や広さのサイズを大きくするということだけではなくて、例えば、トイレであれば、機能分散化を進めるなど、現行のサイズの中でできるような取り組みも考えられます。まずは、望ましい取り組みにおける課題等を把握した上で、それに対して、どのような方向性で整備を進めるべきなのかという視点で御検討いただきたいと思っております。
次に、丸の4つ目でございます。福祉のまちづくりを効果的に進めていくためには、当事者等による取り組みへの参加も重要な視点であると思いますので、その点について御議論していただきたいと考えております。
そして、最後の丸で、小規模の福祉施設などにおいては、一律の整備基準だけではなく、施設の特性に応じた望ましい整備のあり方について検討していただくことも必要であると考えております。
次に、検討事項の2点目、「東京都福祉のまちづくり推進計画の基本的考え方について」です。こちらの主な検討内容は、まず、現行計画事業の実施状況の確認や、今年度、都で実施する福祉保健基礎調査の結果を踏まえた考察を考えております。
調査は、今年度末に速報、来年10月に確定報が出る予定となっておりますので、その結果についてもお示ししたいと思います。
その上で、「ハード・ソフト両面における今後の課題」や、「東京2020大会やその後も見据えたユニバーサルデザインの理念に基づく福祉のまちづくりにおける目指すべき将来像」について検討していただきたいと思います。
最後に、3ページ目をご覧ください。検討スケジュールでございます。
本日、第1回協議会を開催しまして、審議テーマ及び専門部会の設置が承認されましたら、来年1月以降、専門部会での審議を開始したいと考えております。
専門部会では、まずは、「これまでの福祉のまちづくりの進展を踏まえたより望ましい整備等の方向性」を中心に検討をお願いしたいと思います。
専門部会は今年度は2回程度を予定しております。その後、来年度も専門部会での検討を重ねまして、来年11月ごろに中間報告として第2回推進協議会を開催したいと考えております。
さらに、その後は、それまでの検討を踏まえて、東京都福祉のまちづくり推進計画の基本的考え方を中心に専門部会での審議を続けまして、平成30年5月に第3回推進協議会を開催し、協議会としての意見具申を頂戴したいと考えております。
なお、資料にありますとおり、専門部会につきましては、委員の皆様のうち、学識経験者、民間事業者、都民の方の合計23名で構成いたします。専門部会長につきましては、専門部会の設置を御承認いただいた後、皆様でお決めいただくことになります。
また、資料の最後に記しましたけれども、先ほど説明いたしました、今年から実施している東京2020大会都立競技施設の実施設計に関する意見聴取、及び、同様に今年の5月から実施しております社会参加に関する障害者等の意識調査に関する意見聴取につきましては、第10期から引き続き実施する予定としております。
意見聴取のメンバーにつきましては、オリンピック・パラリンピック準備局及び福祉保健局障害者施策推進部からは、これまでと同様に学識経験者及び障害当事者の方に御参加いただきたいとの依頼を受けておりますので、第10期に引き続きまして、高橋会長、中野副会長、川内委員、市橋委員、越智委員、笹川委員、菊地委員、永田委員に引き続きお願いできればと考えております。
議事の(1)についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

○高橋会長 ありがとうございました。
それでは、ただいま、資料1に基づきまして御説明いただきましたけれども、第11期福祉のまちづくり推進協議会の審議事項について、皆様方の御意見を伺いたいというふうに思います。
最初に、説明の中では、「現状と課題」ということで、審議事項の背景といったところについて御説明をいただきました。2ページ目から審議テーマがあります。そしてスケジュールと、それから、後ほどまた議論させていただきますけれども、専門部会の設置についてお話がありました。
審議テーマにつきましては、2ページ目に書かれてありますけれども、これまで福祉のまちづくり条例に基づいて、ユニバーサルデザインの望ましいあり方を、東京都内の様々な施設整備について適用するようなことについて、いろいろな角度から議論してきましたけれども、さらにTokyo 2020アクセシビリティガイドラインを踏まえて、今後どうするかというようなことについて、さらに議論を進めていきたいというふうに思います。
それから、もう一つは、福祉のまちづくり推進計画です。現行の推進計画がお手元にありますけれども、本当にあっという間に3年目を迎えております。来年度の後半には、この11期については、次の推進計画、平成35年になるんでしょうか、そこまでの計画を立案していかなければいけない、そういう局面になっております。これも含めて、オリンピック以降のレガシーといいますか、そこに向けた計画策定が特に重要だという御指摘が、先ほどの御説明にありましたので、それについても皆様方の御意見を伺いたいというふうに思います。
どの角度でも結構ですので、どうぞ遠慮なく御発言いただければと思います。特に、本日初めて御参加された委員の方々もいらっしゃいますので、どうぞ遠慮なく御発言いただきたいと思います。
それでは、所属とお名前もおっしゃっていただきながら、御発言いただければと思います。いかがでしょうか。
○川内委員 東洋大学の川内です。資料1の1ページ目、(1)の4つ目の丸ですね。「福祉施設の整備促進のため」ということで、御説明では、用地取得が難しいとか何とかというふうなお話をされていました。ここでおっしゃる「福祉施設」というのは、いわゆる福祉施設なんですか。障害のある方とか高齢の方とかの、グループホームだとか特養だとか、そういうふうな話ですか。
○事務局(門井) 今、川内委員から御質問がありましたけれども、川内委員からお話のあったとおり、施設につきましては、高齢者施設、障害者施設、あと、子どもの関係ですね。保育施設とか、そういったものをすべて含むと考えております。
○川内委員 それに関連して、2ページ目の(1)の5つ目の丸ですね。「施設の特性に応じた望ましい整備のあり方」という、この「施設」は、1ページ目の福祉施設のことをあらわすんですか。もう一つ、御説明で規模のお話をされていましたよね。ですから、普通の商店なんかの小規模なものもあるのか、それとも福祉施設なのかを教えてください。
○事務局(嶋岡) 事務局を務めます福祉のまちづくり担当、嶋岡と申します。1ページ目のほうは、実績ということで、福祉施設に対してそういう通知を出した。そういう事例がございますので、2ページ目のほうのテーマの検討の中では、福祉施設に限らず、それ以外の施設でも、そういうような必要があるかどうかというところも含めて御検討をいただくことが必要かなというふうに考えております。
