平成26年11月27日
福 祉 保 健 局
「障害及び障害のある方への理解」についてアンケートを実施
〜 インターネット福祉保健モニター アンケート結果 〜


 現在、都内には身体障害者手帳の交付を受けている人が約48万人、愛の手帳の交付を受けている人が約7万8千人、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人が約8万人います。
 また、手帳を所持していなくても、障害や社会的障壁により継続的に日常生活・社会生活に相当な制限を受けている方もいます。
 東京都では、障害者が地域で安心して暮らし、当たり前に働ける社会を実現するため、障害者施策の総合的な展開に取り組んでいます。障害及び障害のある方への理解についても、障害者週間を中心にイベントやポスター作成等を行い、普及啓発に努めてきたところですが、今後障害者施策にふれる機会の少ない層に対しても幅広く理解をしていただけるよう、さらに理解促進施策を展開していく予定です。
 事業実施の参考とするため、インターネット福祉保健モニターに登録している方を対象に、「障害及び障害のある方への理解」についてアンケート調査を実施したので、お知らせいたします。

【アンケート結果のポイント】
親族以外の障害のある方と付き合う中で、戸惑ったり悩んだりした経験があると答えた人が約6割(Q4)。その中で戸惑ったり悩んだりしたのは、「コミュニケーションがうまくとれなかった」「困っているようなのにどのように手助けすればいいのかわからなかった」ときと答えた人がそれぞれ5割以上(Q5
交通機関や店舗等で、障害のある方に何らかの支援をしたことがある人は約5割(Q6)。支援の内容は、「移動を手伝った」が最も多く約6割、「道案内をした」が約5割(Q8
東京都が作成したヘルプマーク(※)についての認知度は、「所持している」「意味も含めて知っている」「見たことはある」が合わせて約5割(Q16
障害のある人もない人も共に暮らす地域社会を実現していくために重要だと思うことは、「障害者が安心して働き続けられる仕組み」が約7割、「障害及び障害者への理解促進」が約5割(Q18


アンケート概要
アンケート結果


【問い合わせ先】
 福祉保健局総務部総務課 
 電話 03-5320-4032



◆ 今回のアンケート概要

テーマ: 「障害及び障害のある方への理解」について
期 間: 平成26年10月22日(水曜日)正午から、平成26年11月4日(火曜日)正午まで
方 法: インターネット(モニターがアンケート専用サイトから回答を入力する)
モニター数: 301名
有効回答数: 227名
回答率: 75.4%


◆ 過去の実施アンケート

平成15年度
第1回 介護保険制度(平成15年11月)・・・回答率95.3%
第2回 第三者サービス評価制度(平成15年12月)・・・回答率91.1%
第3回 児童虐待(平成16年3月)・・・回答率93.0%

平成16年度
第1回 グループホーム・痴呆の呼称(平成16年6月)・・・回答率90.6%
第2回 養育家庭制度(平成16年10月)・・・回答率86.1%

平成17年度
第1回 超高齢社会のイメージ、高齢期の情報収集、成年後見制度(平成17年12月)・・・回答率81.0%
第2回 外出時のトイレ(平成18年3月)・・・回答率73.9%

平成18年度
第1回 福祉保健局ホームページの利用について(平成18年7月)・・・回答率78.1%
第2回 健康づくりについて(平成18年11月)・・・回答率71.0%
第3回 高齢者虐待について(平成19年2月)・・・回答率73.1%

平成19年度
第1回 福祉のまちづくりについて(平成19年8月)・・・回答率70.9%
第2回 家庭福祉員(保育ママ)について(平成20年2月)・・・回答率64.7%
第3回 ホームページについて(平成20年3月)・・・回答率59.2%

平成20年度
第1回 「食の安全」について(平成20年7月)・・・回答率63.7%
第2回 「民生委員・児童委員」について(平成20年9月)・・・回答率63.5%
第3回 「地域包括支援センター」について(平成20年11月)・・・回答率62.7%

