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モロヘイヤ(シナノキ科)

 モロヘイヤは一年草の種子繁殖植物で、野菜として利用され、葉を刻むとぬめりがでるのが特徴です。平成8年10月に農家で牛5頭にモロヘイヤの実のついた枝を与えたところ、3頭が死亡する事故が発生しました。その後の調査で、モロヘイヤの種子には強い毒成分が含まれていることが判明しました。なお、市販されているモロヘイヤの葉や健康茶からは毒成分は検出されていません。


 ◇特徴

 誤食部位 種子。
 症状 牛について食欲不振、起立不能、下痢、死亡した例がある。
 毒成分 種子に含まれるストロフェチジンという強心配糖体。かつてアフリカで矢毒として用いられた毒成分。

写真:モロヘイヤ
モロヘイヤ
写真:モロヘイヤの種子
モロヘイヤの種子

このページは東京都保健医療局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。


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