食べ物は正しく保存しよう

食パト先生のアドバイス

中村明子先生
本多 京子先生
「加熱すれば安全」「冷蔵庫に入れれば安心」はまちがいです。保存方法に注意を。
飲食店などだけでなく、家庭でも、保存方法の不注意による食中毒が起こる可能性があります。調理済みのものは、「一度加熱しているから菌はいない」と思いがちです。しかし保存の状態が適切でないと、食べ物に残っていた菌が増殖して食中毒を起こすことがあります。また、どうせ加熱するからと、調理前の食材を室温に放置しておくと、菌が増えて加熱しても菌や菌が作った毒素が残ってしまうことがあります。

菌が増えるためには、栄養と水分、増殖に都合のよい温度が必要です。したがって、この条件をなくせば菌は増えません。しかし、食品は菌にとって栄養と水分の宝庫です。そして25℃前後の室温は、菌の増殖に適した温度なのです。 食中毒を防ぐには、食品に菌を「つけない」こと、加熱などで「殺菌する」ことはもちろん、低温で保存して、菌を「増やさない」ことも大切です。食材・食品の保存に注意を払って食中毒を防ぎましょう。

食パトチェックポイント

ポイント1 室温での放置はNG。食品保存は低温で。

ポイント2 冷蔵庫の使い方もポイントです。

ポイント3 魚・肉類と野菜は並べず別の場所に。

ポイント4 加熱調理済みの食品でも油断は禁物。カレーやシチューのつくり置きは危険です。