平成21年度
第1回 「新型インフルエンザについて」(平成21年9月)・・・回答率60.0%
第2回 「救急医療について」(平成21年11月)・・・回答率59.2%
第3回 「糖尿病に関する意識について」(平成22年2月)・・・回答率59.5%

平成22年度
第1回 「食肉の生食について」(平成22年7月)…回答率69.3%
第2回 「エイズについて」(平成22年11月)…回答率67.9%
第3回 「成年後見制度について」(平成23年1月)…回答率68.3%

平成23年度
第1回 「東京都におけるペットの飼育について」(平成23年10月)…回答率75.4%
第2回 「自殺に関する意識調査について」(平成23年12月)…回答率76.2%
第3回 「地域を支える元気な高齢者について」(平成24年2月)…回答率73.3%

平成24年度
第1回 「脱法ドラッグについて」(平成24年7月)…回答率77.5%
第2回 「医療機関選択のために必要な医療情報について」(平成24年10月)…回答率80.3%
第3回 「児童虐待について」(平成25年3月)…回答率71.0%

平成25年度
第1回 「訪問看護について」(平成25年10月)…回答率72.4%
第2回 「福祉保健局の広報媒体について」(平成26年2月)…回答率66.1%
第3回 「ひとり親家庭に対する意識について」(平成26年3月)…回答率64.8%


【アンケート設問】

テーマ:「障害及び障害のある方への理解」について

Q1. あなたの身近(親族、近隣、学校、職場など)に障害のある方がいますか。(現在でなく過去にいた場合も含める。)

Q2. Q1で「いる」と答えた方にお聞きします。どのような障害がありましたか。(複数回答可)

Q3. Q1で「いる」と答えた方にお聞きします。どういうお付き合いの方ですか。

Q4. Q3で「親族」以外と答えた方にお聞きします。障害のある方と付き合う中で、戸惑ったり悩んだりした経験がありますか。

Q5. Q4で「ある」と答えた方にお聞きします。どのようなときに戸惑ったり悩んだりしましたか。

Q6. Q1で「いない」と答えた方にお聞きします。交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことはありますか。

Q7. Q6で「何らかの支援をしたことがある」または「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方にお聞きします。どのような障害のある方かわかりますか。(複数回答可)

Q8. Q6で「何らかの支援をしたことがある」と答えた方にお聞きします。具体的にどのような支援をしましたか。

Q9. Q6で「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方にお聞きします。特に何かをしなかったのはどうしてですか。

Q10. 身体障害(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害)について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q11. 身体障害(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害)のある方の支援について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q12. 知的障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q13. 精神障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q14. 高次脳機能障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q15. 発達障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q16. 東京都では「ヘルプマーク」を作成して、利用を希望する方に配布しています。「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせて援助が得やすくするためのものです。あなたは、この「ヘルプマーク」について知っていましたか。

Q17. 障害に関するシンボルマークには、国際的に定められたものや法令に基づいているもののほか、障害者団体が独自に提唱しているものもあります。次の1から8の中で、知っているマークの番号をすべて選んでください。(複数選択可)

Q18. 現在、都内には障害者手帳の交付を受けている人が約63万7千人います。また、手帳を所持していなくても、障害や社会的障壁により継続的に日常生活・社会生活に相当な制限を受けている方もいます。あなたは、障害のある人もない人も共に暮らす地域社会を実現していくために、何が重要だと思いますか。次の中から当てはまるものを3つまで選んでください。

Q19. 障害者理解について東京都が普及啓発を実施する場合に、効果が高いと思う方法を次のうちから3つまで選んでください。

Q20. 障害及び障害のある方への理解促進について、あなたの御意見をお聞かせください。【自由意見】

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【アンケート回答者属性】

カテゴリー名回答者
全 体227100.0

男性11751.5
女性11048.5


20代31.3
30代2611.5
40代4118.1
50代4419.4
60代5624.7
70歳以上5725.1


会社員4218.5
団体職員(NPO含む)135.7
自営業198.4
福祉サービス提供事業経営者41.8
福祉サービス提供事業従事者3615.9
教職員31.3
学生20.9
主婦4017.6
無職3716.3
その他3113.7

