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事件No.08

事件No.08 安全安心クッキング(1)

食中毒(しょくちゅうどく)にならないように料理(りょうり)するには、どうすればいいと思う?
お家の人といっしょに、安全安心な料理をつくってみよう!

シャロクと園子 みなさん、こんにちはーっ!
シャロク おいしい料理(りょうり)は元気のもと。
おなかがへったら力もでないですよね。
園子 でも、料理をするときに、悪い菌(きん)をつけてしまったら、たいへん!元気どころか病気(びょうき)になっちゃう。
シャロク 今回は、安心して食べられる料理の作り方を紹介(しょうかい)します。
では、さっそくはじめましょう。せーの...
園子とシャロクレッツ安全安心クッキング!
シャロク 料理は、お家の人といっしょに作りましょう。
- スクランブルエッグの作り方 -
園子スクランブルエッグの材料はこちらです。
サラダ油 大さじ1杯(はい) (15ml=15cc)
ケチャップ 20g(20cc)
(たまご) 3個
牛乳(ぎゅうにゅう)30cc(30ml)

卵は、食べる前によくたしかめましょう!
1. 冷ぞう庫で(10度以下で)保存されていますか。→保存されている。
2. 賞味期限(しょうみきげん)を確認しましょう。賞味期限内ですか。→賞味期限内である。
3. 殻(から)にひびわれはありませんか。→ひびわれはない。
もしこの3つのうち、どれか1つでもあてはまらないものがあったら、その卵の中で食中毒菌がふえている可能性があります。スクランブルエッグに使ってはいけません。かたゆで卵にしたり、卵焼(や)きにするなど、よく火を通してから食べてください。

園子 料理を始める前に、道具も用意しておきましょう。
準備(じゅんび)する道具
小さなボウル 1つ
フォーク 1本
お皿 2枚(まい)(できた料理を乗せるお皿2人分)
フライパン
計量(けいりょう)カップ 計量スプーン
シャロク 食中毒の予防には、「食中毒予防三原則」という3つの決まりがあります。料理を始めるときには、わすれちゃだめですよ。手を十分にあらったら、いよいよ料理をはじめましょう。

食中毒予防三原則
1.菌(きん)をつけない 手あらい・消毒(しょうどく)
2.菌を増(ふ)やさない 冷やす
3.菌をやっつける 熱(ねつ)を加える

シャロク(たまご)を調理台(ちょうりだい)の上など、平らなところで割(わ)り、ボウルに入れます。

卵をボウルのふちで割らないのはなぜ?
卵の殻(から)には菌がついていることがあります。
ボウルに卵の殻のかけらが入らないように、調理台の上などを使って割りましょう。

シャロク 卵を入れたボウルに牛乳を入れて、フォークで混(ま)ぜます。長く混ぜると、出来上がりがふわっとならないので、軽めに混ぜます。
シャロク フライパンを中火にかけて、サラダ油を全体にまわします。フライパンが温まったら、卵をフライパンに流し込み、 フォークで混ぜながら卵をかためていきます。

火のあつかいに気をつけましょう
火を使うときは、お家の人といっしょに。火事や火傷(やけど)などに十分注意しましょう。

シャロク 全体に火が通ったらお皿にもりつけましょう。
ケチャップをそえてでき上がり。
園子おいしそう!
- おむすびの作り方 -
園子おむすびの材料はこちらです。(2人分)
ごはん お茶わんに軽く4杯(はい)
たきたてのご飯を手でにぎれるくらいまでさまします。
かつおぶし 10g
(しお)こぶ 10g
焼き(やき)たらこ 10g
しょうゆ 小さじ1杯(5ml=5cc)
ゴマ 小さじ1杯(5g)
園子 料理を始める前に、道具も用意しておきましょう。
準備(じゅんび)する道具
お茶わん 1つ
お皿 2枚(できた料理をのせるお皿2人分)
小皿 中に入れる具を用意しておくお皿
ラップ
計量カップ 計量スプーン
シャロク 食中毒の予防には、「食中毒予防三原則」という3つの決まりがあります。料理を始めるときには、わすれちゃだめですよ。手を十分にあらったら、いよいよ料理をはじめましょう。
シャロク お茶わんにラップを大きめに切ってしきます。

なんでラップをしくの?
手にはいろいろな菌がついているので、できるだけ直せつ食べ物にさわらないようにします。もし食中毒菌がつくと、食べる時に菌がふえてしまい、食中毒になる可能性(かのうせい)があります。

シャロクかつおぶしにしょうゆをかけ、まぜておきます。
塩とゴマを一つまみまんべんなくふり、その上にご飯をお茶わんに軽く1ぱい入れます。
シャロク しょうゆをかけたかつおぶしを中心においたら、ラップの四すみを持ち上げて、それをつつむようにします。
ラップの上からおむすびの形をととのえます。
シャロク ラップをはずし、よく冷(さ)ませばでき上がりです。
園子かつおぶしの代わりに、焼きたらこ、塩こぶを入れたおむすびも作ってみてね。

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