「平成21年度慢性呼吸器機能障害の理解と支援講習会」実施報告
慢性閉塞性肺疾患等により在宅療養生活を送る障害者の相談・支援を行う区市町村等の職員を対象に、本講習会を開催しました。
この講習会は、慢性呼吸器障害を正しく理解し、障害者の悩みや苦しみ等に応じ、支援等の充実に生かすことを目的としています。今年度は、最新呼吸リハビリテーションの呼吸介助法を加えました。又、在宅酸素機器の展示を行いました。当日は、区市町村の障害・高齢福祉関係の部署、地域包括支援センターを中心に250名の参加がありました。
詳細は以下の通りです。
1 日時
平成21年10月1日(木曜日)午後1時から午後4時45分
2 場所
東京都社会福祉保健医療研修センター 1階講堂
在宅酸素機器展示 1階ホール
3 内容
1 講演
「慢性呼吸器機能障害の基礎知識と在宅訪問における支援のポイント」
〜呼吸器専門医の在宅訪問診療の現場から〜
じんの内科医院呼吸器科医師 神野 悟氏
慢性呼吸器機能障害の基礎知識と在宅訪問の実践を通し、慢性化することで徐々に気力や体力が落ち、呼吸困難からくる閉じこもりやうつになりがちな患者への対処法等講義していただきました。
2 当事者からの実践報告
「包括的呼吸リハビリテーションの実技と効果」
板橋サンソ友の会 内田 幸男氏
患者会の方から慢性呼吸器機能障害を発症し苦しい日常生活を送っていたが、包括的呼吸リハビリテーションに強い意思で取組み、体調維持ができているという報告がありました。
3 講演・実技
「在宅で使える最新呼吸リハビリテーション」
要町病院理学療法士・呼吸療法認定士 岩城 基氏
呼吸器の解剖生理の講義のあと、壇上で呼吸介助の実技を行い、その場面を撮影しながらスクリーンに映しだし介助方法を説明していただきました。
4 在宅酸素機器の展示
在宅医療機器の使い方や注意点等について、メーカーや代理店による説明が行われました。
4 結果
1 参加者数 250名 (参加申込み 293名)
区市町村所管課・福祉事務所19名 保健所・保健センター12名 地域包括支援センター73名 訪問看護ステーション67名 その他30名
2 アンケート結果 (回収201件 回収率80%)
| 項目 | 参考になった | 参考にならなかった | どちらとも言えない | 無記入 |
|---|---|---|---|---|
| 慢性呼吸器機能障害の基礎知識と在宅訪問における支援のポイント | 193名 | 1名 | 2名 | 5名 |
| 当事者からの実践報告 | 190名 | 0名 | 5名 | 6名 |
| 在宅で使える最新呼吸リハビリテーション | 186名 | 1名 | 3名 | 11名 |
| 在宅酸素機器展示 | 159名 | 5名 | 28名 | 9名 |
3 感想 (アンケートより)
- 呼吸器専門医から基礎知識と実践の話を受講でき参考になった。
- COPDの方々の苦しみに、どんな支援ができるか学ぶことができた。
- 呼吸リハビリテーションを初めて見た。今後も勉強し相談・支援及びチームアプローチの実践に活用したい。
- 当事者の話は、リハビリテーションを実際に活かしている方からの情報であり説得力があった。
お問い合わせ
このページの担当は 心身障害者福祉センター 地域支援課 地域支援係 です。
東京都福祉保健局 〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号