食パト先生のアドバイス
知っ得基礎知識
Q&A
鳥刺し、とりわさ、牛レバ刺しなどの生肉料理や、十分に加熱されていない肉を食べたために、カンピロバクター食中毒や腸管出血性大腸菌食中毒(O157など)にかかった事例が増えています。これらの菌は、少量でも食中毒を起こしますので、鮮度がいいからといって肉を生や生に近い状態で食べると、食中毒のリスクがあります。
生肉を食べることは、大人子供に関係なく、食中毒の原因となるおそれがあります。とりわけ、抵抗力の弱い子供の場合、食中毒症状が重症化しやすく、特に、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では、溶血性尿毒症症候群(HUS)、腎機能障害や意識障害など重篤な症状に陥ることがあり、生命の危険もあります。子供に肉を生で食べさせてはいけません。
現在、牛・鶏・豚の「生食用」食肉は流通していません。肉を生で食べるメニューを提供している飲食店もあるようですが、平成20年度現在、国産の牛・鶏・豚の肉やレバーなどの内臓は生食用食肉としての出荷実績はないのが実情です。飲食店で提供されるメニューを原因とした食中毒も発生していますので、肉を生や生に近い状態で食べることは控えてください。
生肉には菌が付着していることがあります。飲食店でも、自宅でも、焼肉や鍋物などで、食べながら生肉を調理する時は、生肉専用の箸やトングと、自分の食事用の箸は区別して、生肉から箸に移った菌を、口に入れないように注意したいものです。また、生肉に触れた野菜などは十分加熱してから食べましょう。
食肉に付着している菌は、肉の中心まで75℃で1分間以上加熱すれば死滅します。温度計がなくても、肉の内部の赤みがなくなっていることが目安です。お肉は十分に加熱して、安心しておいしく食べましょう。
食べ物による窒息事故を防ぐために(食品安全委員会)
食べ物による窒息事故について(東京都生活文化スポーツ局)
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