戴帽式(2年生)
平成23年6月10日に、私たち16回生の戴帽式が行われました。
現在、多くの病院でナースキャップは廃止されています。しかし、戴帽式を行なう意味は失われることなく、ナイチンゲールの時代からナースキャップを戴く行為の意味と、そこに込められた看護の精神を学ぶことが、看護師になる上での礎であり続けています。
学生ひとりひとりが、看護の歴史とその中で培われた看護のあり方、そして戴帽式を行なうことの意味を学び、戴帽式に臨みました。
戴帽式では、学生は名前を呼ばれた後に壇上に上がり、校長先生の手からナースキャップを戴きました。その時、自然と背筋が伸びるような気がしました。男子学生はハンカチーフを胸に挿してもらいました。そして、学生が手にした蝋燭に、親火の火を燈しました。
ナースキャップをつけ、暗がりの体育館の中を、火の燈った蝋燭を手にした2年生全員が、在校生と式典に出席してくれた家族を囲むように並びました。そこで、誓いの言葉を全員で斉唱しました。
【誓いの言葉】
今、16回生の灯火が一つの大きな光になりました。
ここまで導いて下さった皆様を前に誓います。
芽生える生命の喜びを知り、消えゆく命を尊び、生命の力になるために学ぶことを
患者さんの心に寄り添い、手の届く存在であることを
困難なときには、同じ夢を抱く仲間と共に支えあい、乗り越えていくことを
そして、看護を生涯の喜びとし、誇りをもって歩み続けることを誓います。
誓いの言葉は、2年生自ら考えました。基礎看護の病院実習で出会ったそれぞれの患者さんの顔を思い浮かべながら斉唱しました。いつか立派な看護師になり、自立して働く未来の姿を思い浮かべ、誓いを新たにしました。
厳粛な雰囲気の中、式典を終えることができました。来賓の方からは「思わず涙が出るほど感動した」というお言葉をいただきました。
私たちの学校では、ナースキャップをつけることができて初めて、入学式や卒業式など正式な場でユニホームを着ることができます。看護学生としての自覚がさらに増し、秋から始まる領域別実習を乗り越える力となりました。
※領域別実習では、1年次の基礎実習を土台として、2年次の後半から約1年間、病院や保育園、福祉作業所で成人、老年、小児、母性、精神の各領域を学びます。

同じ夢を抱く78名の仲間たち

3年生から送られた励ましの言葉
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