p.175 第4章 事業所の状況 1 事業所の概要 (1) 利用者の定員  利用者の定員は、「11〜20人以下」の割合が最も高く39.7%だった。次いで、「10人以 下」が20.0%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「11〜20人以下」の割合が最も高く25.8%だった。次いで、「51人以上」が22.6% だった。  知的障害では、「11〜20人以下」の割合が最も高く32.7%だった。次いで、「10人以下」 が24.0%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「11〜20人以下」の割合が最も高く55.4% だった。次いで、「10人以下」が15.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、知的障害は「10人以下」、 精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「11〜20人以下」の割合が高い傾向にあった。 図表4-1 利用者の定員〔数値回答〕(Q1)−最も利用者数が多い障害種別 10人以下 11〜20人以下 21〜30人以下 31〜40人以下 41〜50人以下 51人以上 無回答 事業所総数(645件) 20.0 39.7 8.8 9.3 3.6 12.1 6.5 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 14.5 25.8 8.1 9.7 8.1 22.6 11.3 知的障害(263件) 24.0 32.7 8.0 11.0 3.4 14.4 6.5 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 15.2 55.4 10.3 8.5 1.8 5.8 3.1 p.176 (2) 利用者数  利用者数は、「10人以下」の割合が最も高く24.0%だった。次いで、「11〜20人以下」 が21.1%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「50人以上」の割合が最も高く24.2%だった。次いで、「31〜50人以下」が21.0% だった。  知的障害では、「10人以下」の割合が最も高く27.4%だった。次いで、「11〜20人以下」 が22.1%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「10人以下」「21〜30人以下」の割合が最 も高く21.4%だった。次いで、「11〜20人以下」が19.6%だった。 図表4-2 利用者数〔数値回答〕(Q2)−最も利用者数が多い障害種別 10人以下 11〜20人以下 21〜30人以下 31〜50人以下 50人以上 無回答 事業所総数(645件) 24.0 21.1 16.3 17.7 16.9 4.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 19.4 16.1 17.7 21.0 24.2 1.6 知的障害(263件) 27.4 22.1 14.4 16.3 16.7 3.0 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 21.4 19.6 21.4 18.8 16.1 2.7 p.177 (3) 利用者の平均年齢  利用者の平均年齢は、「40代」の割合が最も高く38.6%だった。次いで、「30代」が 31.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「40代」の割合が最も高く29.0%だった。次いで、「50代」が25.8%だった。  知的障害では、「30 代」の割合が最も高く44.9%だった。次いで、「40代」が28.5% だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「40 代」の割合が最も高く54.9%だった。 次いで、「30代」が21.0%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「50代」、知的障害は「30代」、精神障害・発達障害・高次脳機能障 害は「40代」の割合が高い傾向にあった。 図表4-3 利用者の平均年齢〔単数回答〕(Q3)−最も利用者数が多い障害種別 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 無回答 事業所総数(645件) 12.1 31.2 38.6 10.5 1.7 0.5 5.4 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 8.1 17.7 29.0 25.8 11.3 3.2 4.8 知的障害(263件) 16.7 44.9 28.5 5.7 0.4 0.0 3.8 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 6.7 21.0 54.9 13.4 0.9 0.4 2.7 p.178 (4) 利用者の障害名  最も利用者数が多い障害種別について、「肢体不自由・視覚障害・聴覚障害」(身体障害)、  「知的障害」、「精神障害・発達障害・高次脳機能障害」の3グループに分けて割合をみ ると、「肢体不自由・視覚障害・聴覚障害」(身体障害)が9.6%、「知的障害」が40.8%、 「精神障害・発達障害・高次脳機能障害」が34.7%だった。 図表4-4 最も利用者が多い障害種別〔単数回答〕(Q4) 肢体不自由・ 視覚障害・聴覚障害 知的障害 精神障害・発達障害・高次脳機能障害 その他 無回答 事業所総数(645件) 9.6 40.8 34.7 0.5 14.4 ※最も利用者が多い障害として「音声・言語・そしゃく機能障害」「内部障害、難病等」を選択した事業所は 0件だった。 p.179  利用者の障害名について、当てはまる障害について尋ねたところ、「知的障害」の割合 が最も高く77.7%だった。次いで、「精神障害」が63.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「肢体不自由」の割合が最も高く88.7%だった。次いで、「知的障害」が77.4%だ った。  知的障害では、「知的障害」が100.0%だったほか、「精神障害」が46.0%、「肢体不自 由」が41.8%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「精神障害」が91.5%、「知的障害」が53.1%、 「発達障害」が52.7%、「高次脳機能障害」が21.0%だった。 図表4-5 利用者の障害名〔複数回答〕(Q4) 肢体不自由 視覚障害 聴覚障害 音声・言語・そしゃく機能障害 知的障害 精神障害 発達障害 高次脳機能障害 内部障害、難病等 その他 無回答 事業所総数(645件) 40.8 19.5 16.4 11.3 77.7 63.3 41.9 21.1 19.5 2.2 1.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 88.7 41.9 25.8 33.9 77.4 51.6 27.4 45.2 46.8 1.6 0.0 知的障害(263件) 41.8 20.5 17.9 10.6 100.0 46.0 35.0 12.2 14.8 1.1 0.0 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 22.3 10.7 12.1 5.8 53.1 91.5 52.7 21.0 17.4 0.9 0.0 p.180 (5) 提供している障害福祉サービス事業等  提供している障害福祉サービス事業等は、「就労継続支援B」の割合が最も高く34.7% だった。次いで、「計画相談支援」が23.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「計画相談支援」の割合が最も高く37.1%だった。次いで、「生活介護」が32.3% だった。  知的障害では、「生活介護」の割合が最も高く36.5%だった。次いで、「就労継続支援 B」が36.1%、「共同生活援助」が28.9%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「就労継続支援B」の割合が最も高く43.3% だった。次いで、「計画相談支援」が22.3%、「共同生活援助」が19.6%だった。 図表4-6 提供している障害福祉サービス事業等〔複数回答〕(Q5)−最も利用者数が多い障害種別 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 行動援護 重度障害者等包括支援 短期入所 療養介護 生活介護 施設入所支援 自立訓練(機能訓練) 自立訓練(生活訓練) 宿泊型自立訓練 就労移行支援 就労継続支援A 就労継続支援B 共同生活援助 地域移行支援 地域定着支援 計画相談支援 その他 無回答 事業所総数(645件) 10.1 7.9 6.5 2.3 0.2 7.0 1.2 22.2 5.7 3.3 5.7 1.2 11.0 4.3 34.7 22.6 4.2 3.9 23.4 9.5 1.4 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 21.0 22.6 16.1 1.6 0.0 16.1 6.5 32.3 12.9 12.9 4.8 0.0 3.2 0.0 19.4 6.5 8.1 8.1 37.1 12.9 0.0 知的障害(263件) 9.1 5.7 3.8 3.4 0.0 7.6 0.0 36.5 7.2 1.1 1.9 0.4 7.6 1.9 36.1 28.9 2.3 2.7 19.8 8.4 0.0 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 6.3 4.9 4.5 0.4 0.0 2.2 0.0 2.2 0.4 0.4 10.3 2.7 17.0 6.7 43.3 19.6 4.5 3.6 22.3 7.1 0.0 p.181 2 スポーツや運動について (1) この1年間に行ったスポーツや運動  この1年間のイベントや取組で行ったスポーツや運動については、「ウォーキング、散 歩」の割合が最も高く、45.0%だった。次いで、「体操」が42.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「体操」の割合が最も高く40.3%だった。次いで、「ウォーキング、散歩」「特に ない」がそれぞれ29.0%だった。知的障害では、「ウォーキング、散歩」の割合が最も高 く52.1%だった。次いで、「体操」が42.2%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障 害では、「体操」の割合が最も高く43.3%だった。次いで、「ウォーキング、散歩」が39.3%、 「球技」が34.8%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「ボッチャ」、知的障害は「ウォーキング、散歩」「水泳・遊泳」「ダ ンス」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「球技」の割合が高い傾向にあった。 