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東京都福祉保健局 東京都心身障害者福祉センター

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東京都障害者福祉交流セミナー報告(第10回)

報告書は下記から

注釈:写真等掲載にあたり、了解を頂いています。

高次脳機能障害者の理解と支援の充実をめざして(平成17年11月29日)実施報告

1 目的

高次脳機能障害とは、脳血管障害や頭部外傷などの原因により、脳が損傷を受けたために起きる後遺症であり、「失語症」、「記憶障害」、「注意障害」、「遂行機能障害」、「行動と感情の障害」などの認知障害が起きている状態を言います。これにより日常生活に様々な支障が生じている方々がいますが、この障害は外見からはわかりにくく、周囲の理解を得ることが困難です。
本セミナーは、障害当事者・家族、支援に関わる職員、関心を持つ都民の方々を対象とした講演会で、参加者とともに、障害の理解と支援の充実について考えていくことをねらいとしました。

2 日時

平成17年11月29日火曜日 午前9時45分から午後4時30分まで

3 場所

東京都庁第一本庁舎5階 大会議場

4 内容

午前の部
基調講演「高次脳機能障害の理解と地域リハビリテーションについて」
講師 長谷川 幹氏 桜新町リハビリテーションクリニック院長 
○ 脳の働き、高次脳機能障害の原因、脳卒中の主な症状の説明。支援事例紹介。
○ 高次脳機能障害の特徴(外観から分かりにくい、当事者が障害を認識できない、社会活動時に顕著、個人の性格や資質と混同・誤解、年単位で改善。)
○ 中途障害者の心理(病前を基準に比較し「良くなっていない」と思う。情けない等の気持ちから「閉じこもる」傾向。総体として極めて自信がない状態。)
○ 援助する基本的視点(当事者が「楽しみ」、「自己存在の再確認」の行動を通じて自信をつけて、「自己決定」出来るように「間」をおくことが大事。)
○ 「世田谷高次脳機能障害連絡協議会」活動紹介、今後の目標・取り組みを示唆。

午後の部
パネルディスカッション
「福祉・保健・医療の連携により、地域における当事者支援のしくみづくりをめざす」
コーデイネーター
・村田 幸子氏 福祉ジャーナリスト、元NHK解説委員
パネリスト

  • 坂本 一世氏 東京都リハビリテーション病院 作業療法士
  • 中村 哲治  東京都心身障害者福祉センター ソーシャルワーカー
  • 宮尻 京子氏 足立区障害福祉センターあしすと 看護師
  • 弘中 章彦氏 東京障害者職業センター 主任障害者職業カウンセラー
  • 矢田千鶴子氏 東京高次脳機能障害協議会 会長

前半
○ 各パネリストの所属機関・団体の紹介、パネリストの仕事・活動紹介。

  • リハビリ病院における医学的リハビリテーション。
  • 都の更生施設における区市町村と連携した社会リハビリテーション。
  • 区立の障害者地域自立生活支援センターにおける家族会等と連携した活動。
  • 障害者職業センターにおける職場との架け橋となる職業リハビリテーション。
  • 多様なボランティアに支えられた当事者・家族会活動、協議会の活動。

後半
○ 会場からの質問に対する回答及び討議。コーディネーターのコメント
医療・保健・福祉の途切れ目のない支援ネットワークづくりが望まれる。
「高次脳機能障害者支援のしくみづくりに、具体的に着手していく時です。」

詳細は報告書に掲載予定です。

写真 基調講演の様子

写真 パネルディスカッションの様子

5 結果

(1) 参加者 598名
都区市(行政) 159名
医療機関 33名 
関係機関 129名(民間施設、職安、作業所、在介センター等)
民生・児童委員 112名 
当事者・家族会等 55名
一般都民 110名
(2)感想 意見など アンケート回収数252名(回収率42%)

〈基調講演〉について

ア 参考になった(三択で94%) 

  • 長い目での地域リハ活動等が勉強になり、勇気づけられた。(都病院職員)
  • 年単位で、焦らずに見守る必要があることが判った。家族の大変さ周囲の理解の必要性と難しさがあるように思う。(生保ワーカー)
  • 長期支援で改善する様子が写真で分りやすかった。各ニーズに合った改善機会を見逃さず、改善を信じて関わることの大切さがよくわかった。(社会福祉士)

イ どちらとも言えない(三択で3%)

  • 症状や事例、地域のネットワークづくりについて、もっと聞きたかった。
  • 毎日の暴力と対峙している者には、明るい話は役に立たない。(ケアマネージャー)

〈パネルデイスカッション〉について

ア 参考になった(三択で77%)

  • 様々な分野の話が伺え、とても良かった。(医療ソーシャルワーカー)
  • 各分野でどのような支援が行われているか、具体的に分かった。(区・看護師)

イ どちらとも言えない(三択で13%)
・パネラー同士で、もう少し専門的なディスカッションがあるともっとよい内容になるのではと思う。(相談員)
注釈:午前・午後とも、未選択はあっても、「参考にならなかった」は無し。
○ 今後、高次脳機能障害関連の講習会に希望するテーマ(主な例)

  • 国のモデル事業の報告。現場での対応の注意点など知りたい。(小規模作業所)
  • 地域における当事者支援のしくみづくりと行政の支援について。介護保険利用と高次脳機能障害者の問題について。(家族会)
  • 当事者の方の話を伺いたい。(区基幹型在宅介護支援センター)

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お問い合わせ

このページの担当は 心身障害者福祉センター 地域支援課 事業担当 です。

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