1 お肉は生で食べると、食中毒になることがあります
とりわさ、レバ刺しなどによる食中毒の原因菌である「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157など)」は、少量の菌で食中毒を起こします。新鮮であっても、菌が付いている食肉を生で食べれば、食中毒になる可能性があります。
2 子どもや高齢者が食肉を生で食べると、特に危険です
カンピロバクターによる腸炎は、子どもに多く発生します。また、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では、合併症で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症する率が子どもにおいて高く、腎機能障害や意識障害を起こし、死に至ることがあります。子どもに限らず、カンピロバクターによる食中毒の後、手足の麻ひ、呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群を発症することがあります。
また、平成23年10月1日に施行された生食用食肉の規格基準等に適合した生食用食肉であっても、腸管出血性大腸菌などの食中毒菌を完全に除去することは困難なことから、食中毒のリスクは「0(ゼロ)」ではありません。
子どもや高齢者などの食中毒に対する抵抗力の弱い方は、お肉を生で食べるのは控えましょう。
3 牛レバー、鶏肉を生で食べないようにしましょう
健康な牛の胆汁(レバー内部で作られる分泌液)の約2割が食中毒菌の「カンピロバクター」に汚染されているというデータがあります。また、厚生労働省では、生食用牛レバーについて、腸管出血性大腸菌に関する知見を収集した上で、速やかに法律に基づく規制も含めた検討を行うとしており、鶏肉についても、同様に順次検討に着手することとしています。
肉の生食による食中毒は、牛肉だけでなく、牛の内臓肉(レバーなど)や鶏肉・豚肉及びそれらの内臓肉(レバーなど)を生で食べることも原因となります。牛レバー、鶏肉等を生で食べないようにしましょう。
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