図表4-7 この1年間のイベントや取組で行ったスポーツや運動〔複数回答〕(Q6) −最も利用者数が多い障害種別 ウォーキング、散歩 体操 室内運動器具を用いる運動 陸上競技 水泳・遊泳 球技 ダンス 格闘技 武道 射的 ウィンタースポーツ ウォータースポーツ スカイスポーツ アウトドアスポーツ サイクリング、モータースポーツ ブラインドサッカー 車いすテニス サウンドテーブルテニス シッティングバレーボール 車椅子バスケットボール ウィルチェアーラグビー ボッチャ その他 特にない 無回答 事業所総数(645件) 45.0% 42.6% 10.9% 6.0% 13.8% 26.2% 12.4% 0.2% 0.6% 1.2% 0.6% 0.3% 0.0% 5.4% 1.1% 0.3% 0.0% 0.3% 0.5% 0.0% 0.2% 5.0% 17.5% 19.5% 12.7% 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 29.0% 40.3% 14.5% 4.8% 9.7% 17.7% 8.1% 0.0% 0.0% 1.6% 0.0% 1.6% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 1.6% 1.6% 0.0% 0.0% 21.0% 12.9% 29.0% 9.7% 知的障害(263件) 52.1% 42.2% 14.8% 10.3% 21.7% 22.4% 19.8% 0.4% 0.8% 0.4% 1.1% 0.0% 0.0% 6.1% 1.5% 0.8% 0.0% 0.4% 0.4% 0.0% 0.0% 4.6% 20.2% 17.9% 12.5% 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 39.3% 43.3% 4.9% 1.3% 4.0% 34.8% 4.9% 0.0% 0.9% 1.3% 0.0% 0.0% 0.0% 5.8% 1.3% 0.0% 0.0% 0.0% 0.4% 0.0% 0.4% 0.0% 16.5% 21.4% 12.1% p.182 (2) 今後も続けていきたい、あるいは新たに取り入れたいスポーツや運動  今後も続けていきたい、あるいは新たに取り入れたいスポーツや運動は、「ウォーキン グ、散歩」の割合が最も高く48.1%だった。次いで、「体操」が45.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「体操」の割合が最も高く43.5%だった。次いで、「ウォーキング、散歩」が33.9% だった。知的障害では、「ウォーキング、散歩」の割合が最も高く57.0%だった。次いで、 「体操」が47.5%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「体操」の割合が最も高く46.4%だった。 次いで、「ウォーキング、散歩」が42.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「ボッチャ」、知的障害は「ウォーキング、散歩」「陸上競技」「水泳・ 遊泳」「ダンス」の割合が高い傾向にあった。 図表4-8 今後も続けていきたい、あるいは新たに取り入れたいスポーツや運動〔複数回答〕 (Q6)−最も利用者数が多い障害種別 ウォーキング、散歩 体操 室内運動器具を用いる運動 陸上競技 水泳・遊泳 球技 ダンス 格闘技 武道 射的 ウィンタースポーツ ウォータースポーツ スカイスポーツ アウトドアスポーツ サイクリング、モータースポーツブラインドサッカー 車いすテニス サウンドテーブルテニス シッティングバレーボール 車椅子バスケットボール ウィルチェアーラグビー ボッチャ その他 特にない 無回答 事業所総数(645件) 48.1 45.4 14.9 7.9 16.9 25.7 14.3 0.6 0.9 1.1 0.9 0.3 0.2 8.2 1.7 0.6 0.0 0.8 0.6 0.2 0.2 7.8 10.1 10.4 25.1 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 33.9 43.5 14.5 4.8 11.3 17.7 9.7 0.0 0.0 3.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.6 1.6 0.0 0.0 24.2 12.9 16.1 22.6 知的障害(263件) 57.0 47.5 17.5 14.1 26.6 26.2 21.3 0.4 0.4 0.4 1.5 0.0 0.0 10.6 2.3 0.8 0.0 0.4 0.4 0.0 0.0 9.9 11.8 7.2 24.7 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 42.4 46.4 10.3 2.7 5.8 31.3 8.5 0.9 1.8 1.8 0.4 0.4 0.0 7.1 1.8 0.4 0.0 0.0 0.4 0.0 0.4 0.9 9.4 14.7 24.1 p.183 (3) スポーツや運動を取り入れた理由 (※この1年間にスポーツや運動を行った437事業所が対象)  この1年間にスポーツを行った事業所について、イベントや取組にスポーツや運動を 取り入れた理由をみると、「健康・体力づくりのため」の割合が最も高く82.8%だった。 次いで、「レクリエーションの一環として、楽しみづくりのため」が73.5%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「レクリエーションの一環として、楽しみづくりのため」の割合が最も高く76.3% だった。次いで、「健康・体力づくりのため」が68.4%だった。  知的障害では、「健康・体力づくりのため」の割合が最も高く85.8%だった。次いで、 「レクリエーションの一環として、楽しみづくりのため」が75.4%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「健康・体力づくりのため」の割合が最も 高く81.9%だった。次いで、「レクリエーションの一環として、楽しみづくりのため」が 73.8%だった。 図表4-9 イベントや取組にスポーツや運動を取り入れた理由〔複数回答〕(Q6-1) −最も利用者数が多い障害種別 健康・体力づくりのため レクリエーションの一環として、楽しみづくりのため リハビリテーションや医療・治療のため 利用者相互や職員との交流を深めるため 障害者スポーツ大会に参加するため 目標や記録に挑戦するため その他 無回答 事業所総数(437件) 82.8 73.5 23.1 45.1 11.2 3.2 4.3 2.3 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(38件) 68.4 76.3 47.4 57.9 7.9 5.3 0.0 2.6 知的障害(183件) 85.8 75.4 20.8 41.0 8.7 2.2 6.0 2.7 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(149件) 81.9 73.8 17.4 49.7 15.4 2.0 2.7 2.0 p.184 (4) スポーツや運動の指導者 (※この1年間にスポーツや運動を行った437事業所が対象)  この1年間のイベントや取組でスポーツや運動を行った事業所について、スポーツや 運動の指導者をみると、「事業所の職員」の割合が最も高く84.7%だった。次いで、「家 族、ボランティア」が14.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「事業所の職員」の割合が最も高く78.9%だった。次いで、「医師や理学療法士等 の医療関係者」が26.3%だった。知的障害では、「事業所の職員」の割合が最も高く86.3% だった。次いで、「家族、ボランティア」が16.4%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「事業所の職員」の割合が最も高く87.9% だった。次いで、「家族、ボランティア」が13.4%だった。 図表4-10 スポーツや運動の指導者〔複数回答〕(Q6-2)−最も利用者数が多い障害種別 事業所の職員 法人の職員 家族、ボランティア 医師や理学療法士等の医療関係者 障害者スポーツ施設の職員 地域の公共スポーツ施設の職員 地域のスポーツ推進委員 その他 無回答 事業所総数(437件) 84.7 13.5 14.9 11.0 2.5 3.2 5.7 11.9 3.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(38件) 78.9 7.9 10.5 26.3 0.0 2.6 5.3 13.2 5.3 知的障害(183件) 86.3 15.8 16.4 9.3 3.8 4.4 5.5 12.6 3.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(149件) 87.9 10.7 13.4 6.7 0.7 3.4 6.0 10.1 1.3 p.185 (5) スポーツや運動の指導者が有する資格 (※この1年間にスポーツや運動を行った437事業所が対象)  この1年間のイベントや取組でスポーツや運動を行った事業所について、スポーツや 運動の指導者が有している資格をみると、「資格は有していない」の割合が最も高く59.3% だった。次いで、「その他の資格」が15.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも「資格は有していない」の割合が高く、 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)、知的障害は57.9%、精神障害・発達障害・ 高次脳機能障害は67.8%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、精神障害・発達障害・高次 脳機能障害は「資格は有していない」の割合が高い傾向にあった。 図表4-11 スポーツや運動の指導者が有する資格〔複数回答〕(Q6-3) −最も利用者数が多い障害種別 障がい者スポーツ指導員 障がい者スポーツコーチ 障がい者スポーツ医 障がい者スポーツトレーナー その他の障害者スポーツに関する資格 保健体育教員 日本体育協会公認スポーツ指導者 その他 資格資格は有していない わからない 無回答 事業所総数(437件) 4.3 0.7 0.0 0.5 0.9 2.7 2.5 15.6 59.3 11.4 6.4 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(38件) 7.9 0.0 0.0 0.0 2.6 7.9 0.0 15.8 57.9 13.2 5.3 知的障害(183件) 6.0 1.1 0.0 0.0 0.5 2.7 2.7 12.0 57.9 15.8 5.5 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(149件) 1.3 0.7 0.0 0.0 0.0 2.7 2.7 14.8 67.8 8.1 4.7 p.186 (6) スポーツや運動を含むイベント・取組を行った場所 (※この1年間にスポーツや運動を行った437事業所が対象)  この1年間のイベントや取組でスポーツや運動を行った事業所について、スポーツや 運動を含むイベント・取組を行った場所をみると、「事業所の敷地内」の割合が最も高く 58.6%だった。