○川内委員 「そういうような必要」というのは何ですか。
○事務局(嶋岡) 施設のほうの実情に合わせて、そのバリアフリーの基準を柔軟に考えていく、そういう考え方が必要かどうかということです。
○川内委員 「そういうふうな」というのは、施設のサイズですね。面積に応じてということですか。
○事務局(嶋岡) はい。1つはサイズもありますし、その施設の用途というか、使われる方々の実態を踏まえた柔軟な考え方が必要なのではないかということです。
○川内委員 はい。了解しました。
○高橋会長 今の御意見と御回答の中では、例えば、条例の整備基準の適用のあり方みたいなことが含まれるわけですよね。対象となる規模だとか用途ということだけではなくて、基準そのものの運用をどうするかという、そこも含めているということで理解してよろしいですか。
○事務局(門井) そのとおりでございます。
○高橋会長 ありがとうございます。ほかに御発言はございますでしょうか。
○高橋(景)委員 今の川内先生の件について、ちゃんと質問したいんですが、この件について、各区市町村の空き家対策なども含めた考え方でいるのかどうか。それとも、都、国の用地を利用しての施設の整備なんかを考えているのか。その辺、わかっていれば教えていただきたいと思います。
○事務局(嶋岡) 事務局の嶋岡です。空き家対策というのは、ちょっとまだ、事務局としては念頭に置いていません。基本、バリアフリー、これまで施設の用途のうち、バリアフリーの基準を福祉のまちづくり条例などで定めておりますので、そういう考え方を今後どういうふうに東京都として示していくことが望ましいのかというところを御検討いただきたいと思っております。
○高橋会長 空き家対策そのものではないという、その運用に関わる部分については、関連性が出てくる可能性もあるかもしれないということだと思います。
はい、笹川委員、お願いいたします。
○笹川委員 東京都盲人福祉協会の笹川です。今、福祉施設の問題が出ましたけれども、私ども障害者の中で一番大きな問題となっているのは、現在あります障害者福祉会館であります。この建物は既に築後50年近くになる。それから障害者の数が、その当時に比べて倍増しています。もともと、施設そのものとしては、非常に交通の便を配慮してつくられたものですけれども、規模そのものが障害者の実態に合っていません。現在使われている部屋で、一番大きい部屋が120名、これが限界です。障害者団体はいろいろありますけれども、正直なところ、とても120名で対応できるという状況ではないんです。
 それから、もう一つ大きな問題は、あの建物が都営住宅の下にあります。1、2階が障害者会館で、3階から上は都営住宅です。15階です。ですから、我々が一番心配しているのは、耐震の問題です。この前、熊本で当局に聞きましたら、7,000弱までは大丈夫だと。耐震工事もやってあるから、7,000弱なら大丈夫と。それ以上の耐震対策はどうするのかと聞いたら、それはまだ考えていませんということなんですね。
 オリンピック・パラリンピックがある。そして、それに合わせて海外から多くの方々が来られる。障害者施設を見たい。とても案内できるような状況ではありません。ですから、この際、ぜひひとつ新しい障害者福祉センターを建設ということも含めて検討していただきたいと思います。これは私どもの団体だけではなくて、きょうお見えの聴覚障害者連盟の方も同意しておられますし、東京都身体障害者団体連合会も同意をしています。少なくとも世界一東京という以上は、それにふさわしい障害者センター、これをぜひ計画の中に入れてもらう必要があると思いますので、この点も十分協議をしていただきたいと思います。以上です。
○高橋会長 ありがとうございました。今の笹川委員の御発言について、事務局はいかがでございましょうか。
○事務局(門井) 事務局でございます。今、笹川委員から、新たなセンターということでお話がございましたけれども、貴重な御意見として承ったということで。本審議会では、今後の福祉のまちづくりということでの望ましい整備等の方向性について御議論いただくことになるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○高橋会長 東京都のバリアフリー、あるいはユニバーサルデザインの推進にとっても非常に重要なこれまでの拠点であったことは間違いないわけですので、全体的に検討していかなければいけないかというふうに思います。ありがとうございました。
ほかに御発言は。では、市橋委員のほうから順番にお願いします。
○市橋委員 事務局のテーマの課題の提案に全体的には賛成できることだと思います。それで、幾つか注文を言うと、1つは、これまでの福祉のまちづくりの施設を、ここで振り返って、これまでということを書いたので、これを丁寧にやっていただきたい。そこら辺が、こういう審議会だと、言葉を選ばないで言うと、事務局が提案したもので賛成か反対かで終わっちゃう。やっぱりここ20年間、どういう経緯で来たのかという、きちっとした総括をやっていただきたいと、僕は伺いながら聞きました。
 2つ目は、どうも東京でこういうことをやると、オリンピック・パラリンピックが中心になっちゃうわけですので、オリンピック・パラリンピックの問題はありますけど、それだけのためにやるというんじゃなくて、やっぱり知事の都民ファーストと言われる観点から、東京に住んでいる我々がどういう生活をしていきたいかというところを第一に考えながらやっていくことが必要ではないか。これはその視点を外すと、大変な問題になる。その上でオリンピック・パラリンピックが、簡素で、しかも海外の人も招きやすい、そういうオリンピック・パラリンピックにしていただきたいと思います。
 というのは、東京として考えなければならないところの幾つかは、また言いますけれども、きのう、驚いたことがありました。高知県ではコンビニエンスストアには必ず車椅子トイレをつけることが条例で決まったそうです。僕の聞いた話なので、確実かどうか、もう一回調べます。
 それから、僕らの団体で全国委員会をやったんですけれども、いやあ、東京には、もう今年は無理だねということを思ったわけです。東京のコンビニエンスストアは、僕らは確かにトイレを設けてほしいけれども、いかにコンビニでやるかということ。狭いところもある。でも、私たちにとっては非常に必要なことだということであれば、それをどうしたらいいか。まずはそこら辺の焦点を考えながらやっていくことが必要ではないか。そのための審議と、こういうまちづくりに障害者の力強い意見を一つ一つ積み上げていくことが必要かと思います。
