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1 魚介類等の水銀汚染調査結果

水銀は、かつてアセトアルデヒドの製造工程で触媒として使用されていた時期があり、その副生成物である有機水銀が魚介類に蓄積し、これらを食べて起こった健康障害、いわゆる「水俣病」が大きな社会問題となりました。
国は、昭和48年に魚介類中の水銀の暫定的規制値として「総水銀0.4ppm、かつメチル水銀0.3ppm」と定め、規制値を超えるものは販売をやめるなどの自主的規制等を行うこととしました。
東京都では、昭和48年4月以降、魚介類等の汚染実態調査を続けており、暫定的規制値を超えた魚種については、漁獲地を管轄する自治体に情報提供を行うなど、汚染食品の流通防止を図っています。




 令和2年度以前の魚介類等の水銀汚染調査結果は、食品安全アーカイブズで確認できます。

「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」について

魚介類は、健康的な食生活を営む上で重要な食材です。多くの魚介類が微量の水銀を含有していますが、一般に低レベルで人の健康に危害を及ぼすレベルではありません。しかし、一部の魚介類については、食物連鎖を通じて、他の魚介類と比較して水銀濃度が高いものも見受けられます。
近年、魚介類を通じた水銀摂取が、胎児に影響を与える可能性を懸念する報告があることから、国は、妊婦を対象に魚介類の摂食と水銀に関する注意事項を公表しています。
なお、この注意事項は、妊婦の方々を対象としたものですが、魚介類は健やかな妊娠と出産に重要である栄養素等のバランスのよい食事に欠かせないものです。具体的な食べ方などについては、厚生労働省のホームページをご覧ください。


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