平成27年3月4日
福 祉 保 健 局
「地域を支える元気な高齢者」についてアンケートを実施
〜 インターネット福祉保健モニター アンケート結果 〜


 東京都では、「団塊の世代」がすべて75歳を迎える平成37年(2025年)には、都民のおよそ4人に1人が65歳以上となることが見込まれています。急速な高齢化に伴い、ひとり暮らし高齢者や認知症の症状のある高齢者が増えることが予測されており、こうした方々は、地域から孤立しやすい状況にあります。また、地域におけるつながりの減少や家族関係の希薄化が進み、地域の支え合い機能は低下しつつあります。
 一方、高齢者の多くは支援を必要としない元気な方々です。そこで、社会参加に意欲的な高齢者の方々が、「地域社会を支える担い手」として、自主的かつ継続的に活動できる環境整備を促進する上での参考にするため、インターネット福祉保健モニターに登録している方を対象に、「地域を支える元気な高齢者」についてアンケート調査を実施したので、お知らせいたします。

【アンケート結果のポイント】
これから高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)を迎える人たちに期待する地域活動や社会貢献活動は、「子育て支援や子供の健全育成支援」「高齢者や障害をもつ方への支援」「地域のまちづくり」と答えた人がそれぞれ4割以上(Q1
高齢期に地域活動や社会貢献活動に「参加したい」と答えた人が約9割(Q5
自分の高齢期に、老人クラブに「参加したい」と答えた人が約6割(Q12
自分の高齢期に、「起業・就労したい」と答えた人が約8割(Q15)、また「すでに起業・就労している」人が仕事をしている理由は「生きがい、社会参加のため」が約8割(Q16
高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくために、東京都や区市町村が行う取組として特に効果的だと思うことは、「地域活動や社会貢献活動を行う場所の提供、整備」が7割以上(Q18


アンケート概要
アンケート結果


【問い合わせ先】
 福祉保健局総務部総務課 
 電話 03-5320-4032



◆ 今回のアンケート概要

テーマ: 「地域を支える元気な高齢者」について
期 間: 平成27年1月28日(水曜日)正午から、平成27年2月10日(火曜日)正午まで
方 法: インターネット(モニターがアンケート専用サイトから回答を入力する)
モニター数: 312名
有効回答数: 217名
回答率: 69.6%


◆ 過去の実施アンケート

平成15年度
第1回 介護保険制度(平成15年11月)・・・回答率95.3%
第2回 第三者サービス評価制度(平成15年12月)・・・回答率91.1%
第3回 児童虐待(平成16年3月)・・・回答率93.0%

平成16年度
第1回 グループホーム・痴呆の呼称(平成16年6月)・・・回答率90.6%
第2回 養育家庭制度(平成16年10月)・・・回答率86.1%

平成17年度
第1回 超高齢社会のイメージ、高齢期の情報収集、成年後見制度(平成17年12月)・・・回答率81.0%
第2回 外出時のトイレ(平成18年3月)・・・回答率73.9%

平成18年度
第1回 福祉保健局ホームページの利用について(平成18年7月)・・・回答率78.1%
第2回 健康づくりについて(平成18年11月)・・・回答率71.0%
第3回 高齢者虐待について(平成19年2月)・・・回答率73.1%

平成19年度
第1回 福祉のまちづくりについて(平成19年8月)・・・回答率70.9%
第2回 家庭福祉員(保育ママ)について(平成20年2月)・・・回答率64.7%
第3回 ホームページについて(平成20年3月)・・・回答率59.2%

平成20年度
第1回 「食の安全」について(平成20年7月)・・・回答率63.7%
第2回 「民生委員・児童委員」について(平成20年9月)・・・回答率63.5%
第3回 「地域包括支援センター」について(平成20年11月)・・・回答率62.7%

平成21年度
第1回 「新型インフルエンザについて」(平成21年9月)・・・回答率60.0%
第2回 「救急医療について」(平成21年11月)・・・回答率59.2%
第3回 「糖尿病に関する意識について」(平成22年2月)・・・回答率59.5%

平成22年度
第1回 「食肉の生食について」(平成22年7月)…回答率69.3%
第2回 「エイズについて」(平成22年11月)…回答率67.9%
第3回 「成年後見制度について」(平成23年1月)…回答率68.3%

平成23年度
第1回 「東京都におけるペットの飼育について」(平成23年10月)…回答率75.4%
第2回 「自殺に関する意識調査について」(平成23年12月)…回答率76.2%
第3回 「地域を支える元気な高齢者について」(平成24年2月)…回答率73.3%

平成24年度
第1回 「脱法ドラッグについて」(平成24年7月)…回答率77.5%
第2回 「医療機関選択のために必要な医療情報について」(平成24年10月)…回答率80.3%
第3回 「児童虐待について」(平成25年3月)…回答率71.0%

