トップページ > 監視・指導 > 食品衛生夏期対策事業 >平成14年度 食品衛生夏期対策事業

平成14年度 食品衛生夏期対策事業

 このページでは平成14年度に東京都で実施した食品衛生夏期対策事業の結果を集計しました。

1 食品衛生夏期対策事業実施状況

 平成14年度に夏期一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等120,969軒(延べ198,051軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。また、平成14年度は、これまでの違反事例や都民の食に対する不安感を考慮し、中国産農産物の残留農薬等の検査、食品の適正表示の徹底や生食用食肉を取り扱う施設、食品の一時ストック施設等に対する監視指導を実施しました。

表1 平成14年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
表1 平成14年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
表1をダウンロードしたい方はこちら(xls/27KB)

ページの先頭へ戻ります

2 食品別収去検査結果

(1) 細菌検査結果

 食品等14,181検体について細菌検査を実施したところ、900検体が不良でした。食品別には、「弁当類」(19.0%)、「調理パン」(18.1%)、「サラダ」(15.4%)の順に不良率が高く、そのうち、成分規格に適合しない「アイスクリーム等」、「食肉製品」など19検体に法違反がありました。

(2) 化学検査結果

 食品等19,160検体について化学検査を実施したところ、47検体が不良でした。食品等別には、「つけもの」(1.3%)、「魚介類加工品」(0.6%)、「生菓子」(0.6%)の順に不良率が高く、そのうち、ソルビン酸を検出した「すあま」、過酸化水素水(殺菌料・漂白剤)を検出した「ちりめん」など38検体に法違反がありました。

(3) 輸入食品の検査結果

 総検査検体33,341検体のうち、輸入食品等は9,891検体(29.7%)でした。このうち不良検体は33検体でした。このうち指定外添加物であるポリソルベート(乳化剤)を検出した「ココナッツミルク缶詰」や基準を超えてカドミウムを検出した「合成樹脂製ようじ」など18検体に法違反がありました。

表2 平成14年度 食品別収去検査結果
表2 平成14年度 食品別収去検査結果
表2をダウンロードしたい方はこちら(xls/27KB)

表3 平成14年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
表3 平成14年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
表3をダウンロードしたい方はこちら(xls/26KB)

ページの先頭へ戻ります

3 食品別表示検査結果

 東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、495,534品目について監視指導を行いました。

 その結果、2,114品目の表示違反・不適正食品を発見した。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。

表4 平成14年度 食品別表示検査結果
表4 平成14年度 食品別表示検査結果
表4 平成14年度 食品別表示検査結果
表4をダウンロードしたい方はこちら(xls/30KB)

ページの先頭へ戻ります