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事業所別の業務内容

保健所

飲食店や食品販売、製造などの営業施設の許可や、これらの施設への監視指導や食品衛生に関する知識の普及啓発のための講習会などを行っています。
また、都民から寄せられる食品衛生に関する相談への対応や、食中毒が起きたときの患者や施設の調査、食中毒の原因施設への行政処置や改善指導などを行います。
東京都が所管する多摩地区に5保健所と2つの地域センターがあるほか、島しょ地域にも4保健所・2支所があります。



健康安全研究センター

食品、医薬品、飲料水や生活環境などの安全・安心確保と感染症などの健康危機への備えの両面から、試験検査、調査研究、公衆衛生情報の解析・提供及び監視指導を行っています。
食品衛生監視員は、主に都内全域の大規模な食品の製造業や食品流通拠点、食品の輸入業、多摩地区の市場など、広域に流通する食品の取扱い施設を対象に、専門的な監視指導や食品衛生に関する普及啓発を行っています。また、食品衛生情報の解析・提供や検査を行う部署にも一部配属されています。


市場衛生検査所

築地市場など都内の中央卸売市場に、不良食品を「入れない」「出さない」「作らない」の方針のもとに、市場内を流通する食品の監視指導を行っています。
早朝のせり売りから、その後の仲卸業者による販売にいたる各流通過程において監視を行い、有毒魚など有害、不良な食品を排除するとともに、食品関係事業者に対する食品の衛生管理を指導しています。
また、市場に入荷する食品について、細菌検査や添加物・残留農薬など理化学検査等、各種の試験検査を行っています。
区内に3か所の検査所があります。



芝浦食肉衛生検査所

都内の食肉市場から安全な食肉を流通させるため、獣医師である検査員がと畜場法に基づく1頭ごとのと畜検査を実施しています。また、食肉市場における冷蔵庫等の施設や食肉処理業等の営業施設を対象に、食品衛生法に基づく監視・指導を行っています。
その他、食肉取扱い従事者や関係者の衛生意識を高めるために講習会を実施したり、と畜検査結果を生産者等にフィードバックすることで食肉の安全や生産性の向上に役立てるなど、食肉衛生に関する様々な事業を行っています。



動物愛護相談センター

「人と動物との調和のとれた共生社会の実現」を目指して、次のような事業を行っています。

動物愛護精神と適正飼養の普及啓発

都民の方に動物の愛護や生命を尊重する意識を広めるために、小学生向けの動物教室や動物の飼い方に関する講習会を実施しています。

動物の保護と管理

飼い主不明な負傷動物について収容・治療を行ったり、やむを得ない場合に限り飼い主の方から犬・猫の引き取りを行っています。また、終生適正に飼うことができる希望者を対象に、講習会を実施した上で犬・猫等を譲渡しています。

動物取扱業への監視指導

ペットショップなどの動物取扱業を営業する場合、登録の手続きが必要となります。また、ライオンや毒ヘビなど危険な動物を飼うときは許可が必要です。獣医は、これらの登録や許可にあたって施設の検査を行うとともに、定期的な監視指導を実施しています。

人と動物との共通感染症の予防・調査

人から動物へ、動物から人へ感染するおそれのある病気などについて、調査研究等を行っています。

本庁業務

保健所をはじめとする各事業所では、都内に流通する食品の安全・安心を確保するため、日々監視指導や検査が行われています。都庁内の食品監視課では、各事業所における事業が円滑に実施できるよう、東京都全体の監視指導に関する「東京都監視指導計画」の策定や事業の取りまとめ、他自治体との連絡調整を行っています。一方、食品衛生に関する規制や制度について、新しく設ける必要があるかどうか、また既にあるものについても、現在の状況に沿ったものであるかなどについて検討し、その改正に取り組んでいく場合もあります。
なお、本庁には食品監視課と同様に、都の動物衛生事業の取りまとめを行っているセクションもあります。




▼ お問い合わせ先

事業者の方都民の方


このページは東京都保健医療局 健康安全部 食品監視課 業務担当が管理しています。


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