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よくあるご質問

性感染症のこと、聞きたい、知りたい

A1.

病気によっては、膣(ちつ)性交以外の親密な接触や濃厚な接触でも感染することがあります。「セックス」と聞くと膣(ちつ)性交をイメージするかもしれませんが、性感染症は、フェラチオやクンニリングスといったオーラルセックス(口腔(こうくう)性交)や、アナルセックス(肛門(こうもん)性交)でも感染することがあります。

こんなことでは、感染しません!

  • 握手などの接触
  • せきやくしゃみ
  • トイレ
  • 食器の共用
A2.

1回のセックスでも感染することがあります。病気によって、感染力が異なりますが、誰でも感染する可能性があります。

A3.

コンドームだけで、性感染症のすべてを予防することはできませんが、感染の危険性をかなり低下させることができます。これは、病原体を含んだ精液、膣分泌液が、粘膜にふれるのを防いで、病原体が侵入することを防ぐからです。

A4.

ピルは避妊のためのもので、性感染症の予防にはなりません。
性感染症を予防するためには、コンドームを使用することが有効です。

A5.

医療機関では、プライバシーを守りながら病気の経過や症状を聞き、診察や検査を行います。心配があれば、医師や看護師にそのことを話し、納得した上で診察を受けてください。保健所でもHIV検査と同時に性器クラミジア感染症などの検査を行っています。検査方法は、血液検査や尿検査です。ただし、確定診断ではないので、感染の疑いがある場合は、さらに医療機関を受診することが必要です。

A6.

性感染症は、セックスで感染します。このため、自分だけが治療しても、パートナーが感染していれば、再感染します。

A7.

ほとんどの性感染症は、何度でも感染するおそれがあります。治療後も、性感染症の予防に気を付けなければなりません。

A8.

自覚症状がはっきりしない性感染症もあります。パートナーも自分も症状がないからといって安心はできません。