少子高齢化が急速に進む中、家族機能の崩壊や、地域の見守り・支えあい体制の脆弱化による孤立死の問題など、地域における新たな健康課題は、複雑化・多様化しています。
 地域を守り、健康なまちづくりを進めるためには、都民の健康状態の把握や健康づくり、疾病予防対策、健康危機管理対策などが、益々重要になっています。
 このような中、東京都保健師の役割は、平成6年の地域保健法等により、住民に身近なサービスから、精神・難病・感染症・医療安全などの専門性の高い業務や健康施策の推進にあたっての企画調整など、専門的で幅広い活動に変わってきています。
 このページでは、これからも益々活躍を求められる東京都保健師の活動内容について、実際に活躍する職員の声とともに、その魅力をお伝えします!

 東京都保健師の勤務場所は、多摩地域の5つの保健所と島しょ保健所(伊豆諸島・小笠原諸島に4つの出張所・2つの支所)をはじめ、都庁(保健政策部ほか)や都内に3つある精神保健福祉センター、健康安全研究センターなど多岐にわたっています。

★ 各保健所の所在地・交通機関等は、こちらでご確認ください。各保健所ページへのリンクもございます。
 →東京都保健所の所在地へ

1.東京都保健所の組織と保健師配置

  • ○ 企画調整担当
  •  地域の健康課題を明らかにし、課題解決のための取組の企画・調整・実施・評価のためのシステムづくりに取り組んでいます。 また、地域関係者の人材育成の一翼を担っています。
  • ○ 保健医療担当
  •  医療安全支援センターとして、住民や診療所などからの医療に関する相談対応(「患者の声相談窓口」)や医療情報の提供などの取組により地域の医療安全の推進を図っています。 また、誰もが身近な地域で症状に応じた適切な医療を受けられるよう、脳卒中などの医療連携推進事業に取り組んでいます。
  • ○ 感染症対策担当
  •  ノロウイルスや結核などの感染症発生時に対応するため、平常時から医療機関や関係施設と連携し、発生前の体制整備や予防対策に取り組んでいます。また、感染症発生時には迅速に対応し、感染拡大防止を図っています。 
  • ○ 地域保健担当
  •  市町村・医療機関・訪問看護ステーション・福祉サービス提供施設などと協働して、難病患者、地域生活が困難な精神障害者、重症心身障害児(者)またこれらの方々の家族をサポートし、一人ひとりが大切にされる地域ケアのシステムづくりを展開しています。

2.保健所以外の勤務場所

福祉保健局
○ 医療政策部
 ・医療安全課(医療施設等許認可・監視指導、患者の声相談窓口など)
 ・救急災害医療課(NICU等入院児の退院支援等に関することなど) 
○ 保健政策部
 ・保健政策課(保健政策の企画調整、保健所事務事業の調整、保健師に関することなど)
 ・健康推進課(健康づくりの推進、成人保健対策、がん予防・早期発見に関することなど)
 ・疾病対策課(難病対策など)
 ・(長期派遣研修)厚生労働省・他自治体など
○ 少子社会対策部
 ・家庭支援課(母子保健対策など)
○ 障害者施策推進部
 ・施設サービス支援課(在宅心身障害児(者)に対する療育支援など)
 ・精神保健医療課(精神保健対策など)
○ 健康安全部
 ・感染症対策課(感染症・結核・エイズ等の予防対策など)
 ・環境保健衛生課(アレルギー疾患対策など)
教 育 庁
○ 都立学校教育部
 ・学校健康推進課(児童・生徒の健康管理など) 
交 通 局
○ 職員部
 ・労働課(職員の健康管理など) 
東京都職員共済組合
○ 事業部
  ・健康増進課(職員の健康管理など)

3.東京都保健所と市町村の主な役割分担

多摩地域の保健所では市町村と役割分担をして業務を行っています。

(別添①)東京都保健所と市町村の主な役割分担_001.bmp

東京都・福祉保健局全体の研修は、別ページでご紹介しています!

チューター保健師制度

 東京都では新任保健師を対象とした「チューター保健師制度」を導入しています。
 この制度は新任保健師の所属保健所で中堅保健所がチューターを担当し、保健所の実情や新任保健師の力量に合わせて育成計画書を作成し、職場全体が協力して、新人保健師の育成に取り組むというものです。
 チューター保健師のサポートにより、いつでも相談でき、安心して仕事に取り組むことができます。
また、最近では2~3年目の保健師もチューター保健師と一緒に新任保健師をサポートしています。



kensyu.png 都民のニーズに的確に応え、優れた行政サービスを提供していくためには、職員の能力を最大限に開発・伸長することにより、東京都の組織力を一層強化していかなければなりません。こうした視点に立ち、東京都では全庁を挙げて効果的な研修(職場外研修、OJT、自己啓発支援)を実施しております。
 職場外研修として、新任職員は入都後、前期・中期・後期合わせて2週間程度にわたる「新任研修」を受講します。その後、所属局においての実務研修や、OJT、自己啓発等で仕事に必要な能力を確実に習得していきます。
 人材育成を効果的かつ効率的に進めるために、中央研修と局研修が連携し、職場外研修の充実を図っています。

(別添③)新任保健師の1年目の研修_001.bmp

- 新卒入都 -         

【入都年度】
平成28年
【現所属】
西多摩保健所

-島しょ保健所勤務-

【入都年度】
平成27年
【現所属】
島しょ保健所八丈出張所

- 課長からのメッセージ -

【入都年度】
昭和62年
【現所属】
保健政策部地域保健推進担当課長



福祉保健局では、東京都の保健師活動の魅力をお伝えする機会として”東京都保健師業務説明会”を開催しています。

今年度の説明会内容及び昨年度開催の様子は左記からご覧ください。

東京都保健師業務説明会のページへ