食品衛生の窓 東京都の食品安全情報サイト
たべもの安全情報館 食品事業者向け情報 調査・統計データ 東京都の取組・制度

ホーム食品事業者向け情報食品の適正表示推進者向け情報提供サイト(食品の表示制度) 食品表示法 加工食品 一般用加工食品(アレルゲン)

食品表示法
食品表示法の概要
加工食品
一般用加工食品の概要
名  称
原材料名
添 加 物
原料原産地名
アレルゲン
内容量又は固形量及び内容総量
消費期限又は賞味期限
保存方法
原産国名
食品関連事業者及び製造所等
特色のある原材料等に関する事項
業務用加工食品の概要
生鮮食品
添加物
遺伝子組換え食品に関する事項
栄養成分表示
教材用資料ダウンロード

一般用加工食品(アレルゲン)

 アレルゲンとは、アレルギーの原因となる抗原のことで、食品表示基準の別表第14に掲げられた表示義務のある「特定原材料」と、通知「食品表示基準について(別添「アレルゲンを含む食品に関する表示」)」で表示を推奨する「特定原材料に準ずるもの」とに分けられます。
 

特定原材料(義務表示)【7品目】

 食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかになった食品のうち、特に発症数、重篤度から勘案して表示する必要性の高いものとして表示が義務化されたもの。

(対象品目)
 えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生


特定原材料に準ずるもの(推奨表示)【20品目】

 食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかになった食品のうち、症例数や重篤な症状を呈する者の数が継続して相当数みられるが、特定原材料に比べると少ないものとして可能な限り表示することが推奨されたもの。

(対象品目)
 あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン


特定原材料等の範囲

 特定原材料及び特定原材料に準ずるもの(以下「特定原材料等」といいます。)の範囲は、原則として、通知「食品表示基準について(別添「アレルゲンを含む食品に関する表示-別表1」)」のとおり、日本標準商品分類の番号で指定されている範囲のものを指します。


アレルゲンの表示方法

(1) 個別表示

特定原材料等を原材料として含んでいる場合

 原材料名の直後に括弧を付して『 原材料名(○○を含む)』と表示します。
 (例)
  ・『 マヨネーズ(卵を含む)』
  ・『 チョコレート(乳成分を含む)』

  ※特定原材料のうち「乳」については、「乳成分を含む」と表示します。
  ※特定原材料等を2つ以上含んでいる場合には、特定原材料等を「・」でつなぎます。
   (例)『 ショートニング(牛肉・大豆を含む)』

特定原材料等に由来する添加物を含む食品の場合

  1. 物質名により表示(原則)
    当該添加物の物質名と、その直後に括弧を付して『 添加物物質名(○○由来)』と表示します。
    (例)
    ・『 グルテン(小麦由来)』   
    ・『 カゼインNa(乳由来)』

    ※特定原材料のうち「乳」については、「乳由来」と表示します(「乳成分由来」ではない。)。

  2. 一括名(別表第7)により表示
    一括名の直後に括弧を付して『 一括名(○○由来)』と表示します。
    (例)
    ・『 ベーキングパウダー(小麦由来)』
    ・『 乳化剤(卵由来)』

  3. 用途名併記(別表第6)により表示
    『用途名(物質名:○○由来)』又は『用途名(物質名(○○由来))』と表示します。
    (例)
    ・『 増粘剤(加工でんぷん:小麦由来)』
    ・『 増粘剤(加工でんぷん(小麦由来))』

    2つ以上の特定原材料等から構成される添加物については、『用途名(物質名:○○・○○由来)』と表示します。この場合、コロン(:)を用いることが推奨されています。
    (例)
    ・『 増粘剤(キチン:えび・かに由来)』

(2) 一括表示

 アレルゲン表示では、原則、個々の原材料名又は添加物の直後に括弧を付して特定原材料等を含む旨を表示しますが、表示面積に限りがあり個別表示が困難な場合等は、例外として、原材料名の最後(原材料と添加物を事項欄を設けて区分している場合は、それぞれ原材料欄の最後と添加物欄の最後)に全ての特定原材料等をまとめて『(一部に○○・△△・□□を含む)』と表示する方法も認められています。なお、個別表示と一括表示を併用した表示は、認められていません。
 (例)『 (一部に大豆・乳成分・小麦・牛肉・卵を含む)』