平成25年度
第1回 「訪問看護について」(平成25年10月)…回答率72.4%
第2回 「福祉保健局の広報媒体について」(平成26年2月)…回答率66.1%
第3回 「ひとり親家庭に対する意識について」(平成26年3月)…回答率64.8%

平成26年度
第1回 「障害及び障害のある方への理解について」(平成26年11月)…回答率75.4%


【アンケート設問】

テーマ:「地域を支える元気な高齢者」について

Q1. これから高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)を迎える人たちに、どのような地域活動や社会貢献活動を期待していますか。特に期待する活動を、次の中から3つまで選んでください。

Q2. あなたは超高齢社会において、地域とのつながりはどの程度重要だと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q3. Q2で「非常に重要である」「どちらかというと重要である」と回答された方に伺います。「地域とのつながり」を強化するためには、どのようなことが必要だと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q4. あなたの身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を御存知ですか。

Q5. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に地域活動や社会貢献活動に参加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q6. Q5で「既に参加している」と回答した方に伺います。あなたが地域活動・社会貢献活動に参加したきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q7. Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に伺います。地域活動や社会貢献活動に参加する場合、どのような活動に興味がありますか。特に興味のある活動を次の中から3つまで選んでください。

Q8. Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなたが参加したいと考える理由は何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q9. Q5で「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条件が揃えば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q10. 地域活動や社会貢献活動を行っている団体のひとつに、概ね60歳以上の方を対象とした「老人クラブ」があり、都内では約3,700クラブが、健康づくりのためのイベントや友愛活動などのボランティア活動を幅広く行っています。老人クラブやその活動について知っていますか。

Q11. Q10で「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何をしているのか良く知らない」と回答した方に伺います。あなたは老人クラブにどのようなイメージをお持ちですか。次の中から3つまで選んでください。

Q12. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に老人クラブに参加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q13. Q12で「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなたが老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q14. Q12で「既に参加している」以外を回答した方に伺います。あなたは、ご自分の高齢期にどのような条件が揃えば、老人クラブに参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q15. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に起業や就労をしたいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q16. Q15で「既に起業・就労している」と回答された方に伺います。現在仕事をしている理由はなんですか。次の中から3つまで選んでください。

Q17. Q15で「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条件が揃えば、起業・就労しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q18. あなたは、高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、東京都や区市町村はどのような取組をすればいいと思いますか。特に効果的だと思うことを、次の中から3つまで選んでください。

Q19. これからの超高齢社会において、高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたの考えを簡潔にお書きください。【自由意見】


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【アンケート回答者属性】

カテゴリー名回答者
全 体217100.0

男性11753.9
女性10046.1


20代20.9
30代177.8
40代3918.0
50代4922.6
60代5424.9
70歳以上5625.8


会社員4420.3
団体職員(NPO含む)104.6
自営業198.8
福祉サービス提供事業経営者62.8
福祉サービス提供事業従事者3315.2
教職員31.4
学生20.9
主婦3717.0
無職3214.7
その他3114.3

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【主な回答事例】

Q1. これから高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)を迎える人たちに、どのような地域活動や社会貢献活動を期待していますか。特に期待する活動を、次の中から3つまで選んでください。

Q1
D

これから高齢期を迎える人たちに、どのような地域活動や社会貢献活動を期待しているか聞いたところ、「子育て支援や子供の健全育成支援」が49.3%、「高齢者や障害をもつ方への支援」が48.8%、「地域のまちづくり」が42.4%で、それぞれ4割以上であった。

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Q2. あなたは超高齢社会(※)において、地域とのつながりはどの程度重要だと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q2
D

超高齢社会において、地域とのつながりはどの程度重要だと思うか聞いたところ、「重要」(「非常に重要である」と「どちらかというと重要である」の合計)と答えた人が97.3%で9割以上であった。
※参考
超高齢社会とは「4人に1人が高齢者(65歳以上)」という社会。東京都では平成37年に達する見込み。平成37年の高齢者人口の推計は332万人。

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Q3. Q2で「非常に重要である」「どちらかというと重要である」と回答された方に伺います。「地域とのつながり」を強化するためには、どのようなことが必要だと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q3
D

超高齢社会において、地域とのつながりが「非常に重要である」「どちらかというと重要である」と回答された方に、「地域とのつながり」を強化するためには、どのようなことが必要だと思うか複数回答で聞いたところ、「隣近所との挨拶や声かけをすること」が67.8%、次いで「困った時に助け合える人がいること」が63.5%であった。

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Q4. あなたの身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を御存知ですか。

Q4
D

身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を知っているか聞いたところ、「団体とその活動内容を知っている」が54.8%で約5割であった。

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Q5. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に地域活動や社会貢献活動に参加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q5
D