 そういう意味では、どういうことかというと、安全という問題が非常に重要かと思います。1つは、御存じの方も多いと思うけど、地下鉄の東京メトロの青山一丁目で起きたあの事故、あれは僕らは端的に言えば、交通機関による人災であり、早くホームドアをつけるというのは、単なる要求ではなくて、もう必須の問題だというところまで来ているということを認識しつつ、安全に通行すること、これを幾つか、僕も事例を今持っていますけれども、長くなるから、またの機会にします。
 そういう意味では、総括をしながら、今の時点で都民生活はどういう状況なのかをきちっと把握した、御提案にある方向性でやっていきたいと思います。
○高橋会長 ありがとうございました。市橋さんの御発言は、決意表明というふうに受けとめました。
○市橋委員 いや、僕がやるかどうかは別です。
○高橋会長 菊地委員、お願いいたします。
○菊地委員 東京都精神障害者団体連合会事務局長の菊地と申します。2008年の数字で、ちょっと古いんですけれども、5大疾病ということに精神障害者も入ってきまして、入ってきたと同時に、5大疾病の中で人数が一番多いのが精神疾患、323万人ということです。これは2008年の数字ですけれども。
 2番目の病気が糖尿病。これも237万人ということで、非常に多いんですが、それよりも精神疾患が一番多くて323万人です。癌が152万人、脳卒中が134万人、急性心筋梗塞が81万人というようなことになっておるわけですけれども、何を言いたいかといいますと、これだけの精神疾患の人数が増えているにもかかわらず、なかなか発言の場が少ないということがあるわけですね。
 この(1)の4番目の「当事者等による取組への参加の必要性」ということに関してですけれども、これは具体的にどのぐらい推進されているのか。その中に精神障害者の当事者というのを参加させるつもりがあるのかどうかということですね。これを伺いたいということですけれども、御存じのとおり、精神障害者に関しては、相模原事件というのがあって、これは容疑者が精神障害者の当事者の疑いがあるということもありますし、被害者が19人殺害されたという、これは知的障害の施設ですけれども、今までにないすごい事件だったということで、この相模原事件に基づくこういう都の審議会の、それに関する位置づけというものも必要かなと思うんですよ。
 というのは、なぜかと申しますと、特殊な事件のように思うんですけれども、あの犯人と思われる容疑者は、ヒトラーの優生思想という影響を受けていたと、自分が当然のように言っておるわけですね。この優生思想というのが、仮に犯人がかぶれていただけだ、変な思想はなかった、そういうことではなくて、障害のある人間は必要がないというようなことが基本的な考え方で、これは正直というか、そういう考え方を私たちの社会は、動物社会も含めますと、弱肉強食ですからね、基本的には。そこの中で弱い立場の障害者というのは必要ないというか、それよりも邪魔だから切り捨てようじゃないかという発想が世の中に渦巻いているということのあらわれだというふうに思えば、単なる特殊な事件ではないと思うわけです。
 そうすると、障害者というものが世の中にとってどれだけ、本当に価値があるのかどうかみたいなことも含めて、私たち精神障害者も含めてですけれども、そういうところの相模原事件を踏まえたこういう審議のあり方というものも提案したいと、併せて思います。
 今の質問に対しての返答もお願いいたします。よろしくお願いします。
○高橋会長 ありがとうございました。それでは今の菊地委員の御発言に対して事務局からお願いいたします。
○事務局(門井) 事務局の門井でございます。今御質問がありました精神障害者の方も当事者として参加させる必要があるのか、ないのかという、そういう点でよろしいでしょうか。まず、この審議テーマでございます「当事者等による取組への参加の必要性」についてでございますけれども、まちづくりを進めていくに当たって、施設を使われる方、ユーザーの視点ですね、それが大事であると。そこに当事者として様々な方が参画することは大事だということで考えております。ですので、御利用される施設、精神障害者の方がもちろん使われる施設はたくさんございますので、そういったところでの当事者としての視点というのはあるかと思いますので、当然、できるかなと考えております。
○高橋会長 菊地委員、よろしいでしょうか。当然のことかというふうに思いますので、これからも関連しながら議論を進めていきたいというふうに思います。それでは、越智委員、お願いいたします。
○越智委員 東京都聴覚障害者連盟の越智と申します。意見を言う前に、1つ改めてお願いを申し上げたいと思います。私の場合は手話通訳を介して皆さんのお話を伺っておりますので、発言の際にはお名前をおっしゃっていただかないと、どなたの発言かわからない場合もあります。特に手話通訳を見ている際に、死角になるお席に座っていらっしゃる、私の並びの方に関しましては、できるだけお名前をおっしゃってから発言をお願いいたします。
 では、意見なんですが、資料の2枚目、頭のところにあります「東京2020大会も見据えた」と書いてございます。基本的な部分では問題ないと思いますが、1つ気になるのは、やはり大会の後です。いろいろなオリンピックの大会の後、施設の状況としましては、つくったのはいいけれども、その後、使えないとか、維持費がかかり過ぎるという状況が多いと伺っております。大会のために整備をするではなく、大会に向けてはもちろんでございますが、その後も長期的展望にて使い続けられるような施設が必要だと思います。オリンピックに向けてのバリアフリー、ユニバーサルデザインの整備は大切だと思います。しかし、併せて、終わったあと、どう使うか、どのように整備をしていくかも含めて議論が必要だと思います。それも含めて検討をお願いいたします。
○高橋会長 今、越智委員のほうから御発言がありましたけれども、事務局はいかがでしょうか。当然のことかというふうに思いますが。
○事務局(門井) 事務局の門井でございます。今、越智委員のお話にあったとおりで、まさに大会後も見据えて、どのように整備していくのかというのは大事なポイントだと思いますので、その点も含めてになるかと思います。
○高橋会長 特に地域の推進計画をどういうふうにつくっていくかということに、とても重要な課題かと思います。ありがとうございました。では、川内委員、お願いします。
