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平成15年度 食品衛生夏期対策事業

 このページでは平成15年度に東京都で実施した食品衛生夏期対策事業の結果を集計しました。

1 食品衛生夏期対策事業実施状況

 平成15年度に夏期一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等117,201軒(延べ200,226軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。また、平成15年度は、これまでの違反事例や都民の食に対する不安感を考慮し、毎年夏期に増加する腸炎ビブリオ食中毒の予防や、アレルギー物質の表示欠落による自主回収増加していること等から食品の適正表示の徹底及び異物混入防止対策を最重要課題として実施しました。

表1 平成15年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
表1 平成15年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
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2 食品別収去検査結果

(1) 細菌検査結果

 食品等13,200検体について細菌検査を実施したところ、774検体が不良でした。食品別には、「弁当類」(16.9%)、「調理パン」(16.6%)、「サラダ」(13.9%)の順に不良率が高く、このうち、大腸菌群を検出した「アイスクリーム」や腸炎ビブリオが検出された「ゆでだこ」など10検体に法違反がありました。

(2) 化学検査結果

 食品等16,008検体について化学検査を実施したところ、29検体が不良でした。食品等別には、「調理パン」(8.7%)、「弁当類」(4.0%)、「サラダ」(2.1%)の順に不良率が高く、表示にない着色料を検出した「たらこ」や法定外着色料「さび皿」など29検体すべてが法違反でした。

(3) 輸入食品の検査結果

 総検査検体29,208検体のうち、輸入食品等は6,885検体(23.6%)でした。このうち不良検体は15検体でした。このうち、材質試験で鉛を基準値以上検出した「ストロー」や合成抗菌剤(エンロフロキサシン)を検出した「うなぎかば焼」など13検体に法違反がありました。

表2 平成15年度 食品別収去検査結果
表2 平成15年度 食品別収去検査結果
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表3 平成15年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
表3 平成15年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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3 食品別表示検査結果

 東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、417,995品目について監視指導を行いました。

 その結果、2,234品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。

表4 平成15年度 食品別表示検査結果
表4 平成15年度 食品別表示検査結果1
表4 平成15年度 食品別表示検査結果2 表4をダウンロードしたい方はこちら(xls/31KB)

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