次いで、「広場や公園」が43.5%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「事業所の敷地内」の割合が最も高く68.4%だった。次いで、「道路や遊歩道」「広 場や公園」「公共のスポーツ施設(障害者専用施設以外)」がそれぞれ21.1%だった。  知的障害では、「事業所の敷地内」の割合が最も高く60.1%だった。次いで「広場や公 園」が51.9%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「事業所の敷地内」の 割合が最も高く53.7%だった。次いで、「公共のスポーツ施設(障害者専用施設以外)」 が46.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、知的障害は「道路や遊歩道」 「広場や公園」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「公共のスポーツ施設(障害者専 用施設以外)」の割合が高い傾向にあった。 図表4-12 スポーツや運動を含むイベント・取組を行った場所〔複数回答〕(Q6-4) −最も利用者数が多い障害種別 事業所の敷地内 道路や遊歩道 広場や公園 民間のスポーツ施設 公共のスポーツ 施設(障害者専用施設) 公共のスポーツ施設(障害者専用施設以外) 公立小中学校の体育施設 特別支援学校の体育施設 福祉施設医療機関 山・川・海 その他 無回答 事業所総数(437件) 58.6 34.1 43.5 11.0 10.8 35.7 5.9 1.1 9.6 0.7 9.2 5.7 3.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(38件) 68.4 21.1 21.1 2.6 13.2 21.1 7.9 2.6 10.5 0.0 2.6 2.6 2.6 知的障害(183件) 60.1 38.8 51.9 14.2 13.7 34.4 9.8 2.2 9.3 0.0 10.4 5.5 3.8 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(149件) 53.7 28.9 39.6 10.7 6.0 46.3 1.3 0.0 6.7 2.0 8.1 6.0 1.3 p.187 (7) 利用者がスポーツや運動を含むイベント・取組に参加しやすくするための工夫 (※この1年間にスポーツや運動を行った437事業所が対象)  この1年間のイベントや取組でスポーツや運動を行った事業所について、利用者が参 加しやすくするための運営上の工夫をみると、「利用者のレベルにあった内容となるよう に配慮している」の割合が最も高く69.8%だった。次いで、「利用者の障害にあったスポ ーツや運動を実施している」が51.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「利用者のレベルにあった内容となるように配慮している」の割合が最も高く81.6% だった。次いで、「利用者の障害にあったスポーツや運動を実施している」が68.4%だっ た。知的障害では、「利用者のレベルにあった内容となるように配慮している」の割合が 最も高く、67.8%だった。次いで、「利用者の障害にあったスポーツや運動を実施してい る」が55.2%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「利用者のレベルにあ った内容となるように配慮している」の割合が最も高く、69.1%だった。次いで、「利用 者に参加したいスポーツや運動について希望を聞いている」が57.0%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「利用者の障害にあったスポーツや運動を実施している」「利用者の レベルにあった内容となるように配慮している」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は 「利用者に参加したいスポーツや運動について希望を聞いている」の割合が高い傾向にあ った。 図表4-13 利用者がスポーツや運動を含むイベント・取組に 参加しやすくするための工夫〔複数回答〕(Q6-5)−最も利用者数が多い障害種別 利用者に参加したいスポーツや 運動について希望を聞いている 利用者の障害にあった スポーツや運動を実施している 利用者のレベルにあった 内容となるように配慮している 利用者向けの情報提供 職員が障害者スポーツや 運動に関する研修に参加している 保護者やボランティアが障害者 スポーツに関する研修に参加している 医療機関等と連携した安全上の配慮 家族等を含む、障害のある人もない人もともに楽しめるスポーツや運動を取り入れている その他 特に工夫していることはない わからない 無回答 事業所総数(437件) 48.5 51.9 69.8 23.6 5.5 0.2 6.9 13.5 4.1 8.0 0.0 3.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(38件) 31.6 68.4 81.6 21.1 5.3 0.0 13.2 18.4 0.0 2.6 0.0 2.6 知的障害(183件) 47.0 55.2 67.8 19.7 7.1 0.5 8.2 14.2 6.0 8.7 0.0 3.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(149件) 57.0 40.3 69.1 28.2 2.7 0.0 2.7 7.4 2.7 8.1 0.0 1.3 p.188 (8) イベントや取組でスポーツや運動を行う際に必要な支援  イベントや取組でスポーツや運動を行う際に必要な支援は、「適切な指導者」の割合が 最も高く42.3%だった。次いで「障害にあわせたプログラムの充実」が31.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「障害にあわせたプログラムの充実」の割合が最も高く48.4%だった。次いで、「適 切な指導者」が35.5%だった。  知的障害では、「適切な指導者」の割合が最も高く49.8%だった。次いで「障害にあわ せたプログラムの充実」が35.0%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「施設の利用料減免」の割合が最も高く 37.9%だった。次いで、「適切な指導者」が34.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「スタジアム、体育館などの建物や設備のバリアフリー化」「交通機 関やまちのバリアフリー化」「障害にあわせたプログラムの充実」、知的障害は「適切な指 導者」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「施設の利用料減免」の割合が高い傾向に あった。 図表4-14 イベントや取組でスポーツや運動を行う際に必要な支援〔3つまで〕(Q7) −最も利用者数が多い障害種別 スタジアム、体育館などの 建物や設備のバリアフー化 交通機関やまちのバリアフリー化 会場までの送迎 障害者への施設開放の促進 障害にあわせたプログラムの 充実介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や 問合せ方法の充実 施設や用具等を利用する際に 必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)など対する理解促進 適切な指導者 一緒に行う仲間 スポーツ用具等の貸出 施設の利用料減免 その他 特にない 行いたいと思わない わからない 無回答 事業所総数(645件) 16.4 9.3 25.9 24.5 31.2 6.8 12.6 7.3 4.5 42.3 21.7 17.1 28.4 3.9 5.3 2.2 3.4 3.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 32.3 27.4 22.6 6.5 48.4 11.3 17.7 3.2 6.5 35.5 21.0 14.5 6.5 4.8 0.0 3.2 4.8 4.8 知的障害(263件) 19.8 9.5 31.6 27.4 35.0 8.0 9.9 5.7 3.8 49.8 20.9 15.2 25.1 3.8 4.2 1.1 2.3 4.6 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 5.4 2.7 17.4 23.2 21.4 3.6 13.8 9.4 3.1 34.4 24.6 21.9 37.9 3.1 8.5 3.6 3.1 2.7 p.189 (9) 利用者がスポーツ観戦をする上で必要な支援  利用者がスポーツ観戦をする上で必要な支援は、「観戦料の減免」の割合が最も高く 46.5%だった。次いで、「障害者に配慮した観戦席の充実」が41.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「スタジアム、体育館などの建物や設備のバリアフリー化」の割合が最も高く64.5% だった。次いで、「障害者に配慮した観戦席の充実」が58.1%だった。  知的障害では、「障害者に配慮した観戦席の充実」の割合が最も高く52.1%だった。次 いで、「観戦料の減免」が44.1%、「会場までの送迎」が43.0%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「観戦料の減免」の割合が最も高く63.4% だった。次いで、「会場までの送迎」が30.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「スタジアム、体育館などの建物や設備のバリアフリー化」「交通機 関やまちのバリアフリー化」「介助者や手話通訳などの支援」、精神障害・発達障害・高次 脳機能障害は「観戦料の減免」の割合が高い傾向にあった。 図表4-15 利用者がスポーツ観戦をする上で必要な支援〔3つまで〕(Q8) −最も利用者数が多い障害種別 スタジアム、体育館などの 建物や設備のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 会場までの送迎 障害者に配慮した観戦席の充実 介助者や手話通訳などの支援 テレビ・インターネット等の 文字情報、字幕の対応情報機器操作の支援 障害に対応した情報の提供や 問合せ方法の充実 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 一緒に観戦する仲間 観戦料の減免 その他特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 29.9 16.4 38.8 41.6 11.2 3.7 2.0 18.9 7.1 20.0 46.5 3.1 5.1 1.6 3.4 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 64.5 37.1 40.3 58.1 22.6 6.5 4.8 21.0 8.1 14.5 12.9 3.2 0.0 1.6 1.6 知的障害(263件) 34.2 17.1 43.0 52.1 11.8 3.0 1.1 18.3 8.4 19.0 44.1 3.4 3.0 1.1 4.6 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 12.5 8.0 30.4 21.4 5.8 3.6 2.7 18.3 4.5 23.2 63.4 3.1 8.5 1.8 3.1 p.190 3 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について (1) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会での関わり方  東京2020オリンピックでの関わり方の希望は、「事業所として、スタジアム・体育館 などで観戦したい」の割合が最も高く52.4%だった。