食材・食品の保存法

食パトチェックポイント

ポイント1 室温での放置はNG。食品保存は低温で。
菌は25〜35℃で活発に増えますから、食品は室温に放置せず、低温で保存することが大切です。 一方で、冷蔵庫や冷凍庫に入れれば食品がそのままの状態で維持できると考えるのは誤解です。冷蔵庫や冷凍庫の使い方を間違えれば、庫内で、食材に菌が付着したり、増殖したりしてしまいますので、注意が必要です。(正しい冷蔵庫の使い方は食パトチェックポイントの2や3をお読みください)
ポイント2 冷蔵庫の使い方もポイントです。
冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、冷気の循環が妨げられて温度が下がりにくくなってしまいます。冷蔵庫内の温度を適切に保つには、入れる食品を容量の70%以内にとどめましょう。また、冷蔵庫の扉をひんぱんに開閉したり、長い間開け続けると、冷気が逃げて庫内の温度が上がってしまいます。
ポイント3 魚・肉類と調理済み食品は離れた場所に。
魚や肉類などの食材には、通常、菌がついています。冷蔵庫の中で、魚や肉類などから野菜や調理済み食品などそのまま食べる食品に菌が移ってしまうことがあります。食品とそのまま食べる食品を近くに置かない、食品ごとに置く場所を決めるなどして、相互汚染を防ぎましょう。
ポイント4 加熱調理済みの食品でも油断は禁物。カレーやシチューの作り置きは危険です。
調理済み食品の保存にも注意が必要です。例えば、肉や根菜類に付着しているウエルシュ菌は、加熱調理でも生き残ることがあり、カレーやシチューなどを原因食品として食中毒を起こします。加熱したから安全だと思い、室温で徐々に冷ましていると、生き残っていた菌が増え始めてしまうのです。カレーなどは鍋のまま室温で保存せず、小分けして、できるだけ早く冷まし、冷蔵または冷凍することが望ましい保存方法です。 冷凍した食品を解凍する時は、室温に放置するのではなく、冷蔵庫か電子レンジを利用しましょう。
また、保存しておいた食品を食べる時には再加熱が必要です。再加熱とは「おいしい温度に温める」ことではなく、食品全体に熱が行き渡るよう、よくかき混ぜながら「殺菌できる程度に沸騰させて煮込む」ことです。