○川内委員 東洋大学の川内です。1ページ目の最初の丸で、「ソフト面の取組のより一層の推進に向けた意見具申」というのをやりましたよね。2ページ目のほうには、その「ソフト面の取組」ということについてが抜けているように思うんですね。「ソフト面の取組」というのを意見具申したけれども、それはどこにどういっちゃったのというのがあって、この意見具申のあと、それがどうなっているかという、検証というか、それは必要なのではないか、言いっ放しではよくないのではないかというふうに思います。以上です。
○高橋会長 はい。ありがとうございます。追加させていただきたいと思いますが、事務局はよろしいですね。ほかにございますでしょうか。はい、今井委員、どうぞ。
○今井委員 フリーランサーの今井です。2ページ目の「主な検討内容」のところの一番上に「現状の把握」という項目があるんですけれども、今まで高齢の方々のニーズをいろいろ調査してきた中で、施設、例えば地域包括支援センターの中などはかなり移動は円滑に進むように設計されているんですけれども、近所のコンビニに行きたいんだけれども、段差があって、電動車椅子で上がることができない。車椅子で上がれる若い人もいるんだけれども、高齢の女性の方でちょっと怖くて上がれない段差というのがあるというふうにお伺いしています。
 また、老々介護で、白内障の御主人と一緒に散歩しているときに、景観のためだと思うんですが、茶色に塗られている電柱などにぶつかってしまうというような声なども上がってきておりますので、面として、例えば日常の生活の行動の中で、多くの人が自立するために必要なものは何か、今の課題は何かということを少し細やかに見ていく段階に入ってきているのではないかと思っています。現在では、位置情報と写真を一緒に撮れるような仕組みもございますので、特定のある場所にどういう課題があるのかというものを、少し細かく見ていって分析する必要があるのではないかと思っています。以上です。
○高橋会長 ありがとうございます。まさに2ページ目の「現状のまちづくりにおける課題の把握」ということになるかと思いますので、今井委員の御発言も含めて、しっかりと捉えていかなければいけないと思います。これについては、現在進められている福祉保健基礎調査の中でも少し課題が出てくるのかもしれませんが、よろしくどうぞ、部会のほうでお願いしたいと思います。
 それでは、本田委員、お願いします。
○本田委員 都民委員の本田と申します。「現状と課題」が今期以降の審議にどのように展開されるかということで、3つ、お尋ねしたいと思います。
 1ページ目の(2)福祉のまちづくり推進計画の中の「5つの基本的視点で、計102事業を掲載」ということで、そこの3、4、5についてお尋ねしたいと思います。
 3につきまして、「障害特性や外国人等にも配慮した情報バリアフリーの充実」ということがあります。今年の4月の熊本の震災のときに、外国人の方で地震のことを全く知らない方がたくさんおられて混乱したというようなこともありましたので、外国人の方に対する情報バリアフリーを、また高齢者の方は例えばサイネージなどがご覧になりにくいとか、文字であったりとか、明暗であったりとか、そういう部分もあると思いますが、この情報バリアフリーについては、今期以降、どのように展開されていくのかということが1つ。
 2つ目は、先ほど笹川委員からもお話がありましたが、災害時の安全・安心のまちづくりということで、新しく作られるものについては耐震、制震、免震というような考えが出てくると思いますが、既存の施設については、現状の耐震状況、それが今後、どのぐらい改善されていくのかということについての方向性をお尋ねしたいということ。
 それから、3つ目は、心のバリアフリーです。安全・安心のまちづくりということで、ハードの整備、冒頭の「現状」にある「バリアフリーが一定程度進展している」ということはもちろん重要ですけれども、すべての施設が一挙にバリアフリーになるということもありませんので、そうすると、周りにいる我々がどれだけ寄り添って対応できるかというような、心のバリアフリーというのが非常に大事になると思います。そういったことに関する、我々自身が自分事として考えるような啓発については、どのような方向性が出てくるのか、このあたりを教えていただければと思います。以上です。
○高橋会長 それでは、3点について御説明をお願いしたいと思います。
○事務局(嶋岡) 事務局の嶋岡です。3点とも、方向性という非常に大きなお話だったかと思いますので、具体的にというか、細かい話は申し上げにくいところなんですけれども、先ほど川内先生のほうからもお話がありました前期の推進協議会で心のバリアフリー、情報バリアフリーというソフト面の取組の強化ということで意見具申をいただいたところですので、今、うちの福祉のまちづくり担当のほうとしましては、今年度も新たな事業を立ち上げて、心のバリアフリー、情報バリアフリーに取り組んでおりますし、それ以外の各局にも意見具申をもとに情報提供をしまして、オリンピック・パラリンピックも見据えながら、新たな事業が立ち上がっているところですので、また、専門部会の場で具体的な事業、推進計画の検討もしていただきますので、新たな事業はどういうものがあって、どういう実績があってというお話は、具体的には専門部会の場で御説明させていただければというふうに思っております。
○高橋会長 本田委員、お願いします。あと、既存施設の耐震の問題ですね。
○本田委員 そうです。既存施設の耐震化率の現状把握と、それがもし目標数字等が出ていらっしゃればということが1つと、もう1つ、外国人については、国の目標も随分高めに変わっており、2020年には4,000万人、2030年には6,000万人というような数字も出ています。そういう意味では喫緊の課題になるのではないかなという理解をしておりますので、ぜひ専門部会等でよろしくお願いいたします。

○高橋会長 ありがとうございました。稲垣委員、お願いいたします。
○稲垣委員 日本大学の稲垣でございます。1点ございまして、資料の中にこのように「東京2020」という言葉を入れると、非常にしっくり来るんですね。いかにも「目指して頑張っていくぞ」というようなものが、すごく見えるわけです。なぜこういうことを申し上げるのかというと、東京都のそれぞれの各基礎自治体ですね、区市町村のレベルで「東京2020」というものを見据えたとき、具体的に何を計画して、何を行動して、何を整備していくかということが、具体的に見えるような発信を都としてはやっていかないといけないのかなと思っています。
