児童虐待とは?

身体的虐待

殴る、蹴るなどの暴力行為。
タバコの火などを押しつける。
逆さづりにする。
冬などに戸外に長時間しめだすなど。

性的虐待

子供への性交、性的暴力。
性器や性交を見せる。
ポルノグラフィの被写体などにするなど。

ネグレクト(養育の放棄又は怠慢)

適切な衣食住の世話をせず放置する。
乳幼児を家に残したまま度々外出する。
家に閉じこめる(学校等に登校させない)。
保護者以外の同居人による虐待を
保護者が放置するなど。

心理的虐待

無視、拒否的な態度。
言葉によるおどかし、脅迫。
きょうだい間での極端な差別扱い。
ドメスティック・バイオレンス
(配偶者に対する暴力)を行うなど。

虐待を受けた子供たちは?

虐待は子供たちの身体と心に
深刻な影響を及ぼし、
さまざまな症状として現れます。

・暴力による身体的外傷、後遺症。
・栄養不足による低身長・低体重といった
 発育障害。
・虐待というトラウマ(心的外傷)による
 強い不安感や抑うつ状態、
 ストレス障害、
 人格障害などの精神症状。
・対人関係の構築や感情のコントロールが
 出来ないことによる暴力行為や
 自傷行為など。

虐待行為が続けば続くほど、
成長するにつれて、
アルコール依存、薬物依存、自殺願望などに
結びつく可能性が高くなります。
さらには虐待を受けた子供が親になり、
自分の子供に対して虐待行為を
引き起こしてしまうこともあります。

知ってましたか。
こんなに多くの子供の悲鳴を。