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利用者指向の「開かれた福祉」を目指して

 21世紀を目前にした今、これまでの福祉のシステムは、いわば制度疲労による限界が見え始めており、既存の枠組みを越えた新しい体系を確立すべき時期にあります。
 私は、限りある資源を最大限効果的に活用しながら、利用者がそれぞれの生活実態に合わせて必要な福祉サービスを利用できる、利用者指向の新しい「開かれた福祉」のシステムを、早急に構築していくことが必要と考えています。
 これまでの福祉のしくみでは、行政がサービスの供給から配分に至るまで広範囲にわたってコントロールしており、少子・高齢化の進展や社会経済の成熟化に伴う、都民ニーズの多様化・高度化に適切に対応していくことが困難であることが明らかになったからです。
 この「東京都福祉改革推進プラン」では、新しい福祉の理念と展望を示すとともに、都民の皆さんが住み慣れた地域の中で、質の高いサービスを安心して自ら選択・利用できる福祉システムを構築するために必要な戦略と具体的な取り組みを定めました。
 今後、このプランに従って、サービス提供の基盤を重点的に整備することや、多様な供給主体の参入を促進することなどにより、サービスの量と質を確保するとともに、区市町村と緊密に連携しながら、地域の力と特性を活かしたサービスが提供される、新世紀にふさわしい新しい福祉の構築に向けて全力を尽くしていきます。
 皆さんのご理解とご協力を心からお願いいたします。

   平成12年12月

東京都知事  石原 慎太郎