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※ヘルプマーク
 義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。
 ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレールへと拡大して実施しています。
 また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
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【主な回答事例】

Q1. あなたの身近(親族、近隣、学校、職場など)に障害のある方がいますか。(現在でなく過去にいた場合も含める。)

Q1
D

身近(親族、近隣、学校、職場など)に障害のある方がいるかどうかを聞いたところ、「いる」が67.0%、「いない」が24.2%で、約7割の方が「身近に障害のある方がいる」ことがわかった。また、「自身に障害がある」という方も8.8%といた。

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Q2. Q1で「いる」と答えた方にお聞きします。どのような障害がありましたか。(複数回答可)

Q2
D

身近に障害のある方がいる方に、その方にどのような障害があったかを聞いたところ、「肢体不自由」が59.9%、「知的障害」が48.0%、「精神障害」が38.8%であった。

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Q3. Q1で「いる」と答えた方にお聞きします。どういうお付き合いの方ですか。

Q3
D

身近に障害のある方がいる方に、どういうお付き合いの方かを聞いたところ、「親族」が50.0%、「近所に住んでいる(住んでいた)方」が38.2%であった。

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Q4. Q3で「親族」以外と答えた方にお聞きします。障害のある方と付き合う中で、戸惑ったり悩んだりした経験がありますか。

Q4
D

親族以外で身近に障害のある方がいる人に、障害のある方と付き合う中で、戸惑ったり悩んだりした経験があるかを聞いたところ、「ある」が60.8%、「ない」が21.6%であった。

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Q5. Q4で「ある」と答えた方にお聞きします。どのようなときに戸惑ったり悩んだりしましたか。

Q5
D

親族以外で障害のある方と付き合う中で、戸惑ったり悩んだりした経験がある方に、どのようなときに戸惑ったり悩んだりしたかを聞いたところ、「コミュニケーションがうまくとれなかった」が66.1%、「どのように手助けしていいかわからなかった」が51.6%であった。

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Q6. Q1で「いない」と答えた方にお聞きします。交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことはありますか。

Q6
D

身近に障害のある方が「いない」と答えた方に、交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことがあるかを聞いたところ、「何らかの支援をしたことがある」が54.5%、「見かけたことはあるが、特に何かしたことはない」が40.0%であった。

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Q7. Q6で「何らかの支援をしたことがある」または「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方にお聞きします。どのような障害のある方かわかりますか。(複数回答可)

Q7
D

交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことがある方で、「何らかの支援をしたことがある」または「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方に、どのような障害のある方であったか聞いたところ、「視覚障害」が71.2%、「肢体不自由」が53.8%、「知的障害」が38.5%であった。

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Q8. Q6で「何らかの支援をしたことがある」と答えた方にお聞きします。具体的にどのような支援をしましたか。

Q8
D

交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことがある方で、「何らかの支援をしたことがある」と答えた方に、具体的にどのような支援をしたかを聞いたところ、「移動を手伝った」が60.0%、「道案内をした」が46.7%であった。

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Q9. Q6で「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方にお聞きします。特に何かをしなかったのはどうしてですか。

Q9
D

交通機関、店舗、行楽地等で障害者と接したことがある方で、「見かけたことはあるが特に何かをしたことはない」と答えた方に、その理由を聞いたところ、「特に支援を必要としているようには見えなかった」が68.2%と最も多く、次いで「他の人が支援をしていた」「どう声をかけていいのかわからなかった」が36.4%であった。

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Q10. 身体障害(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害)について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q10
D

身体障害について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、肢体不自由について知っていた人は90.7%いる一方、内部障害について知っていた人は70.5%であった。

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Q11. 身体障害(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害)のある方の支援について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q11
D

身体障害のある方への支援について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、どの項目においても知っていた方が60%を超えていたが、支援方法についての認知度は、障害自体の認知度(Q10)に比べ、低かった。

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Q12. 知的障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q12
D