自身の高齢期に地域活動や社会貢献活動に参加したいと思うかを聞いたところ、「参加したい」(「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」の合計)と答えた人が93.1%で約9割であった。

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Q6. Q5で「既に参加している」と回答した方に伺います。あなたが地域活動・社会貢献活動に参加したきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q6
D

地域活動や社会貢献活動に「既に参加している」と回答された方に、参加したきっかけを複数回答で聞いたところ、「もともと興味や問題意識を持っていた」が最も多く78.8%であった。

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Q7. Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に伺います。地域活動や社会貢献活動に参加する場合、どのような活動に興味がありますか。特に興味のある活動を次の中から3つまで選んでください。

Q7
D

自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に、どのような活動に興味があるか複数回答で聞いたところ、「地域のまちづくり」が46.7%、「高齢者や障害をもつ方への支援」が43.4%、「子育て支援や子供の健全育成支援」が37.7%であった。

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Q8. Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなたが参加したいと考える理由は何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q8
D

自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に、参加したいと考える理由について複数回答で聞いたところ、「興味や問題意識を持っていることがあるため」が最も多く82.0%であった。

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Q9. Q5で「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条件が揃えば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q9
D

自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回答された方に、どのような条件が揃えば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思うか複数回答で聞いたところ、「体の調子が良いこと」が最も多く54.2%、次いで「興味のある活動や団体があること」が41.7%であった。

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Q10. 地域活動や社会貢献活動を行っている団体のひとつに、概ね60歳以上の方を対象とした「老人クラブ」があり、都内では約3,700クラブが、健康づくりのためのイベントや友愛活動などのボランティア活動を幅広く行っています。老人クラブやその活動について知っていますか。

Q10
D

老人クラブやその活動について知っているかを聞いたところ、「老人クラブやその活動について知っている」が40.1%であった。

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Q11. Q10で「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何をしているのか良く知らない」と回答した方に伺います。あなたは老人クラブにどのようなイメージをお持ちですか。次の中から3つまで選んでください。

Q11
D

「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何をしているのか良く知らない」と回答された方に、老人クラブにどのようなイメージを持っているか複数回答で聞いたところ、「高齢者の健康づくりに役立っている」が最も多く53.4%、次いで「仲間を増やすことができる」が49.7%であった。

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Q12. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に老人クラブに参加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q12
D

自身の高齢期に、老人クラブに参加したいと思うか聞いたところ、「参加したい」(「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」の合計)と答えた人が60.4%で約6割であった。

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Q13. Q12で「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなたが老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでください。

Q13
D

自身の高齢期に、老人クラブに「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に、老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何か複数回答で聞いたところ、「区市町村の広報誌やホームページを見て」が最も多く35.9%、次いで「会報やお知らせのチラシを見て」が34.4%であった。

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Q14. Q12で「既に参加している」以外を回答した方に伺います。あなたは、ご自分の高齢期にどのような条件が揃えば、老人クラブに参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q14
D

自身の高齢期に、老人クラブに「既に参加している」以外と回答した方に、自分の高齢期にどのような条件が揃えば、老人クラブに参加しようと思うか複数回答で聞いたところ、「興味のある活動や団体があること」が最も多く50.7%、次いで「体の調子が良いこと」が39.5%、「気軽に参加できること」が37.6%であった。

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Q15. あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に起業や就労をしたいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。

Q15
D

自身の高齢期に、起業や就労をしたいと思うか聞いたところ、「企業・就労したい」(「既に起業・就労している」「ぜひ起業・就労したい」「起業・就労してもよい」「起業・就労したいが難しい」の合計)と答えた人が78.4%で約8割であった。

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Q16. Q15で「既に起業・就労している」と回答された方に伺います。現在仕事をしている理由はなんですか。次の中から3つまで選んでください。

Q16
D

「既に起業・就労している」と回答された方に、現在仕事をしている理由を複数回答で聞いたところ、「生きがい、社会参加のため」が最も多く76.2%であった。

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Q17. Q15で「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条件が揃えば、起業・就労しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。

Q17
D

自身の高齢期に、「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に、どのような条件が揃えば、起業・就労しようと思うか複数回答で聞いたところ、「体の調子が良いこと」が最も多く52.5%、次いで「興味のある仕事があること」が49.2%、「仕事をする場所が自宅からあまり離れていないこと」が44.1%であった。

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Q18. あなたは、高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、東京都や区市町村はどのような取組をすればいいと思いますか。特に効果的だと思うことを、次の中から3つまで選んでください。

Q18
D

高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、東京都や区市町村はどのような取組をすればいいと思うか、特に効果的だと思うことを複数回答で聞いたところ、「地域活動や社会貢献活動を行う場所の提供、整備」が76.5%であった。

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Q19. これからの超高齢社会において、高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要だと思いますか。あなたの考えを簡潔にお書きください。【自由意見】

