SIDSとは
「それまで元気に育っていた赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう」
これが乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome―SIDS)という病気です。
厚生労働省の研究によると、日本では、生まれてきた赤ちゃんの4,000人に1人の割合で発症します。特に、生後2か月から6か月頃に多く発症しています。
我が国、東京都ともに死因の上位を占めています。
SIDSを防ぐためには
原因はまだわかっていませんが、厚生労働省の研究の結果、以下のような育児環境に注意することにより、SIDSの発症を減らせることがわかってきました。
赤ちゃんを寝かせる時は、あおむけ寝で寝かせましょう
うつぶせ寝はあおむけ寝の3倍ほど発症の危険性が高い(※)といわれています。ただし医学上の理由から、医師がうつぶせ寝をすすめる場合もあるので、このような時は医師の指導を守りましょう。
妊婦自身の喫煙や、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう
父母ともに喫煙している場合は、していない場合に比べて4.7倍ほど発症の危険性が高い(※)といわれています。身近な人の理解も大切ですので、日頃から協力を求めましょう。
できるだけ母乳で育てましょう
人工哺乳の場合は、母乳保育の場合に比べて4.8倍ほど発症の危険性が高い(※)といわれています。しかし、母乳の出かたには個人差がありますし、母乳で育てられないこともあります。人工栄養で育てる場合でも、できるだけ赤ちゃんを抱っこしてミルクをあげましょう。
(※)平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」より
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