といいますのは、Tokyoアクセシビリティガイドラインの作成に関連して、日本福祉のまちづくり学会でロンドン大会のアクセシビリティガイドを翻訳しました。高橋儀平先生も、そして川内先生も一緒に翻訳をさせていただきましたけれども、その報告会が開催されました。東京でも行われたのですが、地方の各都市でも開催されました。北海道から九州まで、私は広島と名古屋に行きました。けれども、「東京2020」という言葉に対しては地方では結構冷めている方もいるわけです。「これは東京の話でしょう」と。
私は、そうではなくて、これを契機に日本全国的に考えていく話なんだということを強く訴えたんですけれども、理解をいただくまでに結構時間がかかる。やはり温度差があるなというふうに思います。
東京でも、何かアクセシビリティガイドというと、「オリンピック・パラリンピックに関連するアクセシブルルートのことでしょう」とか、「大会に関連する施設の話なんじゃないですか」とか、そういったような話も、もちろん、最初はそういうところからスタートするんですが、そういうようなことを議論するに当たって、日本全国的に、そもそも福祉のまちづくりというものをどのように考えていくべきかとか、そういう理念がきちんと理解されなければならないと思うわけです。
なので、各区市町村の実際に具体的な整備を進めていく、推進していく方々が、このような新たな潮流をどのように捉えて計画を進めていくべきなのかということを、東京都としてはきちんと発信していって、具体的な地域の担当の職員が、福祉部門だけではないですけれども、理解できるように、それをきちんと地域の協議会とか委員会の場で議論できるように、それには一体どうすればいいのかロードマップを示していく必要があるのかなと思っていまして、どこまでそれを具体化するのかは、まだこれからだと思うんですけれども、私は、「東京2020」という言葉を資料の中で見ると、そういうことを思う次第です。
私も武蔵野市とか世田谷区で委員をやっていますけれども、そういうところで具体的な議論ができればいいかなというふうに思いますので、発信できたらいいかなと思います。
○高橋会長 そのあたりも専門部会でさらに議論したいと思います。岡村委員、お願いします。
○岡村委員 首都大学東京の岡村です。2ページ目の審議テーマの1つ目の丸のところ、「現状のまちづくりにおける課題の把握」ということで、具体的にどういうことをされるのかわからないんですが、分野も様々だと思います。その中で私がちょっと思うのは、最近、例えばリノベーションみたいな形で、まちの使われていなかったようなスペースが、改修されて使われるようになるとか、それは公共空間で、河川であったりとか、あるいは公園であったり、いろんなところでそういう現象が起きていると思うんですね。
そういう改修が行われる場合、もちろん、こういったマニュアルみたいなものが適用されて、それなりの水準は保たれていると思うんですが、現場ではいろんな試行錯誤があったりとか、あるいはこういった基準が適用しにくかったりとか、いろいろ問題があると思うので、都市空間、都市デザインの新しい動きとしてリノベーションみたいなものがありますので、そういった中でこういったバリアフリーみたいな話がどうなっていくのかというのがちょっと個人的な興味としてありますので、こういったまちづくりの課題の把握みたいなところで、そういうところも見ていただけるといいなというふうに思います。
○高橋会長 ありがとうございました。かなり様々な領域で福祉系の施設に利活用をしていくというのは非常に多くなってきていますよね。先ほどの施設の用途によって、バリアフリー水準ですとか、基準ですとか、そこの適用の問題もそれにちょっと絡んでくるところなどもありますので、また、そのあたりでも御発言をいただければと思います。
 ほかにございますでしょうか。永田委員、お願いします。
○永田委員 東京都知的障害者育成会の永田でございます。審議テーマの大きなテーマとして、「ユニバーサルデザインの理念に基づく」というところは、本当に共生社会を目指す私どもとしては大賛成のことです。とても大事なことということは、本当に誰もが思うところでございます。ただ、前期も心のバリアフリー、情報バリアフリーについて皆様と御審議いたしましたけれども、その際に、それぞれの障害の特性の、特にその特性を強く持っている、いわゆる重度の方たちにとって、このユニバーサルデザインの視点というのはあまりにも広く全体的に捉えるだけに、逆にそれぞれの特性の困難さが見えなくなってくるということがございます。それで、先ほど菊地委員からもございましたけれども、当事者によるということで、ユニバーサルデザインということを常に念頭に置きながらも、それぞれの特性ということと、常に行ったり来たりしながら考えていっていただきたいというふうに、これはお願いですけれども、思っております。
○高橋会長 ありがとうございます。ユニバーサルデザインは個別についても、共通性があるところのベースをつくるということもありますけれども、一人一人の違いといったようなものはきちんと捉えなきゃいけないということも、2の中の大変大事なキーワードになっておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。
 それでは、次の議題もあるんですが、さらにございますでしょうか。特に御発言が、もしありましたら。
○市橋委員 市橋です。少し僕がお願いしたいのは、災害時・緊急時の問題ですけれども、僕は前々から言ってるんですけれども、例えばこの問題、まちづくりの問題を大きく議論するときに、1つの手法的に考えると、どうしても付け加えみたいなことになってしまうんです。それは、例えば障害者の問題であれば、障害者の施策推進委員会でも考えたりする。大きな災害時の対応を防災計画でも考えている。どうもここら辺の考えがそれぞれあって、本当に総合的に考えていく場がないと。僕はこれは、ここでやらないでもいいとは言わないけど、ここで付け加え的にやるならば、総合的に考える、例えば推進委員会をつくるとか、そういうことをやっていかないと、例えば僕らが学んだのは、阪神と東日本、熊本でも場合場合によって違うというようなことに一つ一つ対応をしていかないといけないときに、このまちづくり委員会で5つのうちの一つ一つをやらなければいけないということは、事務局でも考えていただきたいと思います。
○高橋会長 ありがとうございます。推進計画そのものを総合的に捉えなければいけないということを、計画側から各部局に発信をしているという形になりますので、そこは先ほど川内委員からお話がありましたけれども、発信しっ放しではなくて、きちんと検証しながら、うまくつながっているのか、何が課題なのかということを、さらに今期でも議論しなければいけないと思いますが、事務局は今の市橋委員の御発言に対してはいかがですか。