知的障害について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、「特徴の現れ方には個人差が大きく、支援のしかたは一人ひとり異なる」ことを知っていた人が86.3%で高い一方、「複雑な事柄の理解や判断、こみいった文章や会話の理解が不得手、おつりのやりとりのような計算が苦手という特徴がある」ことを知らない人が22.9%であった。

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Q13. 精神障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q13
D

精神障害について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、「早期に適切な治療や支援を受ければ多くは改善する」ことを知らなった人が34.4%であった。

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Q14. 高次脳機能障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q14
D

高次脳機能障害について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、障害自体に関する認知度に比べ、支援方法に関する認知度が58.1%と低かった。

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Q15. 発達障害について、このアンケート以前から知っていた事をすべて選んでください。(複数選択可)

Q15
D

発達障害について本アンケート以前から知っていた事項を聞いたところ、障害自体に関する認知度に比べ、支援方法に関する認知度が55.9%と低かった。

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Q16. 東京都では「ヘルプマーク」を作成して、利用を希望する方に配布しています。「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせて援助が得やすくするためのものです。あなたは、この「ヘルプマーク」について知っていましたか。

Q16
D

ヘルプマークについての認知度を聞いたところ、「自分や身近な方が所持している」「意味も含めて知っている」「見たことはあるが、その意味など詳しいことは知らない」と答えた方が、合わせて52.4%であった。

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Q17. 障害に関するシンボルマークには、国際的に定められたものや法令に基づいているもののほか、障害者団体が独自に提唱しているものもあります。次の1から8の中で、知っているマークの番号をすべて選んでください。(複数選択可)

Q17
D

各シンボルマークについての認知度を聞いたところ、「障害者のための国際シンボルマーク」の認知度が96.9%と一番高く、「盲人のための国際シンボルマーク」が69.2%と二番目に高かった。

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Q18. あなたは、障害のある人もない人も共に暮らす地域社会を実現していくために、何が重要だと思いますか。次の中から当てはまるものを3つまで選んでください。

Q18
D

障害のある人もない人も共に暮らす地域社会を実現していくために、何が重要だと思うかを聞いたところ、「障害者が安心して働き続けられる仕組み」が67.4%で一番高く、次いで「障害及び障害者への理解促進」が50.2%であった。

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Q19. 障害者理解について東京都が普及啓発を実施する場合に、効果が高いと思う方法を次のうちから3つまで選んでください。

Q19
D

障害者理解について東京都が普及啓発を実施する場合に、効果が高いと思う方法を聞いたところ、「テレビでのCMの放映」が67.8%で一番高く、次いで「駅舎電車内等におけるポスター・中吊り広告の実施」が41.9%であった。

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Q20. 障害及び障害のある方への理解促進について、あなたの御意見をお聞かせください。【自由意見】

障害及び障害のある方への理解促進についての意見を聞いたところ、190人から自由意見が寄せられた。主な意見は以下のとおりである。

1認知、普及啓発に関すること
障害や障害のある方への理解促進は恒常的に必要なテーマだと感じる。ただし、その手段や表現方法には工夫と配慮が重要だとも感じている。単なる語彙の理解としての広報に留まらないようにするべきである。本来、人と人が接する中で生まれる道徳や理念は障害に特化して別途考えるべきものではなく、全ての人とのつながりに共通するものだと思う。障害というカテゴリーでの広報活動のほか、大人や子ども問わず、人としてのさまざまな道徳教育の場の提供もまた、現代社会の核家族化した環境下では重要ではないかと思う。(女性、40代、その他)

障害のある方と実際に交流してみることが大切である。交流する中で、それぞれの障害の特徴や接し方がわかってくると思う。私は、文科省委託の障害者と健常者が一緒になってスポーツや遊びを通じて交流する事業に参加しているが、このような機会を通じて理解が深まると思う。そのためには、交流できる機会を地方公共団体などが主催したり、その行事の広報活動を行って参加者を募ることも必要だと思う。本を読んだり、テレビなどを見て理解することも必要ですが、まず、一緒になって行動してみることが重要である。障害のある人もみんな良いところがあることに気が付くと思う。(男性、60代、会社員)

