国産食品と輸入食品

国産食品と輸入食品に関心がありますか?

食パトチェックポイント

ポイント1 輸入食品の原産国によって安全性に違いはあるの?
どの国からの輸入食品でも、日本では食品衛生法が適用されており、検疫所が監視を行い、安全を守るしくみがとられています。このため、原産国だけを捉えて比較することはあまり現実的とはいえません。
ただし、個人が自分で使うために輸入する場合には、検疫所を通らないのでリスクが高いといえます。海外で健康食品として販売されているものを個人が輸入し、健康被害を起こした事例もあるので注意が必要です。
ポイント2 輸入と国産、残留農薬の差は?
2004年度の調査結果では、国産農産物の検査で残留農薬が検出されたのは約0.3%。輸入農産物では、それを下回る約0.2%。これらは検出されたといっても、安全の基準を超過したものではなく、違反ではありません。違反率については、国産農産物、輸入農産物とも0.01%でした。対象農産物と検査農薬の組み合わせで、国産品約40万件、輸入品約204万件、合計約244万件もの検査を全国で行った結果です。残念ながら国産品、輸入品とも違反はゼロではありませんが、違反率や残留農薬の検出率は双方ともかなり低いレベルであることがわかります。
ポイント3 増えてきた加工食品の原料原産地表示
生鮮食品は産地表示が義務づけられており、加工食品も輸入品では「原産国名」を書くことが決められています。また、国産加工食品の原料については、「乾燥野菜」、「塩蔵魚介類(塩サバなど)」、「冷凍野菜」、「うなぎ蒲焼」など一部の食品について、原料原産地を表示することになっています。また、東京都の条例では、冷凍ギョーザなど都内で販売される国産の調理冷凍食品について、主要原料の原産地表示を義務づけています。産地に関心がある場合は表示を確認してみましょう。