次いで、「事業所として、テレビ、 ラジオ、インターネット配信等で観戦したい」が29.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも「事業所として、スタジアム・体育館 などで観戦したい」の割合が高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)は53.2%、 知的障害は49.4%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は53.1%だった。  東京2020パラリンピックでの関わり方の希望は、「事業所として、スタジアム・体育 館などで観戦したい」の割合が最も高く51.5%だった。次いで、「事業所として、テレビ、 ラジオ、インターネット配信等で観戦したい」が28.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも「事業所として、スタジアム・体育館 などで観戦したい」の割合が最も高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)は 51.6%、知的障害は50.6%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は50.0%だった。 図表4-16 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への関わり方〔複数回答〕(Q9) −最も利用者数が多い障害種別 オリンピック 事業所として、 スタジアム・体育館などで観戦したい 事業所として、沿道で観戦したい 事業所として、テレビ、ラジオ、 インターネット配信等で観戦したい 事業所として、 ボランティアとして関わりたい 利用者がボランティアとして 参加することを勧めたい 関わりたいと思わない その他 わからない 無回答 事業所総数(645件) 52.4 20.0 29.3 11.6 11.8 5.0 3.4 13.3 15.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 53.2 24.2 35.5 12.9 11.3 9.7 1.6 16.1 12.9 知的障害(263件) 49.4 20.5 30.8 8.0 6.1 4.2 4.6 12.9 18.6 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 53.1 19.2 29.9 15.2 18.8 6.3 3.1 13.8 11.2 パラリンピック 事業所として、 スタジアム・体育館などで観戦したい 事業所として、沿道で観戦したい 事業所として、テレビ、ラジオ、 インターネット配信等で観戦したい 事業所として、 ボランティアとして関わりたい 利用者がボランティアとして 参加することを勧めたい 関わりたいと思わない その他 わからない 無回答 事業所総数(645件) 51.5 20.3 28.4 16.3 16.4 5.1 3.9 13.5 15.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 51.6 24.2 33.9 14.5 17.7 8.1 1.6 17.7 12.9 知的障害(263件) 50.6 20.9 31.2 13.7 9.1 4.6 4.6 12.5 17.9 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 50.0 18.8 28.1 17.9 23.7 6.7 4.0 14.3 11.6 p.191 (2) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で関わりたいボランティア活動 @ 東京2020オリンピック (※東京2020オリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関わりた い」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した104事業所が対象)  東京2020オリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関 わりたい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した事業所につ いて、東京2020オリンピックで関わりたいボランティアの種類をみると、「選手村・会場 内での清掃」の割合が最も高く53.8%だった。次いで、「選手村や会場の食堂での配膳」 が46.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「会場内での観客・大会関係者の誘導」「選手村や会場の食堂での配膳」の割合が最 も高く、それぞれ54.5%だった。次いで、「競技会場の最寄駅から会場までの観客案内」 が45.5%だった。知的障害では、「選手村・会場内での清掃」の割合が最も高く50.0%だ った。次いで、「選手村や会場の食堂での配膳」が34.6%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「選手村・会場内での清掃」の割合が最も 高く60.4%だった。次いで、「選手村や会場の食堂での配膳」が50.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「競技会場の最寄駅から会場までの観客案内」、精神障害・発達障害・ 高次脳機能障害は「チケットチェック等の入場管理」「選手村でのハウスキーピング等」 「選手村・会場内での清掃」の割合が高い傾向にあった。   A 東京2020パラリンピック (※東京2020パラリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関わり たい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した146事業所が対象)  東京2020パラリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして 関わりたい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した事業所に ついて、東京2020パラリンピックで関わりたいボランティアの種類をみると、「選手村・ 会場内での清掃」の割合が最も高く48.6%だった。次いで、「会場内での観客・大会関係 者の誘導」が43.8%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「会場内での観客・大会関係者の誘導」「選手村や会場の食堂での配膳」の割合が最 も高く、それぞれ53.8%だった。次いで、「競技会場の最寄駅から会場までの観客案内」 「選手村・会場内での清掃」がそれぞれ38.5%だった。  知的障害では、「会場内での観客・大会関係者の誘導」の割合が最も高く39.5%だった。 次いで、「選手村・会場内での清掃」が37.2%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「選手村・会場内での清掃」の割合が最も   p.192 高く59.1%だった。次いで、「選手村や会場の食堂での配膳」が54.5%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「競技会場の最寄駅から会場までの観客案内」「会場内での観客・大 会関係者の誘導」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「チケットチェック等の入場管 理」「選手村でのハウスキーピング等」「選手村・会場内での清掃」の割合が高い傾向にあっ た。   図表4-17 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で関わりたい ボランティア活動〔複数回答〕(Q9-1)−最も利用者数が多い障害種別 オリンピック 国内外からの旅行者への 観光・交通案内 競技会場の最寄駅から 会場までの観客案内 会場内での観客・ 大会関係者の誘導 チケットチェック等の入場管理 警備 選手村でのハウスキーピング等 選手村や会場の食堂での配膳 選手村・会場内での清掃 その他 無回答 事業所総数(104件) 22.1 34.6 45.2 30.8 2.9 32.7 46.2 53.8 3.8 6.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(11件) 9.1 45.5 54.5 27.3 9.1 18.2 54.5 36.4 0.0 0.0 知的障害(26件) 15.4 26.9 30.8 11.5 3.8 23.1 34.6 50.0 3.8 11.5 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(53件) 24.5 32.1 47.2 35.8 0.0 43.4 50.9 60.4 1.9 7.5 パラリンピック 国内外からの旅行者への 観光・交通案内 競技会場の最寄駅から 会場までの観客案内 会場内での観客・ 大会関係者の誘導 チケットチェック等の入場管理 警備 選手村でのハウスキーピング等 選手村や会場の食堂での配膳 選手村・会場内での清掃 その他 無回答 事業所総数(146件) 17.8 28.1 43.8 28.8 3.4 30.8 42.5 48.6 9.6 6.2 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(13件) 23.1 38.5 53.8 23.1 7.7 23.1 53.8 38.5 0.0 0.0 知的障害(43件) 9.3 23.3 39.5 16.3 4.7 20.9 25.6 37.2 14.0 4.7 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(66件) 19.7 24.2 42.4 33.3 1.5 40.9 54.5 59.1 7.6 7.6     p.193 (3) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で利用者がボランティアを行う際に 必要な支援 @ 東京2020オリンピック (※東京2020オリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関わりた い」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した104事業所が対象)  東京2020オリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関 わりたい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した事業所につ いて、東京2020オリンピックで利用者がボランティアを行う際に必要な支援をみると、 「ボランティア活動に関する情報提供の充実」の割合が最も高く57.7%だった。