ただ「分からない」から障害者に対する理解が進まないのであって、「知る機会」が1度でもあれば障害者に対する理解は格段に促進されると考えられる。電車の中吊り広告やTVCM、学校や地域での啓蒙学習は一定の効果をあげているのではないか。今後も、地道な理解促進の為の活動を続けることが第一で、障害者と触れ合いながら共に活動する場の提供が広がれば、なお理解は促進されていくと考える。(女性、30代、学生)

多くの人は助けになりたいと潜在的に思っているはずなので、工夫のある効果的な啓発をすべきである。既存の広報誌だけでは不十分である。ネット広告など安価で効果的な手段はある。HPだけではなく、その誘導にこそ工夫が必要と思う。(男性、60代、無職)

街中などで、障がいのある方に援助する際に、なかば押し売り的な援助をされる方をまだお見受けする。おおよそのことは理解されているようだが、意志を確認せず、「こうすれば親切かな」と、先に動いてしまっている。例えば、電車のドア付近で手すりにつかまっている白杖を持った方の場合、視覚障がい者とはわかるようで、その方の手をもって、「こちらにお座りください。」と座らせる。場合によっては、迷惑な行為になってしまうこともある。しかし、その方の親切心も大切であるから、具体的なシーンで様々なケースのお手本を広報すると更に理解が深まると思う。(男性、50代、福祉サービス提供事業従事者)

2環境面に関すること
障害者の多くは、送迎バスで自宅と施設を往復しており、休日も外出しないのだと思う。従って街中で障害者を見かけることが少ない。障害者の理解を深めるには、障害者が外出しやすいように道路のバリアフリー化や障碍者のマークを見やすいところに設置するなど環境の整備が必要かもしれない。(男性、70歳以上、無職)

職場に障害のある方を受け入れることができるようなハードやソフト面が整っていない。単に障害者雇用ができていないからといって、罰則をもうけるのではなく、障害者が働き続ける方法として、ハード面を調整したら資金援助があるとか、障害者へのOJTには、ジョップコーチだけでは手薄いので、職場の人材をあてるなら、その分の人件費を補助して頂くことが必要だと思う。自分たちの仕事をやりこなすだけでも精一杯なので、障害者を受け入れられる余裕(資金援助、職種割り当てや補充)をして頂くことも、理解促進につながると思う。(女性、50代、福祉サービス提供事業従事者)

3教育に関すること
障害者と触れ合う機会を多く設けることが有効と考える。ただ、社会人となってからでは余裕をもって時間を取ることができず、一定の考えや見方に固まってしまう可能性もあり、早い段階、例えば小学校、中学校から大学までそれぞれの成長段階に合わせて、関与する場を設けたり、支援する場を経験するなどの取組みを進めていくことが良い。そして、障害があることは不便をもたらすが、決して人格的な欠陥があるのではないということを実感させることが有効である。(男性、50代、自営業)

子供のころから教育機関や家庭で、人権保護についての情報が自然と得られ、話し合える環境づくりが必要と思う。福祉についての意識を周知させるための、啓発活動が国や地方自治体に一層求められる。(男性、60代、会社員)

このアンケートを見て、自分の無知を知らされた。おそらく大方の人は自分と同じように、これらの状況を知らないと思う。長期的には小学校や中学校でのPR、短期ではシルバーサポータの養成を通じて理解を広めるのが良いと思う。(男性、60代、自営業)

4障害者マーク等に関すること
シンボルマーク8つの内5つも知らなかったことにショックを受けた。理解のためにはPRは大切である。障がいのある方が無理なく自分に障がいがあることを自ら言える社会にしたいものですが、ハードルは高いと思う。特に高齢者が彼らをじろじろ見る様子には心底腹立たしい気持ちである。(男性、70歳以上、団体職員)

障碍者マークでもよく見るものとそうでないものがあるし、どのような特徴があり、周りはどのように支援したらよいのか、ということも情報として共有できるような体制を望む。(女性、30代、会社員)

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