○事務局(門井) 事務局の門井でございます。今、市橋委員からお話のあった災害時とかの議論についても、福祉のまちづくりの計画でも基本的な視点ということで挙げられていることでもございますので、大事な視点だと思いますので、そういったところも踏まえて、今後も御意見を頂戴しながら考え方をまとめていく形になるかと思います。
○高橋会長 ありがとうございました。まだ御発言をいただかなければいけないと思いますが、あ、どうぞ。お願いいたします。では、少し短めに。
○鈴木委員 公募の鈴木でございます。これはどちらかというと質問なんですけれども、先ほどの稲垣委員の発言にもあったんですが、ちょっと関連しているんですが、私は区の区民のモニターみたいなものを若干やっておりまして、先日も2020年の東京オリンピックの話を聞いてまいりました。ここで東京2020年大会というような話の中で、区と、それから都、都だけで決めて、実際に動くのはどうなのかというようなところで、私の質問は、都でこういうような話をして、それが具体的になるときには、恐らくそれぞれの区とか市とかに影響してくると思うんですが、そういうところのつなぎというのは、この会とどういうふうになっているのか。もし、教えていただければと思うんですが。
○高橋会長 はい。お願いいたします。
○事務局(嶋岡) 事務局の嶋岡です。都の協議会と区の協議会との関係ということでよろしいでしょうか。
○鈴木委員 区の協議会ではなくて、ここでいろいろ話されたことが、実際にアドバルーンを上げるわけではなくて、具体的に落とされていくわけですよね。そういうときの区と都の関係、それから議題が突然決まって区に落とされていくのではないだろうと思うんですが、常態的にどういうような形で、ここでの審議の内容が区に流れていったり、区から逆にコメントが来たりとかという関係がどうなのかなと思いまして。
○事務局(嶋岡) 事務局の嶋岡です。恐れ入ります。福祉のまちづくりにおいてもそうですし、福祉全般がそうですけれども、区市町村さんとの関係は非常に重要でございます。うちのほうでは、福祉のまちづくりの区市町村連絡会というところで区市町村と定期的に情報を提供する場を設けておりまして、こういう形で今、協議会で審議をしておりますとか、あるいは意見具申が出たとき、こういうものが出ましたとか、そういう非常に重要なポイント、ポイントでは、区市町村さんに説明させていただいて、やりとりを、もちろん施策レベルでもいろんな連携をとりながら進めております。
○高橋会長 一つ一つの施策をどういうふうに具体的に展開するかとなると、区市町村のコストも含めて、対応という形になるかというふうに思います。もちろん、一部、都が支援するという、そういったようなことなんかも大いにあるかと思います。
 よろしいでしょうか。少し具体的なものになったときに、さらに見えるのではないかと思いますので。
 それでは、第11期のテーマについて、多少修正ですとか加筆が必要になりますけれども、おおよそ、きょうのテーマ案をベースにしながら、後ほど設置について御了承をいただきますけれども、まず専門部会で議論をしていただきたいというふうに思います。よろしいでしょうか。
 大きく2つのテーマになります。「これまでの福祉のまちづくりの進展を踏まえたより望ましい整備等の方向について」、かなり幅広い項目がありますけれども、時間の制限もありますが、可能な範囲で議論を深めていきたいと思います。
 それから、2つ目は、このあとの推進計画ですね。30年以降を超えて推進計画をどうするか、そこのあり方についても議論を進めるという、その大きな2つの2大テーマをもとに11期の審議を図っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、続きまして、専門部会ですが、先ほど全体のスケジュールの中でもお話がありましたけれども、このあと、来年の1月以降、第11期の専門部会が設置されることになります。これについて説明を事務局のほうからお願いできますでしょうか。
○事務局(門井) 来年の専門部会の動きでございますけれども、先ほどと重複する形にはなりますけれども、来年の1月以降、専門部会ということで御審議を予定しております。28年度につきましては、2回程度開催ということで考えております。
 その後、推進協議会、中間報告を挟みまして、また専門部会による審議ということで、30年5月に第3回の推進協議会を開催して意見具申というような形を考えております。
 専門部会につきましては、委員のうち、学識経験者、民間事業者、都民ということで、合計23名で構成いたします専門部会を御承認いただければと思います。
○高橋会長 きょうの名簿では専門部会の人が書かれていませんけれども、これはあとで別途通知という形になりますか。
○事務局(嶋岡) 事務局の嶋岡です。本日お配りしている委員名簿で、ちょっとわかりづらくて恐縮ですが、「分野」のところで学識経験者、民間事業者、都民と、縦に書いてございます。上から学識経験者7名、民間事業者6名、都民の方10名、この合計23名の方で構成していただきたいと考えております。
○高橋会長 はい。それでは、今御説明いただきましたけれども、皆様方、よろしいでしょうか。御承認させていただければと思います。
 それから、専門部会の部会長につきましては、10期に引き続きまして、私のほうで担当させていただきたいと思いますが、そちらのほうも御了解いただければと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
○高橋会長 ありがとうございます。
 それから、さらに、先ほども事務局から説明がありましたけれども、「東京2020大会都立競技施設の実施設計」、及び「社会参加に関する障害者等の意識調査」ということがありますけれども、これにつきましても、先ほどお名前が出ておりましたけれども、皆様方にお願いをしたいと思いますが、御了解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 現在、小池知事のほうで様々な改革が進められていると思いますけれども、今後、速やかにそれぞれの委員の皆様に御連絡をしながら、意見が、前回、ワークショップというものがありましたけれども、ワークショップ等が引き続き再開できることを期待しております。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、今の専門部会等につきましては、よろしいでしょうか。
○高橋(景)委員 ちょっとよろしいですか。
○高橋会長 はい。どうぞ。高橋委員、お願いいたします。