次いで、 「活動の場までの送迎」が51.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「交通機関やまちのバリアフリー化」「ボランティア活動に関する情報提供の充実」 の割合が最も高く、それぞれ72.7%だった。次いで、「会場や選手村などの建物や設備の バリアフリー化」「活動の場までの送迎」「一緒に行う仲間」がそれぞれ63.6%だった。  知的障害では、「活動の場までの送迎」の割合が最も高く50.0%だった。次いで、「一 緒に行う仲間」「ボランティア活動に関する情報提供の充実」がそれぞれ46.2%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「ボランティア活動に関する情報提供の充 実」の割合が最も高く60.4%だった。次いで、「活動の場までの送迎」が50.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「会場や選手村などの建物や設備のバリアフリー化」「交通機関やま ちのバリアフリー化」「活動の場までの送迎」「介助者や手話通訳などの支援」「障害や障害 者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進」「一緒に行う仲間」「ボラン ティア活動に関する情報提供の充実」の割合が高い傾向にあった。 p.194 図表4-18 東京2020オリンピックで利用者がボランティアを行う際に必要な支援 〔複数回答〕(Q9-2)−最も利用者数が多い障害種別 会場や選手村などの建物や 設備のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 活動の場までの送迎 介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や問合せ方法の充実 施設等を利用する際に必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 一緒に行う仲間 ボランティア活動に関する 情報提供の充実 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(104件) 25.0 25.0 51.9 22.1 42.3 36.5 14.4 48.1 57.7 5.8 1.9 1.9 8.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(11件) 63.6 72.7 63.6 54.5 36.4 18.2 36.4 63.6 72.7 0.0 0.0 0.0 0.0 知的障害(26件) 34.6 30.8 50.0 26.9 34.6 34.6 23.1 46.2 46.2 7.7 3.8 0.0 15.4 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(53件) 11.3 11.3 50.9 9.4 43.4 39.6 5.7 41.5 60.4 7.5 1.9 3.8 9.4 p.195 A 東京2020パラリンピック (※東京2020パラリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして関わり たい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した146事業所が対象)  東京2020パラリンピックでの関わり方の希望で「事業所として、ボランティアとして 関わりたい」「利用者がボランティアとして参加することを勧めたい」と回答した事業所に ついて、東京2020パラリンピックで利用者がボランティアを行う際に必要な支援をみる と、「ボランティア活動に関する情報提供の充実」の割合が最も高く58.2%だった。次い で、「活動の場までの送迎」が50.7%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「交通機関やまちのバリアフリー化」「ボランティア活動に関する情報提供の充実」 の割合が最も高く、それぞれ69.2%だった。次いで、「会場や選手村などの建物や設備の バリアフリー化」「活動の場までの送迎」「一緒に行う仲間」がそれぞれ61.5%だった。  知的障害では、「ボランティア活動に関する情報提供の充実」の割合が最も高く55.8% だった。次いで、「活動の場までの送迎」が51.2%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「ボランティア活動に関する情報提供の充 実」の割合が最も高く62.1%だった。次いで、「活動の場までの送迎」が48.5%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「会場や選手村などの建物や設備のバリアフリー化」「交通機関やま ちのバリアフリー化」「活動の場までの送迎」「介助者や手話通訳などの支援」「障害や障害 者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進」「一緒に行う仲間」、精神障 害・発達障害・高次脳機能障害は「施設等を利用する際に必要な手続きの支援」の割合が 高い傾向にあった。   p.196 図表4-19 東京2020パラリンピックで利用者がボランティアを行う際に必要な支援 〔複数回答〕(Q9-2)−最も利用者数が多い障害種別 会場や選手村などの建物や 設備のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 活動の場までの送迎 介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や問合せ方法の充実 施設等を利用する際に必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 一緒に行う仲間 ボランティア活動に関する 情報提供の充実 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(146件) 28.1 25.3 50.7 21.2 41.8 32.2 15.8 43.8 58.2 6.2 0.7 1.4 7.5 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(13件) 61.5 69.2 61.5 46.2 53.8 23.1 38.5 61.5 69.2 0.0 0.0 0.0 0.0 知的障害(43件) 32.6 25.6 51.2 23.3 27.9 27.9 18.6 37.2 55.8 9.3 2.3 0.0 11.6 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(66件) 13.6 12.1 48.5 13.6 45.5 37.9 9.1 42.4 62.1 6.1 0.0 3.0 7.6 p.197 4 文化、芸術活動について (1) 文化、芸術活動に関するイベント・取組の状況  文化、芸術活動に関するイベント・取組の状況は、「動物園や植物園、水族館などに行 く」の割合が最も高く47.1%だった。次いで、「音楽活動をする(歌や楽器の演奏など)」 が34.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「音楽活動をする(歌や楽器の演奏など)」の割合が最も高く46.8%だった。次い で、「動物園や植物園、水族館などに行く」が41.9%だった。知的障害では、「動物園や 植物園、水族館などに行く」の割合が最も高く、53.2%だった。次いで、「音楽活動をす る(歌や楽器の演奏など)」が40.7%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、 「動物園や植物園、水族館などに行く」の割合が最も高く41.1%だった。次いで、「美術 館、博物館などに行く(館外で開催される美術展、展覧会なども含む)」が33.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、知的障害は「動物園や植物 園、水族館などに行く」の割合が高い傾向にあった。 図表4-20 文化、芸術活動に関するイベント・取組の状況〔複数回答〕(Q10) −最も利用者数が多い障害種別 コンサートや映画、演劇などに行く コンサートや映画、演劇などを開催する 美術館、博物館などに行く (館外で開催される美術展、展覧会なども含む) 利用者の美術展覧会などを開催する 動物園や植物園、水族館などに行く 音楽活動をする(歌や楽器の演奏など) 美術などの創作活動をする (絵画、彫刻、陶芸、書道、華道など) 文芸活動をする (短歌・俳句、詩作、小説、評論など) 講演会、セミナー、各種講座に参加する 講演会、セミナー、各種講座を開催する 伝統文化などの活動をする (伝統芸能、茶道など) その他 特にない 無回答 事業所総数(645件) 34.4 8.8 30.9 10.4 47.1 34.9 32.6 3.7 15.5 7.9 4.3 6.4 23.1 2.2 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 27.4 12.9 33.9 6.5 41.9 46.8 35.5 6.5 17.7 11.3 3.2 4.8 24.2 3.2 知的障害(263件) 36.5 9.1 27.4 11.8 53.2 40.7 36.9 2.3 12.5 5.7 4.9 5.3 20.2 2.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 30.4 5.4 33.9 8.5 41.1 24.1 25.4 4.9 18.8 6.3 2.7 4.9 29.0 0.4 p.198 (2) 文化、芸術活動に関するイベント・取組を行う際に必要な支援  文化、芸術活動に関するイベント・取組を行う際に必要な支援は、「障害にあわせたプ ログラムの充実」の割合が最も高く32.4%だった。次いで、「適切な指導者」が30.2%だ った。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「文化、芸術活動を行う施設のバリアフリー化」の割合が最も高く43.5%だった。 次いで、「障害にあわせたプログラムの充実」が40.3%だった。知的障害では、「障害に あわせたプログラムの充実」の割合が最も高く40.3%だった。次いで、「適切な指導者」 が36.5%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「施設の利用料減免」の割 合が最も高く42.9%だった。次いで、「適切な指導者」が27.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「文化、芸術活動を行う施設のバリアフリー化」「交通機関やまちの バリアフリー化」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「施設の利用料減免」の割合が 高い傾向にあった。 