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平成13年度 食品衛生歳末一斉監視事業

 このページでは平成13年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。

1 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況

 平成13年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等58,650軒(延べ89,130軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、平成13年度は秋以降に発生した、野菜の浅漬けによる腸管出血性大腸菌O157による食中毒事件や、米国の同時多発テロ事件を踏まえて、漬物のO157検査や病因物質混入防止の観点から食品の流通・販売等施設における監視指導を重点的に行いました。

表1 平成13年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
表1 平成13年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
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2 食品別収去検査結果

(1) 細菌検査結果

 食品等6,307検体について細菌検査を実施したところ、202検体が不良でした。食品別には、「サラダ」(15.7%)、「洋生菓子」(14.1%)、「弁当類」(11.9%)の順に不良率が高く、このうち、E.coliを最確数700/100g検出した「生食用かき」、大腸菌群が陽性となった「つみれ(魚肉練り製品)」等5検体に法違反がありました。

(2) 化学検査結果

 食品等11,040検体について化学検査を実施したところ、47検体が不良でした。食品等別には、「農産物加工品」(2.5%)、「煮豆・きんとん」(1.7%)、「魚肉練り製品」(1.3%)の順に不良率が高く、このうち、アセスルファムカリウム(甘味料)を過量に使用した「梅加工品」、着色料(赤106)を検出したにもかかわらず表示のなかった「かまぼこ(魚肉練り製品)」等39検体に法違反がありました。

(3) 輸入食品の検査結果

 総検査検体17,347検体のうち、輸入食品等は4,834検体でした。このうち、16検体が不良検体でした。このうち、指定外添加物であるサイクラミン酸(甘味料)や使用対象外であるサッカリンナトリウム(甘味料)を検出した「紹興梅(台湾)」、着色料(赤102)を検出したにもかかわらず表示のなかった「果実加工品(中国)」等14検体に法違反がありました。

表2 平成13年度 食品別収去検査結果
表2 平成13年度 食品別収去検査結果
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表3 平成13年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
表3 平成13年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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3 食品別表示検査結果

 東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、325,592件について監視指導を行いました。

 その結果、1,377件の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。

表4 平成13年度 食品別表示検査結果
表4 平成13年度 食品別表示検査結果
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