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東京都福祉保健局


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生活の福祉

東京都戦没者霊苑

1 建設の経緯

戦没者霊苑は、さきの大戦における16万余にのぼる東京都関係戦没者の慰霊と都民の平和への願いをこめて、昭和35年6月に建立されました。
敷地は、小石川台地にあり、古くは水戸藩上屋敷の一部でした。その後、陸軍砲兵工廠・諸工伝習所敷地となり、戦後は、財団法人東京都慰霊協会が戦没者・戦災者慰霊施設として管理し、昭和28年に戦没者慰霊施設用地として、東京都に寄付されたものです。昭和37年6月に休憩所が完成し、多くの御遺族が来苑され親しまれてきました。昭和56年には、御遺族が待望された遺品展示室が、財団法人日本宝くじ協会から寄贈されました。
しかしながら、建設後26年を経て、慰霊碑、休憩所が老朽化するとともに、勾配の強い参列広場も、高齢化した御遺族にとって危険になってきたため、昭和62年度に、ほぼ全面改修することが決まりました。改修に当たっては、広く有識者の御意見をお伺いするために、戦没者慰霊碑建設委員会を設置しました。
同委員会からは、
『さきの大戦において、尊い犠牲となった東京都関係戦没者に対し、尽きぬ慰霊の誠をささげるとともに、平和を願う都民の強い決意を表するものとする。』
『戦没者を追悼し、戦争の惨禍を末長く後世に伝えるとともに、明るく、親しみやすい都民全体の広場とする。』
との、基本的な考えを示され、これを基に、設計を建築家相田武文氏に依頼しました。工事は、昭和62年9月に着工し昭和63年3月に竣工の運びとなり、昭和63年度に外溝整備・植栽を行って全体工事が完了し現在に至ります。

2 あらまし

(1)東京都戦没者鎮魂の碑

東京都戦没者鎮魂の碑

参列広場の正面に、池(水盤)を配置し、池の中に高さ3.36メートルの人工滝があります。滝を背景に、その中心の水面に浮かぶ形で、高さ1.59メートルの門形の白御影石に囲まれた黒御影石の「東京都戦没者鎮魂の碑」があり、鈴木俊一都知事(当時)の書による「鎮魂」の文字が刻まれています。
「鎮魂」の二文字には、戦没された方々が永遠にやすらかな眠りにつかれ、さらには、いつまでも、世界が平和であるようにとの願いがこめられています。

(2)碑文

碑文

碑の前方に置かれた黒御影石には、山本健吉氏撰書による平和への願いを記した文章が刻まれています。
『あの苦しい戦いのあと、四十有余年、私たちは身近かに一発の銃声も聞かず、過して来ました。あの日々のことはあたかも一睡の悪夢のように、遠く悲しく谺して来ます。
だが、忘れることができましょうか。かつて東京都の同朋たちの十六萬にも及ぶ人々が、陸に海に空に散華されたことを。あなた方のその悲しい「死」がなかったら、私たちの今日の「生」もないことを。
そして後から生れて来る者たちの「いのち」のさきわいのために、私たちは何時までもあなた方の前に祈り続けることでしょう。
この奥津城どころは、私たちのこの祈りと誓いの場です。同時に、すべての都民の心の憩いの苑でもありましょう。
この慰霊、招魂の丘に、御こころ永遠に安かれと、慈にこれが辞を作る。
山本健吉』

(3)由来文

由来文

参列広場の正面に向かって左側中央の奥の石に、東京都戦没者霊苑の建立及び改修に至った由来が、角田房子氏撰書により刻まれています。
『東京都戦没者霊苑は昭和6年の満州事変からに日中戦争を経て、昭和20年(1945年)8月の太平洋戦争終結までの東京都関係戦没者約16万人の霊をまつる。
敷地は、昭和15年に忠霊塔建設予定地に選ばれた小石川陸軍工科学校跡地である。
昭和35年、ここに東京都戦没者霊苑が建設されたが、それは歳月の中に老朽した。
また年々齢を加える遺族が、安全に慰霊祭に参加するための配慮も必要となった。
そこで戦没者の慰霊と平和への願いを新たに、このたび全面改修を行い、昭和63年(1988年)3月に完成した。
設計は建築家相田武文、碑文は芸術院会員、文化勲章受章者山本健吉、碑銘の揮毫は東京都知事鈴木俊一による。
私たち都民はこの霊苑につどい、霊前にぬかずき、改めて戦争とは何であったかを深く考えたい。
戦没者の御霊にお願い申上げる。
お声を風に托して、戦争の実態を私たちに語り聞かせていただきたい。
そして私たちが強い意志と英知をもって、平和を守るという至上の命題にとり組めるよう、お導きいただきたい。
霊苑が戦没者の御霊と私たちの心の通い路になることを願って、ここに謹んでその由来を記す。
角田房子』

(4)休憩所

休憩所

来苑された方の休憩や遺族等の皆様の会議の場として御利用いただけるよう設けられたものです。

(5)遺品展示室

遺品展示室

先の大戦で戦没された方々が遺された手紙、千人針、鉄兜などの遺品等を御遺族からお預かりして展示しています。観覧は自由です。(無料)

3 施設案内

(1)休苑日   12月29日から1月3日
(2)開苑時間 日曜日、土曜日、祝日  午前9時から午後5時まで
           上記以外の日        午前9時から午後8時まで
(3)電話番号 03(3812)1796、03(3811)5386

施設案内図

お問い合わせ

このページの担当は 生活福祉部 計画課 援護恩給担当 です。

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