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アブラギリ類(トウダイグサ科)

 アブラギリは落葉樹の高木で、栽培されますが、山地に自生することもあります。初夏に花を咲かせ、9月から10月に約3センチメートルの扁球形のさく果を成熟させ、その中に大きな種子ができます。種子には有毒な脂肪油が含まれます。オオアブラギリも同様に種子に有毒な脂肪油が含まれています。


 ◇特徴

 自生地  山地に自生しますが、各地で栽培もされています。
 誤食部位 種子
 症状 吐き気、おう吐、腹痛、下痢など。
 毒成分 種子に含まれる脂肪油。主成分は、不飽和脂肪酸であるエレオステアリン酸など。

写真:オオアブラギリ
オオアブラギリ
写真:オオアブラギリの実と種子
オオアブラギリの実と種子

このページは東京都保健医療局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。


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