(3) アレルゲン表示の具体的な表示例
     

個別表示

原材料名 白いんげん豆、小麦粉、砂糖、栗甘露煮、卵黄(卵を含む)/炭酸水素Na、カゼインナトリウム(乳由来)、着色料(黄4)

一括表示

原材料名 白いんげん豆、小麦粉、砂糖、栗甘露煮、卵黄/炭酸水素Na、カゼインナトリウム、着色料(黄4)、(一部に小麦・卵・乳成分を含む)

(4) 繰り返しになるアレルゲン表示の省略

 同一のアレルゲンを含む原材料を重複して使用している食品の場合、当該アレルゲン表示は一度行えばよく、原材料ごとに繰り返してアレルゲン表示をする必要はありません。
 ただし、アレルゲンを一括表示する場合には、一括表示に全てのアレルゲンを記載しなければなりません。
(表示例)赤で示す取消線のアレルゲン表示の省略ができます。
原材料名 ○○○○(△△△△、ごま油)、ゴマ、□□、×××、醤油(大豆・小麦を含む)、マヨネーズ(大豆・・小麦を含む)、たん白加水分解物(大豆を含む)、卵黄(卵を含む)、食塩、◇◇◇、酵母エキス(小麦を含む)
添加物 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、甘味料(ステビア)、◎◎◎◎(大豆由来)

代替表記と拡大表記

 限られた表示スペースに特定原材料等に関する表示を行っていくことには限界があるため、特定原材料等と表示方法や言葉が違うが、特定原材料等と同じものであることが理解できる表示として「代替表記」と「拡大表記」が認められています。

代替表記

 特定原材料等と表示方法や言葉が違うが、特定原材料等と同じものであることが理解できる表記

拡大表記

 原材料名又は添加物名に特定原材料等又は代替表記を含むことにより、特定原材料等を使った食品であることが理解できる表記

代替表記と拡大表記の例示

特定原材料 代替表記 拡大表記(表記例)
え び 海老、エビ えび天ぷら、サクラエビ
か に 蟹、カニ 上海がに、カニシューマイ、マツバガニ
小 麦 こむぎ、コムギ 小麦粉、こむぎ胚芽
そ ば ソバ そばがき、そば粉
玉子、たまご、タマゴ、エッグ、鶏卵、あひる卵、うずら卵 厚焼玉子、ハムエッグ
ミルク、バター、バターオイル、チーズ、アイスクリーム アイスミルク、生乳、ガーリックバター、
牛乳、プロセスチーズ、濃縮乳、乳糖、
加糖れん乳、乳たんぱく、調整粉乳
落花生  ピーナッツ ピーナッツバター、ピーナッツクリーム

特定原材料に
順ずるもの
代替表記 拡大表記(表記例)
あわび アワビ 煮あわび
い か イカ いかフライ、イカ墨
いくら イクラ、すじこ、スジコ いくら醤油漬け、塩すじこ
オレンジ   オレンジソース、オレンジジュース
カシューナッツ    
キウイフルーツ キウイ、キウィー、キーウィー、キーウィ、キウィ キウイジャム、キウイソース、
キーウィージャム、キーウィーソース
牛 肉 牛、ビーフ、ぎゅうにく、ぎゅう肉、牛にく 牛すじ、牛脂、ビーフコロッケ
 くるみ  クルミ くるみパン、くるみケーキ
 ご ま  ゴマ、胡麻 ごま油、練りごま、すりゴマ、切り胡麻、
ゴマペースト
 さ け 鮭、サケ、サーモン、しゃけ、シャケ 鮭フレーク、スモークサーモン、紅しゃけ、焼鮭 
 さ ば 鯖、サバ さば節、さば寿司
 大 豆 だいず、ダイズ 大豆煮、大豆たんぱく、大豆油、脱脂大豆
 鶏 肉 とりにく、とり肉、鳥肉、鶏、鳥、とり、チキン 焼き鳥、ローストチキン、鶏レバー、チキンブイヨン、チキンスープ、鶏ガラスープ
 バナナ ばなな バナナジュース
 豚 肉 ぶたにく、豚にく、ぶた肉、豚、ポーク  ポークウインナー、豚生姜焼、豚ミンチ
 まつたけ 松茸、マツタケ 焼きまつたけ、まつたけ土瓶蒸し
 も も モモ、桃、ピーチ もも果汁、黄桃、白桃、ピーチペースト
 やまいも 山芋、ヤマイモ、山いも 千切りやまいも
 りんご リンゴ、アップル アップルパイ、リンゴ酢、焼きりんご、
りんご飴
 ゼラチン   板ゼラチン、粉ゼラチン