図表4-21 文化、芸術活動に関するイベント・取組を行う際に必要な支援〔3つまで〕(Q11) −最も利用者数が多い障害種別 文化、芸術活動を行う 施設のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 活動の場までの送迎 活動できる場の充実 障害にあわせたプログラムの充実 介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や 問合せ方法の充実 施設や用具等を利用する際に 必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 適切な指導者一緒に行う仲間 用具等の貸出 施設の利用料減免 その他 特にない 行いたいと思わない わからない 無回答 事業所総数(645件) 20.0 10.9 26.2 25.7 32.4 8.1 15.8 5.6 4.7 30.2 19.7 8.7 30.1 3.3 5.9 2.2 2.5 4.8 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 43.5 29.0 32.3 21.0 40.3 17.7 24.2 6.5 4.8 27.4 14.5 9.7 8.1 3.2 1.6 1.6 0.0 3.2 知的障害(263件) 23.2 10.3 28.1 29.3 40.3 10.6 16.0 5.7 6.1 36.5 19.4 8.0 22.8 3.4 5.7 1.1 1.5 5.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 8.0 4.0 21.0 23.2 22.8 2.7 13.8 5.4 1.3 27.2 20.1 11.2 42.9 3.1 8.5 3.1 3.6 3.1 p.199 5 ボランティア活動について (1) 利用者のボランティア活動参加についての事業所の考え  利用者のボランティア活動参加についての事業所の考えは、「それぞれの利用者に任せ たい」の割合が最も高く39.4%だった。次いで、「支援したいが難しい」が20.8%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「それぞれの利用者に任せたい」の割合が最も高く40.3%だった。次いで、「支援 したいが難しい」が25.8%だった。  知的障害では、「それぞれの利用者に任せたい」の割合が最も高く39.2%だった。次い で、「支援したいが難しい」が24.7%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「それぞれの利用者に任せたい」の割合が 最も高く47.8%だった。次いで、「できれば支援したい」が19.6%だった。 図表4-22 利用者のボランティア活動参加についての事業所の考え〔単数回答〕(Q12) −最も利用者数が多い障害種別 積極的に支援したい できれば支援したい 支援したいが難しい それぞれの利用者に任せたい わからない 無回答 事業所総数(645件) 12.7 18.0 20.8 39.4 6.5 2.6 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 11.3 11.3 25.8 40.3 11.3 0.0 知的障害(263件) 8.0 17.1 24.7 39.2 8.0 3.0 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 16.5 19.6 11.2 47.8 3.6 1.3 p.200 (2) 利用者のボランティア活動参加への支援状況  利用者のボランティア活動参加への支援状況は、「支援しておらず、今後も予定はな い」の割合が最も高く45.4%だった。次いで、「支援していないが、今後は支援したい」 が26.2%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも「支援しておらず、今後も予定はな い」の割合が高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)は51.6%、知的障害は 52.5%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は36.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、精神障害・発達障害・高次 脳機能障害は「支援しており、今後も支援したい」の割合が高い傾向にあった。 図表4-23 利用者のボランティア活動参加への支援状況〔単数回答〕(Q13) −最も利用者数が多い障害種別 支援しており、今後も支援したい 支援していないが、今後は支援したい 支援しておらず、今後も予定はない わからない 無回答 事業所総数(645件) 14.9 26.2 45.4 10.7 2.8 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 8.1 24.2 51.6 14.5 1.6 知的障害(263件) 10.3 22.4 52.5 11.0 3.8 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 21.9 30.8 36.6 9.8 0.9 p.201 (3) ボランティア活動への参加支援の分野 @ 今までに支援したことがあるボランティア活動の分野 (※利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した265事業所が対象)  利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した事業所について、今までに支援した ことがあるボランティア活動の分野をみると、「お祭り、町会・自治会などの地域の活動」 の割合が最も高く36.2%だった。次いで、「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関 する活動」が21.9%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」の割合が最も高く、 40.0%だった。次いで、「講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの 教育、文化に関する活動」「無回答」がそれぞれ35.0%だった。  知的障害では、「お祭り、町会・自治会などの地域の活動」が33.7%だった。「無回答」 も38.4%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「お祭り、町会・自治会などの地域の活 動」の割合が最も高く、36.4%だった。「無回答」も28.0%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」「講演会、 教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動」「スポーツ 大会などのスポーツ、運動に関する活動」の割合が高い傾向にあった。 図表4-24 今までに支援したことがあるボランティア活動の分野〔複数回答〕(Q13-1) −最も利用者数が多い障害種別 障害者、高齢者等の支援などの 福祉、医療に関する活動 講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動 スポーツ大会などのスポーツ、 運動に関する活動 お祭り、町会・自治会などの 地域の活動 企業の商品やサービスの開発・販売促進への協力 その他 特にない 無回答 事業所総数(265件) 21.9 14.3 7.2 36.2 2.3 6.8 11.7 32.1 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(20件) 40.0 35.0 15.0 30.0 5.0 0.0 5.0 35.0 知的障害(86件) 19.8 9.3 5.8 33.7 2.3 7.0 11.6 38.4 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(118件) 24.6 15.3 3.4 36.4 0.8 6.8 13.6 28.0 p.202 A 今後支援したいボランティア活動の分野 (※利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した265事業所が対象)  利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した事業所について、今後支援したいボ ランティア活動の分野をみると、「お祭り、町会・自治会などの地域の活動」の割合が最 も高く59.6%だった。次いで、「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」 が34.7%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関す る活動」の割合が最も高く50.0%だった。次いで、「スポーツ大会などのスポーツ、運動 に関する活動」が45.0%だった。知的障害では、「お祭り、町会・自治会などの地域の活 動」の割合が最も高く66.3%だった。次いで、「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医 療に関する活動」が33.7%だった。精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「お祭り、 町会・自治会などの地域の活動」の割合が最も高く60.2%だった。次いで、「障害者、高 齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」が41.5%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教 育、文化に関する活動」「スポーツ大会などのスポーツ、運動に関する活動」の割合が高い 傾向にあった。 図表4-25 今後支援したいボランティア活動の分野〔複数回答〕(Q13-1) −最も利用者数が多い障害種別 障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する 活動 講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動 スポーツ大会などのスポーツ、運動に関する活動 お祭り、町会・自治会などの地域の活動 企業の商品やサービスの開発・販売促進への協力 その他 特にない 無回答 事業所総数(265件) 34.7 32.8 32.1 59.6 14.0 2.6 2.6 10.9 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(20件) 30.0 50.0 45.0 40.0 20.0 0.0 5.0 5.0 知的障害(86件) 33.7 24.4 29.1 66.3 10.5 3.5 1.2 11.6 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(118件) 41.5 38.1 32.2 60.2 15.3 1.7 3.4 8.5 p.203 (4) ボランティア活動への参加支援の内容 @ 今までに支援したことがあるボランティア活動の内容 (※利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した265事業所が対象)  利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」「支 援していないが、今後は支援したい」と回答した事業所について、今までに支援したこと があるボランティア活動の内容をみると、「イベント等の会場準備の手伝い」が23.0%、「清 掃」が18.1%、「活動の指導、手伝い」が17.4%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「話し相手、遊び相手、学習支援」の割合が最も高く35.0%だった。