○高橋(景)委員 東京都老人クラブ連合会副会長の高橋です。専門部会の方々にお願いしたいことがありまして、2ページに見取り図がありますよね。これは国のバリアフリー法に基づく設置基準に基づいてということでこの図面を出されたと思うんですけれども、専門部会で、車椅子の方がここで自由に行き来ができますよということの図面だと思うんですが、それをさらに具体的に、こういう方の場合はこのように利用する、あるいは充電する場合にはどのように電気施設があるかということを具体的に出されれば、さらにこういう方たちが円滑な動きができるんじゃないかと思いますので、その点もぜひ検討していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○高橋会長 ありがとうございます。そのようにさせていただきたいと思います。必要な資料が出されるときには、それについて詳しく説明をいただきたいと思います。よろしくどうぞお願いいたします。
 その他、ございますでしょうか。
○菊地委員 東京都精神障害者団体連合会事務局長の菊地と申します。専門部会設置という方向性が見えてきたんですが、ちょっと先ほど言い忘れたことを含めてなんですが、精神障害者の特性というのは、これは重複障害ということがあるわけですね。身体障害者でありながら精神にも障害である。これは私は結構たくさん見ています。あと、知的障害という、これまた全然違う世界なんですが、これが知的障害の方と精神障害が重複しているという方もいらっしゃいますし、視覚障害の方、聴覚障害の方と精神障害が重複しているということもあるんですね。当然、そういうほかの身体障害もないし、知的もないし、精神障害だけという方もいるわけです。それと同時に、激しい、障害が強い人は精神障害者の中で、ひどい人は病院の中で動物みたくなって、「わあー」なんて言う人もいるわけですね。快復して一般の人とほとんど見分けがつかない人もいるということです。
 ですので、あまり固定観念で、身体障害者は身体障害者というふうな感じで見ると、精神障害の特性がなかなか見えないというところがあるので、精神障害者の特性としては、できれば、あまり単独の精神障害ということではなくて、重複障害も含めての精神障害ということですので、精神障害者に対する対応というのは、精神障害者だけに限った対応ではなく、ほかの身体障害者とかも含めた、知的障害者も含めた方々にも適用されるということですね、簡単に言えば。結構多いんです、そういう重複障害というのは。そこをちょっと申し添えておきたいということで、話を加えさせていただきました。以上です。
○高橋会長 御丁寧にありがとうございました。
 それでは、資料2の説明が残っていまして、議論をする時間が取れるかどうかわかりませんけれども、ひとまず説明をお願いしたいと思います。また専門部会等で中身については議論をする機会もあると思いますので、よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) それでは、議事の(2)その他でございますけれども、「都におけるバリアフリー化等の進捗状況について」御説明いたしたいと思います。
 資料2を御覧ください。こちらの資料は、東京都福祉のまちづくり推進計画に掲載されている事業のうち、主な事業の実績や、それらを踏まえた主要なバリアフリー化の状況について、平成27年度末時点のデータを公表用にまとめたものでございます。
 まず、1ページ目ですけれども、公共交通に関する実績でございます。都内鉄道駅における整備率ですけれども、エレベーター等による段差解消が92.2%、だれでもトイレが95.2%、ホームドアが32.2%という状況でございます。
 次に、その下のノンステップバス車両の普及状況ですけれども、民営バスが前年度末より1.5%上昇して88.1%となっておりまして、都営バスの100%と合わせて、全体では91.1%となっております。
 2ページ目をお開きください。建築物に関する実績でございます。福祉のまちづくり条例の届出件数ですけれども、1,235件となっております。
 その他、都営住宅や宿泊施設のバリアフリー化事業の状況を掲載しております。
 続きまして、3ページ目を御覧ください。3として道路、公園、交通安全対策などに関する実績でございます。
 (1)で特定道路及び想定特定道路につきましては、平成27年度末で、段差解消等のバリアフリー化の整備率100%を達成しております。
 また、下に行きまして、4として面的なバリアフリー整備の実績を掲載しております。こちらは、引き続き4ページにもございますけれども、4ページ目をお開きください。一番上の(3)です。バリアフリー法では、住民に身近な区市町村が、旅客施設を中心とする地区や、高齢者、障害者等が利用する施設が集まった地区を重点整備地区として、そこについて基本構想を策定することができるとされております。都内では27年度末時点で19区9市で基本構想を策定し、面的なバリアフリー整備を実施しております。
 その下の5が、情報提供、社会参加に関する実績でございますけれども、補助犬給付事業や赤ちゃん・ふらっと事業、点字等による情報提供の実績を掲載しております。
 議事の(2)その他についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○高橋会長 ありがとうございました。資料2について、少し、若干の時間になるかと思いますけれども、御質問等がありましたら、お願いしたいと思います。いかがでしょうか。
はい。永田委員、お願いいたします。
○永田委員 知的障害者育成会の永田でございます。この状況につきまして、いろいろ都のほうも努力をして進めてくださっていることがよく把握できて、ありがたいと思っております。ただ、1の公共交通ですとか、あと、一部、道路ですとか、バリアフリー基本構想の23区のうちの19区というあたりは、全体について、全体からどのくらいということがこれでわかるのですが、割と私どもは建築物とか、そのほか、全体がどのくらいに対してということが把握できておりませんので、こういう資料の中に、整備率のようなものがもう少し見えてくるような資料をいただけるとありがたいというふうに思いました。以上です。
○高橋会長 ありがとうございます。整備率が書かれているものもあるし、書かれていないものがあったりとか、あるいは進捗率が書かれているところと、ないところがありますので、これも、今はすぐ出せないかもしれませんけど、専門部会でぜひよろしくお願いしたいと思います。
 ほかにございますでしょうか。では、越智委員、お願いします。