高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要かについて意見を聞いたところ、190人から自由意見が寄せられた。主な意見は以下のとおりである。

1居場所に関すること
高齢者が気軽に参加できるスポーツ、イベント等の情報提供・場所の提供があり、好きな時間に参加でき、常にそこには管理運営する人、及び指導者がいること。また自宅より歩いて30分以内程度の距離にあること。ただし参加者が少ないと長続きしないと思いますので、それなりの人数が参加するイベントにすること。またそのようなイベントでなくても、高齢者が1人で行っても安心してのんびりできる公園及び施設が自宅の近くに数か所あること。ベンチ、椅子がそれなりにあり自宅から歩いて、数か所をはしごできれば理想だと思います。(男性、60代、無職)

自立した後期高齢者を目指し、体力低下の防止または維持するための機能訓練ができる場所の設置、認知症予防のためのプログラムの提供、閉じこもり予防のための自宅より歩いていける場所での昼食会や茶話会の提供等が必要と思われます。さらにごみだしの代行等生活援助のボランテイア育成もぜひ検討してください。(女性、50代、福祉サービス提供事業従事者)

地域活動での高齢者の結びつきの機会を行政が提供することが大事と思います。ただし、このことのため、費用や助成を行うことはあまり意味がないと思います。むしろ、政策の無駄な膨張を招くことにより政策が逆効果となる可能性があります。今後の高齢化社会に共存という繋がりを確実にするためには、ネットワークの情報と場の提供に知恵を絞ることが必要と思います。情報と場の選択肢が豊富にあれば高齢者の活用や共存、助け合いの潜在性は大きく開けるように思われます。(男性、60代、無職)

2意識に関すること
高齢者が生き生きと暮らせる社会とは、行政や地域の自治体がお膳立てして創るものと考えてはいけないと思っている。高齢者自身がどのような人生目標を持ち、そのために自分は何を準備すればよいのか、など主体性を持って社会参加する意思が大切であり、行政や自治体はそのための啓発活動や、高齢者自ら健康な体を維持していく機会や環境作りなどで元気づくりを支援するのが良いのかなと思っている。(男性、70歳以上、自営業)

いろいろな年代が混合で、地域の高齢者をささえる、子育て世代をささえるなどの交叉したそこそこの関係をつくることが必要。社会参加の生きがいも必要だし、だからといって押し付けない関係が必要。(女性、60代、その他)

一番は自身の健康つくりが基本だと思う。重い病気にならない「健康管理意識」を育てる。若いころから生活習慣病にならない体つくりを意識するため、学校教育や地域での移動健康教室の開催とやりっぱなしにしないで、継続的にフォロー体制と住民自助を育てる。また精神的健康も大事で、「孤独にならない。しない」意識が地域でも必要。閉じこもり家庭への根気ある声掛け等行う。(女性、60代、福祉サービス提供事業従事者)

3仕組みに関すること
「4人に一人が65歳以上時代」が確実にくるので、座していないで今から「自助、共助」の準備が必要と考えます。まだ元気なシニアを「公助」である都が、人材育成・地域拠点を今から計画的に整備していくことです。残念ながら、都民は受け身であるので、仕組みを作り、PRし参加を促し、体制を作り維持、発展させる必要があります。そうすると、社会資源の3要素である、人、もの、金のうち、人は高齢者を中心に都民が担い、ものは施設や移動手段を行政である都が、金は企業が分担する都独自の先進的な制度を作れ、高齢者が元気にいきいきと自尊心を持ち、自立に近い形で暮らせる社会が実現できると考えます。(男性、60代、自営業)

社会全体で高齢者を支えるシステムを再構築する。また、高齢者も積極的にその能力と経験を活かしていく必要がある。民間企業も、公的団体も積極的な雇用を促進する。うたい文句だけでなく、しっかりとした取り組みを行い、それを具体的に見えるようにする。シニアの海外ボランティア派遣や震災復興にかかる相談業務、障害者や高齢者施設でスタッフとして働くなど、高齢者の目線を活かせる仕込み作りが必要だと思う。(男性、60代、福祉サービス提供事業従事者)

高齢者も社会参加できるような仕組みと、心身ともに健康な高齢者になるための対策が必要だと思う。高齢者や超高齢者のできることを増やすためにも、教育や育児の場面にも引っ張り出すのがいいと思う。若い親、幼児、子供、若者、障害者などは、人生の先輩である高齢者が関わって欲しい。(女性、40代、会社員)

街や心のバリアフリーが必要です。街のバリアフリーは段差をなくす、階段にエレベーターやエスカレーターをつける、イスなど休める場所を増やすなど。心のバリアフリーは、今は核家族の家が多いので、子どもが高齢者と普通に自然に接することができる環境作りなどがいいと思います。(女性、40代、主婦)

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