次いで、「受 付・案内」「活動の指導、手伝い」がそれぞれ30.0%だった。  知的障害では、「清掃」が25.6%、「イベント等の会場準備の手伝い」が18.6%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「イベント等の会場準備の手伝い」が22.9%、 「活動の指導、手伝い」が17.8%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「受付・案内」「活動の指導、手伝い」「移動や身の回りの介助など の手伝い」「話し相手、遊び相手、学習支援」の割合が高い傾向にあった。 図表4-26 今までに支援したことがあるボランティア活動の内容〔複数回答〕(Q13-2) −最も利用者数が多い障害種別 受付・案内 活動の指導、手伝い イベント等の会場準備の手伝い 清掃 移動や身の回りの介助などの手伝い 手話などコミュニケーションの手伝い 話し相手、遊び相手、学習支援 その他 特にない 無回答 事業所総数(265件) 13.2 17.4 23.0 18.1 6.0 1.9 10.6 7.9 12.5 34.3 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(20件) 30.0 30.0 25.0 5.0 25.0 5.0 35.0 0.0 0.0 35.0 知的障害(86件) 8.1 14.0 18.6 25.6 3.5 1.2 7.0 8.1 9.3 39.5 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(118件) 13.6 17.8 22.9 13.6 5.1 0.0 8.5 11.0 16.9 30.5 p.204 A 今後支援したいボランティア活動の内容 (※利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」「支援し ていないが、今後は支援したい」と回答した265事業所が対象)  利用者のボランティア活動参加への支援状況で「支援しており、今後も支援したい」 「支援していないが、今後は支援したい」と回答した事業所について、今後支援したいボ ランティア活動の内容をみると、「イベント等の会場準備の手伝い」の割合が最も高く 43.0%だった。次いで、「清掃」が35.1%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「活動の指導、手伝い」の割合が最も高く55.0%だった。次いで、「話し相手、遊 び相手、学習支援」が40.0%だった。知的障害では、「清掃」の割合が最も高く45.3%だ った。次いで、「イベント等の会場準備の手伝い」が44.2%だった。精神障害・発達障害・ 高次脳機能障害では、「イベント等の会場準備の手伝い」の割合が最も高く50.0%だった。 次いで、「清掃」が37.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「活動の指導、手伝い」「移動や身の回りの介助などの手伝い」「手 話などコミュニケーションの手伝い」「話し相手、遊び相手、学習支援」の割合が高い傾向 にあった。 図表4-27 今後支援したいボランティア活動の内容〔複数回答〕(Q13-2) −最も利用者数が多い障害種別 受付・案内 活動の指導、手伝い イベント等の会場準備の手伝い 清掃 移動や身の回りの介助などの手伝い 手話などコミュニケーションの手伝い 話し相手、遊び相手、学習支援 その他 特にない 無回答 事業所総数(265件) 26.0 26.0 43.0 35.1 14.7 6.0 26.0 8.3 4.9 16.2 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(20件) 35.0 55.0 30.0 20.0 25.0 15.0 40.0 0.0 0.0 10.0 知的障害(86件) 24.4 22.1 44.2 45.3 16.3 2.3 23.3 11.6 2.3 16.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(118件) 28.0 26.3 50.0 37.3 16.1 6.8 29.7 7.6 6.8 11.9 p.205 (5) 利用者のボランティア活動の後押しに必要な支援  利用者のボランティア活動の後押しに必要な支援は、「ボランティア活動に関する情報 提供の充実」の割合が最も高く38.6%だった。次いで、「一緒に行う仲間」が32.1%だっ た。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「活動場所のバリアフリー化」の割合が最も高く45.2%だった。次いで、「一緒に 行う仲間」が32.3%だった。  知的障害では、「活動の場までの送迎」の割合が最も高く38.4%だった。次いで、「一 緒に行う仲間」「ボランティア活動に関する情報提供の充実」がそれぞれ33.1%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「ボランティア活動に関する情報提供の充 実」の割合が最も高く50.4%だった。次いで、「一緒に行う仲間」が32.6%、「障害に対 応した情報の提供や問合せ方法の充実」が31.7%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「活動場所のバリアフリー化」「交通機関やまちのバリアフリー化」、 知的障害は「活動の場までの送迎」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「ボランティ ア活動に関する情報提供の充実」の割合が高い傾向にあった。 図表4-28 利用者のボランティア活動の後押しに必要な支援〔3つまで〕(Q14) −最も利用者数が多い障害種別 活動場所のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 活動の場までの送迎 介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や問合せ方法の充実 施設等を利用する際に必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 一緒に行う仲間 ボランティア活動に関する情報提供の充実 その他 特にない 後押ししたいと思わない わからない 無回答 事業所総数(645件) 16.9 12.6 31.2 13.3 29.5 16.3 8.2 32.1 38.6 7.9 5.9 2.9 7.6 3.1 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 45.2 27.4 24.2 24.2 25.8 11.3 6.5 32.3 21.0 6.5 0.0 4.8 8.1 0.0 知的障害(263件) 17.5 13.3 38.4 17.5 31.2 13.7 9.1 33.1 33.1 6.8 6.1 2.7 8.4 3.8 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 5.8 5.4 22.8 4.9 31.7 21.4 5.8 32.6 50.4 9.4 7.6 3.1 5.8 1.8 p.206 (6) 利用者が行うボランティア活動の分野 @ これまでに利用者が参加したボランティア活動の分野  これまでに利用者が参加したボランティア活動の分野は、「お祭り、町会・自治会など の地域の活動」が24.0%、「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」が 12.6%だった。「特にない」も24.2%であった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも、「お祭り、町会・自治会などの地域 の活動」の割合が高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)では22.6%、知的 障害では22.1%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害では26.8%だった。  また、「特にない」の割合も高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)では 25.8%、知的障害では27.8%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害では22.8%だった。 図表4-29 これまでに利用者が参加したボランティア活動の分野〔複数回答〕(Q15) −最も利用者数が多い障害種別 障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に 関する活動 講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動 スポーツ大会などのスポーツ、運動に関する活動 お祭り、町会・自治会などの地域の活動 企業の商品やサービスの開発・販売促進への協力 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 12.6 9.8 7.0 24.0 1.9 3.1 24.2 9.5 29.5 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 16.1 12.9 3.2 22.6 4.8 0.0 25.8 4.8 37.1 知的障害(263件) 8.7 6.8 7.2 22.1 1.9 3.4 27.8 9.1 30.4 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 17.4 12.1 4.9 26.8 0.9 3.6 22.8 10.3 23.2 p.207 A 今後利用者に勧めたいボランティア活動の分野  今後利用者に勧めたいボランティア活動の分野は、「お祭り、町会・自治会などの地域 の活動」が33.8%、「スポーツ大会などのスポーツ、運動に関する活動」が21.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、いずれも、「お祭り、町会・自治会などの地域 の活動」の割合が高く、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害)では24.2%、知的 障害では35.7%、精神障害・発達障害・高次脳機能障害では35.