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ホームたべもの安全情報館知って安心〜トピックス〜食中毒を起こす微生物セレウス菌

食中毒を起こす微生物
サルモネラ属菌
サルモネラ・エンテリティディス
腸炎ビブリオ
腸管出血性大腸菌
その他の下痢原性大腸菌
ウェルシュ菌
エルシニア・エンテロコリチカ
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
NAG(ナグ)ビブリオ等
コレラ菌
赤痢菌
チフス菌、パラチフスA菌
プレシオモナス・シゲロイデス
エロモナス・ヒドロフィラ/エロモナス・ソブリア
ビブリオ・バルニフィカス
リステリア・モノサイトゲネス
黄色ブドウ球菌
ボツリヌス菌
セレウス菌
ノロウイルス
A型肝炎ウイルス
E型肝炎ウイルス
クリプトスポリジウム
サイクロスポラ

セレウス菌Bacillus cereus

菌の特徴は

写真:セレウス菌

 セレウス菌は、土壌細菌のひとつで、土壌・水・ほこり等自然環境に広く分布し、農作物等を濃厚に汚染しています。
 この細菌は、食品中で増殖するとエンテロトキシンをはじめ、いくつかの異なる毒素を作ります。従って、この菌による食中毒は、この毒素の違いにより、「下痢型」と「おう吐型」の2つのタイプに分類されます。日本では、後者の「おう吐型」が殆どで、米飯、焼き飯によるものが圧倒的に多く、全体の73%を占めています。
 また、食品中では芽胞を作って生存するため、熱に抵抗性があり、100℃27〜31分間(米飯中では、22〜36分)の加熱を必要とします。増殖する至適温度は28〜35℃です。

どんな食品が原因となりますか

 本菌は農作物を汚染しているため、米や小麦を原料とする次のようなものが原因となりやすい。
  チャーハン、ピラフ、オムライス、スパゲティー等

どんな症状ですか

 毒素の違いにより、以下の2つのタイプに分類されます。

下痢型 おう吐型
菌の増殖する部位 体内 食品中
潜伏期 8〜16時間 1〜5時間
主な症状 腹痛、下痢
(ウェルシュ菌食中毒に似る。)
吐き気、おう吐、腹痛
(黄色ブドウ球菌食中毒に似る。)
毒素 下痢毒素は、56℃/5分で毒力が無くなる。 おう吐毒は、熱に強く126℃/90分でも安定しているので注意が必要である。
原因食品 弁当、プリン等 焼飯、焼きそば、スパゲッティ等

予防のポイントを教えて下さい

  1. 一度に大量の米飯やめん類を調理し、作り置きしないこと。
  2. 穀類等が原料の食品は、調理後保温庫で保温するか、小分けして速やかに低温保存(10℃以下)すること。

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