○越智委員 東京都聴覚障害者連盟の越智です。バリアフリーの状況は見てわかりますが、ハード面とソフト面の絡まるところをもう少し調査したいと思います。例えば、交通面で言いますと、今、民間団体ではありますけれども、交通関係の従事者の研修というものがあります。その講師を私は担当しておりますが、そこに都営関係の職員の出席がとても少ない状況があります。このような状況を申し上げて報告していただきたいと思います。
 ソフト面でも、心のバリアフリー関係の状況も加えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○高橋会長 多分、越智委員のほかにも同じような質問あるいは問い合わせがあるかと思いますので、ぜひ事務局のほうにも、この会議が終わったあとの、これについてはどうなっているのかというのがありましたら、ぜひお問い合わせをお願いしたいと思いますし、さらに、その結果については委員の皆さんで共有化できればと思います。よろしくお願いいたします。
 では、笹川委員、お願いいたします。
○笹川委員 視覚障害者関係で音響式の信号機と、それからエスコートゾーンの整備、これは警視庁の関係になるんでしょうか、いつもちょっと別になっているんですね。これも含めて、委員の方以外、担当で警視庁から見えているかどうかわからないんですけど、この辺はしっかり連絡がとれるようにしておいていただきたいと思います。
○高橋会長 はい。よろしいですね、事務局のほうは。これは推進計画の中にも入ってきていますので。では、次回のときに報告をお願いしたいと思います。
 それから、高橋委員ですね。
○高橋(景)委員 ちょっと質問なんですけれども、東京都老人クラブ連合会の高橋と申します。3ページ目の特定道路のことなんですが、特定道路及び想定特定道路という、想定特定道路というのはどういうところを指しているのか。
それの質問と、それから区市町村の都の道路については、これも全部、整備を含めて100%と言われているのか。そこのところをちょっとお伺いしたいんですが。

○高橋会長 よろしいでしょうか。では、担当の方、お願いいたします。すみません。所属とお名前を最初にお願いいたします。
○菊地安全施設課長代理 建設局道路管理部安全施設課長の代理の菊地と申します。ただいま御質問のございました想定特定道路でございますが、まず、特定道路につきましては、バリアフリー法に基づきまして、国土交通大臣が特にバリアフリー化が必要だという区間を指定するということになっておりまして、指定された区間を特定道路と呼んでおります。
 一方で、想定特定道路につきましては、先ほども説明があったとおり、区市町村のほうがいまだにバリアフリー法に基づく基本構想が未策定の箇所につきましては、東京都建設局のほうで、今後、区市町村が基本構想を策定した際に、特定道路と指定されるべき都道につきまして、想定で区間を設定いたしまして、そちらを先行して整備を進めてきたという経緯でございます。その想定した特定道路が、対象延長327キロございまして、その327キロの都道につきましては、昨年度末、平成27年度末で100%整備完了ということでございます。
 2つ目の質問、区市町村の道路につきましては、すみません、こちらで整備率のほうは、現在、手持ちとして把握していないところなんですが、各区市町村のほうで特定道路、基本構想等を定めまして、整備率を出している区市町村もございますし、なかなか、区市町村によっては整備率を公表していない市もあるというふうに把握しております。以上です。
○高橋会長 今の説明ですと、特定道路については、基本構想云々ではなくて、とにかく指定を受ける。想定のほうは基本構想という関連したお話がありましたけれども、それでよろしいんでしょうか。基本構想とは別に、将来想定されるという、あるいはバリアフリー化を進めるべきだということを先行して整備をしたという、整備をしている区間を含めているということですね。
○菊地安全施設課長代理 そうですね。おっしゃるとおりで、特定道路は国土交通大臣が指定した区間、想定特定道路は、今後、区市町村が基本構想を定めた際に、特定道路として指定されるべき道路を東京都建設局のほうで選定いたしまして、要はバリアフリー化が必要と思われる道路を東京都建設局のほうで選定いたしまして、指定の前に先行して整備を進めたという道路でございます。
○高橋(景)委員 区市町村からそれは申請されてですか。それとも、東京都のほうが、条例ができたらおたくを指定しますよというふうになるんですか。その辺がちょっと。
○菊地安全施設課長代理 実際に想定特定道路を設定する際には、地元の区市町村からの意見を反映したりということは、一部、実施しております。
○高橋会長 様々な条件が入っているというふうに思いますけれども、少しそのあたりも、これからの専門部会で、要望も含めた解説が必要になるかというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、その他の案件で、ほかに事務局のほうから何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 はい。わかりました。それでは、一応予定しました議論についてはこれで終了させていただきたいと思います。このあと、専門部会等の日程を先ほど示されましたけれども、こちらのほうがございますので、関係の委員の皆様方につきましては、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、事務局のほう、よろしくお願いいたします。
○事務局(門井) それでは、今お話がありましたけれども、第1回の専門部会につきましては、年明け1月ごろを予定しております。開催日時につきましては、後日、皆様方の御都合を確認の上、決めさせていただきますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
 また、冒頭申し上げましたとおり、机上に置かせていただきました資料のうち、冊子でございます「福祉のまちづくり推進計画」と「施設整備マニュアル」の2冊につきましては、会議終了後、事務局で回収しますので、そのまま置いていただきますよう、お願いいたします。
 なお、この2冊につきましては、今期初めて協議会に御参加していただいている委員の皆様には、別途お送りしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 事務局からは以上です。
○高橋会長 どうもありがとうございました。それでは、この辺で第11期第1回東京都福祉のまちづくり推進協議会を終了させていただきたいと思います。御協力どうもありがとうございました。
(午前11時36分閉会)

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