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、精神障害・発達障害・高次 脳機能障害は「障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に関する活動」「講演会、教室・学 習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動」の割合が高い傾向 にあった。 図表4-30 今後利用者に勧めたいボランティア活動の分野〔複数回答〕(Q15) −最も利用者数が多い障害種別 障害者、高齢者等の支援などの福祉、医療に 関する活動 講演会、教室・学習会、展覧会等の企画・運営、手伝いなどの教育、文化に関する活動 スポーツ大会などのスポーツ、運動に関する活動 お祭り、町会・自治会などの地域の活動 企業の商品やサービスの開発・販売促進への協力 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 14.9 16.6 21.6 33.8 6.5 1.9 12.1 13.2 24.7 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 12.9 16.1 16.1 24.2 9.7 0.0 16.1 12.9 27.4 知的障害(263件) 11.0 13.3 21.3 35.7 4.6 1.9 12.2 14.1 24.7 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 20.5 22.8 22.8 35.3 8.5 1.3 13.4 12.9 20.1 p.208 (7) 利用者が行うボランティア活動の内容 @ これまでに利用者が参加したボランティア活動の内容  これまでに利用者が参加したボランティア活動の内容は、「イベント等の会場準備の手 伝い」が14.7%、「清掃」が14.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「活動の指導、手伝い」「話し相手、遊び相手、学習支援」がそれぞれ14.5%だった。  知的障害では、「清掃」が17.1%、「イベント等の会場準備の手伝い」が12.9%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「イベント等の会場準備の手伝い」が17.4%、 「活動の指導、手伝い」が15.2%だった。 図表4-31 これまでに利用者が参加したボランティア活動の内容〔複数回答〕(Q15) −最も利用者数が多い障害種別 受付・案内 活動の指導、手伝い イベント等の会場準備の手伝い 清掃 移動や身の回りの介助などの手伝い 手話などコミュニケーションの手伝い 話し相手、遊び相手、学習支援 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 8.8 11.3 14.7 14.3 2.5 1.2 8.5 5.1 21.9 7.9 31.6 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 11.3 14.5 9.7 6.5 4.8 3.2 14.5 0.0 25.8 4.8 38.7 知的障害(263件) 4.6 7.2 12.9 17.1 1.5 0.4 4.6 5.7 25.9 7.6 32.3 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 11.6 15.2 17.4 12.9 2.7 0.4 12.5 5.8 18.8 8.9 25.4     p.209 A 今後利用者に勧めたいボランティア活動の内容  今後利用者に勧めたいボランティア活動の内容は、「清掃」が23.6%、「イベント等の 会場準備の手伝い」が23.1%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「話し相手、遊び相手、学習支援」が19.4%、「受付・案内」が17.7%だった。  知的障害では、「清掃」が25.1%、「イベント等の会場準備の手伝い」が24.0%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「イベント等の会場準備の手伝い」が28.6%、 「清掃」が26.8%だった。 図表4-32 今後利用者に勧めたいボランティア活動の内容〔複数回答〕(Q15) −最も利用者数が多い障害種別 受付・案内 活動の指導、手伝い イベント等の会場準備の手伝い 清掃 移動や身の回りの介助などの手伝い 手話などコミュニケーションの手伝い 話し相手、遊び相手、学習支援 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 14.9 13.8 23.1 23.6 5.7 2.2 13.3 4.5 12.7 13.3 27.4 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 17.7 14.5 12.9 16.1 6.5 6.5 19.4 1.6 17.7 16.1 29.0 知的障害(263件) 12.2 13.7 24.0 25.1 2.7 0.8 10.3 4.6 12.2 15.2 27.8 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 19.2 16.1 28.6 26.8 9.4 2.7 15.6 4.5 12.9 12.1 21.9     p.210 (8) 利用者がボランティア活動をする上で必要な支援  利用者のボランティア活動に必要な支援は、「ボランティア活動に関する情報提供の充 実」の割合が最も高く、36.1%だった。次いで、「活動の場までの送迎」が34.6%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「活動場所のバリアフリー化」の割合が最も高く43.5%だった。次いで、「交通機 関やまちのバリアフリー化」が30.6%だった。  知的障害では、「活動の場までの送迎」の割合が最も高く41.1%だった。次いで、「一 緒に行う仲間」が38.8%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「ボランティア活動に関する情報提供の充 実」の割合が最も高く45.5%だった。次いで、「障害に対応した情報の提供や問合せ方法 の充実」が35.7%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「活動場所のバリアフリー化」「交通機関やまちのバリアフリー化」、 知的障害は「活動の場までの送迎」、精神障害・発達障害・高次脳機能障害は「ボランティ ア活動に関する情報提供の充実」の割合が高い傾向にあった。 図表4-33 利用者がボランティア活動をする上で必要な支援〔3つまで〕(Q16) −最も利用者数が多い障害種別 活動場所のバリアフリー化 交通機関やまちのバリアフリー化 活動の場までの送迎 介助者や手話通訳などの支援 障害に対応した情報の提供や問合せ方法の充実 施設等を利用する際に必要な手続きの支援 障害や障害者、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)などに対する理解促進 一緒に行う仲間 ボランティア活動に関する情報提供の充実 その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 16.3 11.8 34.6 13.5 30.7 18.1 9.3 34.4 36.1 5.0 6.2 8.5 5.9 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 43.5 30.6 25.8 25.8 16.1 6.5 11.3 29.0 27.4 4.8 3.2 8.1 8.1 知的障害(263件) 17.5 11.0 41.1 19.0 31.2 17.5 10.3 38.8 31.2 4.9 6.5 8.0 5.7 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 5.8 5.8 26.8 4.5 35.7 22.8 5.4 33.9 45.5 4.9 6.3 8.5 3.6 p.211 6 情報アクセシビリティについて  利用者の情報入手やコミュニケーションにあるとよい配慮は、「わかりやすい文言・表 現・絵文字(ピクトグラム)を使用してほしい」の割合が最も高く50.9%だった。次いで、 「必要な情報をわかりやすく説明してくれる人がほしい」が47.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別にみると、肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(身体障害) では、「それぞれの障害者が情報入手できるようさまざまな媒体(音声、点字、テキスト データなど)で提供してほしい」の割合が最も高く50.0%だった。次いで、「わかりやす い文言・表現・絵文字(ピクトグラム)」を使用してほしい」「必要な情報をわかりやすく 説明してくれる人がほしい」がそれぞれ48.4%だった。  知的障害では、「わかりやすい文言・表現・絵文字(ピクトグラム)を使用してほしい」 の割合が最も高く59.3%だった。次いで、「必要な情報をわかりやすく説明してくれる人 がほしい」が47.5%だった。  精神障害・発達障害・高次脳機能障害では、「必要な情報をわかりやすく説明してくれ る人がほしい」の割合が最も高く46.9%だった。次いで、「わかりやすい文言・表現・絵 文字(ピクトグラム)を使用してほしい」が43.3%だった。  最も利用者数が多い障害種別に比較すると、他と比較して、肢体不自由・視覚障害・聴 覚障害(身体障害)は「それぞれの障害者が情報入手できるようさまざまな媒体(音声、 点字、テキストデータなど)で提供してほしい」、知的障害は「わかりやすい文言・表現・ 絵文字(ピクトグラム)を使用してほしい」の割合が高い傾向にあった。 図表4-34 利用者の情報入手やコミュニケーションにあるとよい配慮〔3つまで〕(Q17) −最も利用者数が多い障害種別 それぞれの障害者が情報入手できるようさまざまな媒体(音声、点字、テキストデータなど)で提供してほしい 誰もが読みやすい文字などを使用してほしい パンフレットやホームページなどを色の使い方に配慮して 作成してほしい 問い合わせ先は電話番号だけでなく、 ファックスやメールアドレスを載せてほしい SNS(ツイッター、フェイスブックなど)で発信してほしい 手話、筆談で対応できる人を増やしてほしい わかりやすい文言・表現・絵文字(ピクトグラム)を 使用してほしい 動画などでわかる資料を作成してほしい 必要な情報をわかりやすく説明してくれる人がほしい その他 特にない わからない 無回答 事業所総数(645件) 26.0 33.3 10.1 12.9 6.4 4.7 50.9 32.7 47.3 2.0 4.8 2.8 4.0 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害(62件) 50.0 29.0 6.5 19.4 6.5 11.3 48.4 35.5 48.4 0.0 0.0 1.6 0.0 知的障害(263件) 20.9 38.0 12.2 8.7 5.3 2.7 59.3 42.2 47.5 2.3 3.8 2.7 4.2 精神障害・発達障害・高次脳機能障害(224件) 22.8 31.3 9.4 16.5 6.3 3.6 43.3 24.6 46.9 2.2 8.5 2.7 2.7