「卵白」「卵黄」のアレルゲン表示

 卵白や卵黄については、従来の食品衛生法に基づく表示基準では、卵の代替表記として取り扱われていました。しかし、卵白と卵黄の産業的完全分離は困難なこと、正しい知識を持たない食物アレルギー患者が卵黄だったら食べられると判断し、卵黄表示しかないものを選択した場合必ず卵白が混入しているため事故の可能性が否定できないこと等の理由から、食品表示基準では、拡大表記の対象から除外となりました。そのため、卵白と卵黄について、アレルゲン表示として「卵を含む」旨の表示が必要となります。
(表示例)
  • 『 卵白(卵を含む)』
  • 『 卵黄(卵を含む)』

特定加工食品制度の廃止

 従来の食品衛生法に基づく表示基準では、一般的にその特定原材料等から製造されていることが予測できる食品として「特定加工食品」(マヨネーズ等)については、アレルゲン表示を省略することができました。しかし、マヨネーズに卵が入っていることを知らないという事故事例があること、卵を使用せず製造される大豆マヨネーズが普及してきた等の理由から、食品表示基準では、特定加工食品及びその拡大表記の制度は廃止されました。そのため、これまで「特定加工食品」に該当していたものについては、アレルゲン表示が必要となります。
  旧基準   新基準
特定加工食品   『マヨネーズ』 『マヨネーズ(卵を含む)』 
拡 大 表 記  『からしマヨネーズ』  『からしマヨネーズ(卵を含む)』

コンタミネーション

 食品を製造する際、原材料としては使用していないにもかかわらず、特定原材料等が意図せず混入してしまう場合があります(コンタミネーション)。コンタミネーションの防止策の徹底を図っても、その可能性を排除できない場合、表示の対応方法として、一括表示枠外に注意喚起表示をすることが認められています。
 ただし、注意喚起表示で可能性表示(例:「入っているかもしれない。」「入っている場合があります。」)は認められませんのでご注意ください。
 
注意喚起表示の例

①同一製造ライン使用による場合

  • 『本品製造工場では、○○(特定原材料等の名称)を含む製品を生産しています。』
  • 『○○(特定原材料等の名称)を使用した設備で製造しています。』 等

②原材料の採取方法による場合

  • 『本製品で使用しているしらすは、かに(特定原材料等の名称)が混ざる漁法で採取しています。』 等

③えび、かにを捕食していることによる場合

  • 『本製品(かまぼこ)で使用しているイトヨリダイは、えび(特定原材料等の名称)を食べています。』 等

その他(あわび、まつたけ等の高級食材について)

 特定原材料等のうち、高価なもの(あわび、まつたけ等)が含まれる加工食品については、ごく微量しか含有されていないにもかかわらず、あたかも多く含まれるかのような表示が行われると、消費者に誤認を生じさせるおそれがあります。このため、表示に当たっては、例えば「エキス含有」など、それらの含有量、形態に着目した表示も併せて表示します。

(表示例)

  • あ わ び :粉末状のあわびを少量使用する場合 →「あわび粉末」
  • まつたけ:まつたけから抽出したエキスを使用する場合 →「まつたけエキス」

関係法令等


▲このページのトップへ


▼ お問合せ先

事業者の方  ・都民の方


※都内に製造所又は表示責任者の事務所を有する事業者の方向けのお問合せ先です。
※都外の方は、東京に食品を流通させる場合であっても、管轄の自治体又は消費者庁にご相談ください(東京都条例に基づく食品表示を除く。)。

このページは東京都福祉保健局 健康安全部 食品監視課 食品表示担当が管理しています。


▲このページのトップへ