Q&A

ラベルに「着色料」や「保存料」と書いてあるとつい気になってしまいます。食べても本当に安全なの?
食パト先生、食品添加物のこと、もっと詳しく教えてください。

食品添加物はなぜ使われるのでしょうか?添加物を使うメリット、デメリットを詳しく教えてください。

answer

食パト先生

いろいろなケースがありますが、例えば保存料は加工食品の日持ちをよくするために使われます。野菜などの漬物は、昔ながらの作り方では塩分を多くして保存効果を高めますが、最近は健康志向で、塩分を控えめにしたものが増えています。保存料を添加することにより、塩分控えめでも日持ちをよくし、食品の腐敗や食中毒の発生を防ぐメリットがあります。一方で、昔ながらの味が損なわれることをデメリットと感じる方もいるかもしれません。

保存性や味だけでなく、食感など意外な使われ方もあると聞きますが?

answer

食パト先生

例えば、高齢者のための介護食がよい例です。飲み込みやすくするためのとろみづけに、海草からとるカラギナン、マメ科植物からとるグァーガムなどが増粘安定剤として使われています。これらはゼリーなどのお菓子につるんとした食感を出すためにもよく使われています。

添加物が少ない食品を選びたいのですが、どうすればいいのでしょうか?

answer

食パト先生

原則として、加工食品には使用した添加物をすべて表示することになっています。「保存料」のように用途を併記している場合もあります。
食品の原材料表示を見てみましょう。原材料は食品と添加物に分かれて、原料に占める重量割合が多いものから順に書かれています。たとえば、かまぼこの表示で「魚肉(たら、ぐち)、砂糖、でんぷん、卵白、食塩、植物油、保存料(ソルビン酸)、香料、パプリカ色素」と表示されていたら、植物油までが食品です。添加物は、「保存料(ソルビン酸)」、「香料」、「パプリカ色素」になります。添加物が少ないものを選びたい場合は、表示をチェックする習慣をもちましょう。どんな添加物が使われているかも見てみるとよいでしょう。

食品添加物はどのくらいまでなら体に害がないのでしょうか?

answer

食パト先生

添加物は安全性について調べたうえで、健康に害がないと認められるものだけが使用を認められます。安全性については、発がん性試験を含めたさまざまな動物実験の結果から、人間が一生涯、毎日食べ続けても健康に有害な影響が出ないと判断される量を算出したうえで、その範囲内に食べる量がおさまるように、添加物を使ってもよい食品や量などの基準が決められます。この基準が守られていることが大切で、保健所等が検査をして、違反している製品を取り締まっています。
 なお、偏った食べ方をしている場合、添加物の量よりもむしろ栄養の偏りが問題となるおそれがあります。健康のためには、バランスのとれた食生活が一番重要です。

食品添加物の簡単な取り除き方はありますか?

answer

食パト先生

こうすれば必ず取り除けるという方法はありません。添加物をとりたくない場合は、加工食品に頼り過ぎないことです。いつもは加工食品を利用している場合でも、ときには生鮮食品を使って手作りしてみるなど、可能な範囲でやってみてはいかがでしょうか。