Q&A

子供の食物アレルギーは治るの?予防はできるのかしら?食事はどうすれば? わからないことがいっぱいの食物アレルギー。
食パト先生、もっと教えてください!

子供の食物アレルギーは大人になれば抵抗力がつき克服できるものなのでしょうか?

answer

食パト先生

食物アレルギーは乳児期に多く発症し、頻度の多い鶏卵、乳製品、小麦、大豆は、3歳くらいになると約半数の子供が食べることができるようになり、小学校へ入学するころの6歳くらいになると約80%の子供が食べることができるようになります。このように、食物アレルギーは年齢が大きくなると次第に改善していくことが多いのです。適切な診断を受け、根気よく食事療法を続けていきましょう。
また、食物アレルギーの多くは乳幼児の時にあらわれますが、年齢によって、アレルゲンが減ったり、新たに加わることなどもあります。
詳しくは「東京都アレルギーホームページ」をご覧ください。

アナフィラキシーショックなど、突発的に症状が出た時の緊急処置の仕方を教えてください。

answer

食パト先生

アナフィラキシーショックのときは、一刻も早く医療機関に行くことが重要です。またショック状態を改善する薬剤として「アドレナリン」があります。ショックの時に手元にアドレナリン自己注射薬(エピペン)があればそれを速やかに投与します。エピペンは“自己”注射薬ですが、対象が小児の場合は保護者が、投与することができます。エピペンを打った後は、必ず医療機関に受診しましょう。

食べ合わせによるアレルギーの出方の違いはありますか?

answer

食パト先生

食事療法を行うにあたってのポイントは次のとおりです。
1 自己判断をしないで、医師に相談しながら行いましょう。
2 食材は新鮮なものを使いましょう。
3 十分に加熱調理しましょう。
4 外食や加工食品は、原材料が分からないことがありますので、十分に気をつけましょう。
5 除去しなければいけない食物があるときは、代替食品を使って栄養のバランスを図りましょう。
6 困ったときは、1人で悩まず専門家(医師、保健師、栄養士など)に相談をしましょう。
詳しくは「東京都アレルギーホームページ」をご覧ください。

食物アレルギーはどのように調べるのですか?

answer

食パト先生

食物アレルギーの診断は、まず医師が保護者の話をよく聞くことから始まります。“何をどれくらい食べて”、“どれくらいの時間が過ぎてから”、“どんな症状があらわれ”、また“その反応は繰り返しているのか”などです。それらの情報と食物負荷試験、血液検査や皮膚検査の結果を総合的に診断していきます。

注意が必要なのは、血液検査のみで食物アレルギーと診断されることはありません。保護者の自己判断で食事療法を行うと子供の発育、発達などに影響を与えてしまうことがあります。

大豆油やごま油などの油類、ショ糖や果糖などの糖類は食物アレルギーの原因になりますか?

answer

食パト先生

食物アレルギーは基本的に食品の“タンパク質”が原因で起きるもので、通常、油や糖類では症状はおきませんが、食物除去の必要性については、アレルギーの重篤さも考慮して主治医の先生とよく相談しましょう。

乳化剤は牛乳と関係がありますか?注意喚起表示はどう考えれば良いですか?アレルギー表示に関してもう少し詳しく教えてください。

answer

食パト先生

この表示は紛らわしいですね。「牛乳」と「乳化剤」や「乳酸カルシウム」は関係がありませんので除去する必要はありません。同様の例としては、「小麦」と「麦芽糖」も関係ありません。ただ、「乳糖」に関してはその精製過程で乳タンパクが一定以上混入すると考えられるので、牛乳アレルギーの場合は除去するようにしてください。

また食品表示欄外に、“本製品は製造工場内で〇〇を使用しております”などを良く見かけます。これは“注意喚起表示”といって、極微量で反応する場合には注意が必要です。主治医や保健所などに聞いて、食品の表示を正しく理解してください。

乳化剤は牛乳と関係がありますか?注意喚起表示はどう考えれば良いですか?アレルギー表示に関してもう少し詳しく教えてください。


レシピ

ハンバーグ弁当
乳製品が食べられないお子さんのために、カルシウム豊富な「大根葉とジャコのふりかけ」をご紹介します。
手づくりなので塩分が少なく、大人の骨粗鬆症予防にも役立ちます。
材料

材料

大根葉とジャコのふりかけ
<材料>〜ふりかけ約90g分〜  
・大根葉 50g
・ちりめんじゃこ 大さじ2
・しょうゆ 小さじ1/2
・スライスアーモンド 大さじ4
・白ごま 大さじ2
・ひじき 5g
・めんつゆ(3倍濃厚タイプ) 小さじ2
・水 1/4カップ
手順

レシピ写真

  • 大根葉は粗みじん切りにし、オーブン用の紙にドーナツ状に広げ、電子レンジ(500W)に3分ほどかけます。取り出して、全体を混ぜ、再びドーナツ状に広げて3分間電子レンジ(500W) にかけ、もう一度取り出して混ぜ、さらに1分間電子レンジ(500W) へ。
  • ひじきは、水につけて、やわらかく戻します。長めのものは食べやすく刻み、フライパンにめんつゆ・水と一緒に入れて煮詰めます。水気がなくなったらペーパーに広げて冷まします。
  • ちりめんじゃこは、しょうゆをまぶし、オーブン用の紙の上にドーナツ状に広げ、電子レンジ(500W) に1分間かけます。スライスアーモンドもドーナツ状に広げ(写真)、電子レンジ(500W)に3分程かけます。
  • ポリ袋に大根葉・スライスアーモンドを入れて細かく砕くようによくもみます。さらに残りの材料も加え、袋を振りながらよく混ぜ合わせればできあがり。
  • ※ふりかけ30g(おにぎり2個分)には、およそ150mgのカルシウム(牛乳カップ2/3杯相当)が含まれます。